2018年05月22日

どうするか…?

 知人から、「友人がスチールギターを欲しがっているので、もしその気があったら譲ってもらえませんか?」とメールが入った。

 「ほー、今どきスチールギターを欲しがる者がいるとは、希少動物だな」と感心した。

 知人とは長い付き合いだ。サラリーマンだったが、大の音楽好き。特にジャズ狂いだったので、話が合った。
 
 彼の妻はクラシック音楽に造詣が深かったが、残念ながら数年前にガンで亡くなった。

 彼に感心したのは、奥さんが闘病生活に入ってからだ。「彼女を支えたい。最後まで力になりたい」と、それまで勤めていた会社をスパッと辞めたのだ。それなりの地位に就いていたし、定年まではまだ数年あった。

 退職金と一部支給され始めた年金でやり繰りすることになった。「経済的に大変になるのでは…」と心配したが、「無駄な出費を抑えればなんとかなるもんだよ。今までが使い過ぎたんだね」と笑っていた。

 彼女は入退院を繰り返した。入院中、彼は毎日病院通いして身の回りの世話をした。それが日課になった。退院して自宅療養が始まると、食事の世話から洗濯、掃除、買い物等、全て引き受けた。

 正直、私には真似出来ない。そう言えば、妻も二度ほど入院したことがあるけど、20日間中、2,3回しか見舞いに行かなかったなあ(笑)。遠いこともあったけど。

 彼女の闘病生活は約3年続いた。その間、彼の強い意志が揺らぐことはなく、最後まで全うした。やはり奥さんに対する深い愛情があったからこそで、これがたぬきさんだったらこうはいかない。間違いなく家族崩壊の道を辿る。

 葬儀では、彼の表情に悲嘆さはなく、むしろ清々しい印象を与えていた。「やるべきことはやった」という満足感があったのだろう。

 そんな彼から今回のメール。

 大分前に、「またスチールギターの練習を始めたよ」と漏らしたことはあったので、私に問い合わせれば、何か情報を持ってるだろうと考えたのだろう。

 彼の友人は楽器店をいくつか回ったらしい。しかしほとんどの店に置いてなく、あっても一台か二台では選びようがないと嘆いているそうだ。ちゃんとしたものが欲しいらしい。

 私の所有しているスチールギターを話したら、「(恐れ多いが)見せて欲しい」と熱望しているとか。
 
 ま、見せるくらいはタダだから構わない。近々予定を付けることにした。

 現在、私の手元には三台ある。しかし、いつまでもこれらを持ち続けることはできないだろう。いずれ処分する時期がくる。取り敢えず一台だけでも売ってしまおうか、とも考えている。

 が、これも相手次第だ。熱意が感じられれば譲ってもいいかな。熱意といっても、「100万円出しますから譲ってください」くらいの熱意は欲しい。その言葉が出た途端、「よし、売った!持ってけ、ドロボー!」と、即売する(笑)。

posted by Boo! at 22:59| 東京 ☀| Comment(3) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月15日

家電

 我家の家電のほとんどは、家を建て替えた後に購入した。

 一般的にそうだろうけど、家が新しくなると家電や家具も新しく揃えたくなる。だからと言って、片っ端から買い替えていたら、お金は羽が生えたように飛んで行く。懐具合と相談しながら計画的に買わないと、破産老人に向かうことになる。いや私の場合は有り余っているので心配ご無用です(?)。しかしたぬきさんや阿羅漢さんをご覧なさい。今や模範的な破産老人です。あー、カーソー!(あー、可哀想!)

 余りにも悲惨なので、今年、二人に100万円づつの小遣いを渡した。スーパーのチラシ広告の紙の裏に、「¥1,000,000」と書いただけですが、涙を流して喜んでいた。

 18年前は真新しかったが、どの家電も古くなった。しかしどれも故障らしい故障がなく、いまだ問題なく稼動している。さすが日本製と言える品質、耐久性の高さだ。

 だが古さを感じるし、なにより今の省エネ家電とは大きな開きがある。それに年齢を考えると、買い替えるタイミングは今がギリギリだ。

 そこで2年前に、エアコン4台の内、2台を取り替え、つい先日はもう1台を交換した。使う部屋の頻度によって買い替え優先順を決めた。残りの1台はほとんど使わない部屋なのでどうするか迷っている。新しいエアコンは快適で、これから向かう梅雨時、真夏の暑さが待ち遠しい(笑)。
 
 テレビも替えた。古いテレビは40インチだったが、18年前は約40万円もした。当時、「1インチ一万円を切ったら買い時」と言われ、そのタイミングを待つように買った。だが今や一万円どころか、「1インチ2,000円や3,000円」といった低価格だ。画面は美しく、機能にこだわりが無ければ本当に安く買える。

 私はどうせ買い換えるなら55インチ型が欲しかったが、妻が「他の家具を邪魔する」と主張するので、仕方なく49インチで妥協した。古い40型と本体サイズはほぼ同じだ。しかし本体丸ごとディスプレイみたいなデザインなので、画面はやはり大きくなった。

 鮮やかな美しい画面で、18年間の技術進化を実感する。機能も満載だ。テレビとは言えWiFi接続できるので、インターネット動画閲覧できるし、キャスト機能がついているのでスマホやタブレット画面を大型画面で観ることができる。他にも面白そうな機能があり、むしろ使いこなすのが大変だ(笑)。

 残るは冷蔵庫と洗濯機かな。こちらは妻の強い要望だ。何とか1年以内に検討したい。


posted by Boo! at 23:38| 東京 ☀| Comment(7) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月07日

残念!

 世界的ギター・メーカーである「米ギブソン社」が破綻するというニュースを知って驚いた。

 今の若い方たちがどう思っているのか知らないけど、我々世代、特に60代以上の音楽ファンにとっては憧れのブランドだった。

 かつてのハワイアンバンド全盛時代、スチールギターはフェンダー(アンプもフェンダー)、ウクレレはマーチン、ギターはギブソンを持つのが夢だった。

 「三種の神器」みたいなもので、欲しくても簡単に買えるようなものではなかった。なにしろ高かった。カマカはマーチンに比べると評価が低く、「マーチンは買えないからカマカにしよう」程度の存在だった。今とエライ違いだ。

 スチールギターやギター、アンプも同様、とてもじゃないが学生が買える価格ではない。

 銀座タクトに出演するプレーヤー達は、皆当たり前のようにこれら高価な楽器を持って演奏していたものだ。国産の楽器を弾くプレーヤーなんていなかったと思うくらいだ。海外製楽器を持つことが一流プレーヤーの証と考えて、彼らは無理して手に入れていたのかなと、今では想像がつく。

 学生バンド仲間に器用な奴がいて、「Fender」や「Gibson」のロゴマークを型取りし、それを本物らしく仕上げ、アンプやスチールギター本体に貼り付けた。

 実物は「TEISCO」や「GUYATONE」だ(笑)。ちょっと遠くから眺めると、それらしく見えるから、事情を知らぬ他の学生バンドから、「お、スゲー!フェンダーだ」と羨ましがられたことが何度もあった。その都度種明かししてやると、「俺たちもやろう」と興奮していた(笑)。

 かように、我々学生にとっては特別なブランドであり、手を出したくとも出せない垂涎の的だった。

 現在のようにちょっと手を伸ばせば簡単に買える時代になったことは羨ましい反面、憧れの存在ではなくなってしまった感がある。

 Gibsonの破綻は音響関係に手を出したことが原因らしく、これからは楽器製造に専念するとか。つまりは原点に戻るのだろう。

 まだまだ世界中にはGibsonファンが多い。これからも新しいギターを作り続けてくれることはファンにとっては有り難いでしょう。

 因みに、私は今もってGibson製は一つもありません。スチールギターの練習を再開した頃、Wネックのスチールギターを譲ってくれる話がありましたが、程度が余り良くなく、しかも吹っかけてきたような値段だったので、断ったいきさつがありました(怒)。

posted by Boo! at 21:54| 東京 ☔| Comment(7) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年05月01日

はや、5月!

 これから暫くの間、気持ちの良い気候が続きますね。

 暖かくなると、いつの間にか雑草が目立ち始め、梅雨入り近くになると手をつけられないほど、伸び放題になる。そこで連休中は草取りすることにした。と言っても、一度に全部やろうとするとギックリ腰になりかねないから、3,4回に分けた。今日は二回目で、やっと半分近くまで刈り取った。

 伸びた雑草をほとんど放置したままのお宅が近くに何軒かある。酷い家になると、まるで廃屋のようだ。しかし住んでいる。足元が雑草に覆われ、他人事ながら「歩きにくいだろうに」と思ってしまう。

 なにより防犯上問題があるだろうし、隣家にとっては迷惑だ。もう移転したけど、何年か前まではお隣の雑草に悩まされた。特に蔦類の草がひどく、フェンスを乗り越え、我が豪庭にまで侵入してくる。さらには樹木にまで巻き付き、その都度切るのだけど、根までは切れないから、やがて再び侵入してくるのだ。2,3回は「切ってください」と低姿勢でお願いしたけど、申し訳程度しか切らない。そしてまた放置状態が続く。つまりはだらしのない方だったのだろう。引っ越してくれたからよかったものの、途中であきらめた。現在のお隣はちゃんとした方で、いつも綺麗にしている。むしろこちらが恥ずかしくなる(笑)。

 雑草が家の周囲にはびこると、どうしても土がジメジメしてきて、建物にも余り良いとは言えない。しなくても良いのなら、放置したいくらいだけど、見苦しくなるのもイヤなので、ま、年に2回ほど、最低限の草取りをしているのです。

 3時間ほど草取りした後、最近ほとんどしまいっぱなしになっていたダブルのスチールギターを出した。

 普段使っているスチールギターの弦が大分傷み、張替える必要があるのだけど、面倒臭いのと、買いに行く時間もないので、他のスチールで間にあわせることにした。

 こちらは確か2年くらい前に弦交換し、そのままケースに保管した。出してみると、錆は全くなく、新品のような輝きを出していた。使ってなかったのだから当然か。

 音も問題ない。よい音だ。しかし弾き手の腕が悪いから、宝の持ち腐れとも言える(恥)。

 カラオケで何曲か弾いたが、今ひとつ調子が出ない。それもそのはず、今年になって何回弾いたか、という体たらくだから、練習不足がありありだ。まずいなあ。

 カラオケ制作も中断している。この連休中はせめて2曲くらいは作りたい。しかし、ソフトの使い方を忘れてしまったような気がする。ダメっすねえ。


posted by Boo! at 23:03| 東京 ☀| Comment(2) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月26日

運転免許証更新

 今月は免許証の更新月だ。昨年11月だったか、「高齢者講習のお知らせ」なる案内状が届いた。高齢者の自覚がまだない私は、「一体誰宛てに来たんだ?」と、訝しんだ。

 最近老けてきた妻宛てに違いないと気を利かせ、「お前さんらしい」と渡してやると、「なんで私なのよ!」と、目を吊り上げていた。彼女も自覚に欠けるようだ(笑)。

 高齢者による事故が多いからこのような制度を設けたのだろうが、いま一つ腑に落ちない。しかし講習を受けないと更新の手続きが出来ないと言う。

 誕生日まで半年ほど余裕があるので、「年が明けたらで良いだろう」と、ノンビリ構えた。所が今年になって、いざ申し込みに近くの教習所に出向くと、「4月半ばまでは予約で埋まってます」と言われ、驚いた。まごまごしたら更新期間を過ぎてしまう。その時点で予約できる一番早い日に何とか滑り込ませたが、それが昨日だった。

 指定された時間に行き、受付を済ませると、小さな部屋に案内された。いかにも高齢者の方たちが既に席に座っていた。
 
 如何に高齢者による事故が多いかの話を中心に、クドクドとした講習が始まった。実際の映像、これは高速道路を逆走する車を捉えたものだけど、これには鳥肌が立った。本人には逆走している意識が無かったと言うから、恐ろしい。

 約40分の講習が終わると眼の検査だ。普通の視力検査の他に、動体視力、夜間視力、視野検査が加わった。いずれも私は問題なかった。特に視力は「1.5」と出て、自分でもびっくりした。ま、1.0以上は自信があったけど…。しかし他の方たちの多くは問題があったようだ。

 そしていよいよ実車による運転走行だ。毎日のように運転しているから、それなりに自信があるとは言え、テストされるとなると少々緊張する(笑)。しかし合否判定はない。単に走るだけだ。

 3人の名前が呼ばれ、一台の車に乗った。私と同乗した他のお二方は女性だ。この日、私を含め9名が講習を受けたが、内二名が女性だった。やはり色男にはどうしても女性がつくなあ(笑)。

 女性から運転が始まった。指導員の指示に従い、左折や右折、クランク、S字カーブ、そして車庫入れなど、教習所で習った当時を思い出した。

 緊張しているのか、女性のハンドルさばきが硬い。シートベルトをしないまま発車したり、「右折して」の指示なのに左折する、クランクでは脱輪、車庫入れではどこかを擦る。検定試験だったら一発で中止、不合格だ。

 もう一人の女性も似たり寄ったりで、途中から右車線を走り、「おいおい、逆走じゃん」と声を上げそうになった。指導員に「左車線を走って下さい」と注意されるまで修正しなかった。

 私ですか?当然問題ありません。指導員から「教官になりませんか」と誘われたほどです…ウソつくな?


 それにしても、あのような運転を見せられると、「高齢者講習もやむなし」と思ってしまう。

 さらに気を引き締めて、慎重な運転を心がけよう。


 そして今日、朝一番に警察署に行き、更新手続きを終えた。3年後の更新はあるのだろうか?
 
posted by Boo! at 22:53| 東京 ☀| Comment(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年04月18日

久しぶりに興奮!

 最近は感動したり興奮したりすることが少なくなった。「歳のせい」と言ってしまえばそれまでだけど、それだけではないような気もしないではない。

 ろくでも無いニュースばかり続くので、驚かない鈍感さが体に染み付いてしまったのかもしれない。とりわけ今の政治状況はなんとかならないものか!余りにもレベルが低すぎて、日本は世界からどんどん取り残されるのでは、と危惧感を抱いてしまう。政治家と官僚がグルになって日本を駄目にしているとしか思えない異常な状況だ。

 そんな閉塞感の中、昨日はお台場まで出かけた。仕事を休み、妻と2人でサーカスを観に行ったのだ。

 サーカスなんていつ以来だろう?

 小学生の頃、当時住んでいた周辺には広い空き地があり、そこで毎年のように色々な興行が入れ替わり立ち替わり行われた。戦後の貧しさがまだ残っていた時代で、娯楽も少なかった。食べることに必死だっただろうが、それでも楽しみを見つける余裕を失わなかったのは、日本人の特性だろうか?

 お化け屋敷、女相撲、旅芸人一座、曲芸、あるいはクジラの展示もあった(物凄い悪臭だった)。大きなテントを張るので、外からは覗けないけど、いつも沢山の客を集めていた。

 一度、サーカスの団体がやってきた。半月くらい滞在して、毎日興行した。今から思えば大した規模ではなかったが、人間ワザとは思えない軽業には子供心にも興奮したものだ。

 2ヶ月ほど前、妻が「これ行かない?」とパンフレットを差し出した。「なんだ、サーカスかい」と余り気乗りしなかった。しかし良く調べると、これは世界的にも評価の高いサーカス団体であることが分かった。チケット料金も結構な高さだ(12,500円)。

 「行ってみるか」と言うと、早速彼女は手配した。こういう時の彼女は素早い(笑)。

 お台場も久しぶりだ。一体どこの国かと思うほど、すっかり景色が変わったのには驚いた。会場に近づくと巨大なテントが目に入った。入り口の上には「Kurios」の文字がある。これは作品のタイトル名のようで、演じる団体は「シルク・ドゥ・ソレイユ」だ。


キュリオス.jpg

 1984年に設立されて以来、6大陸、450都市以上巡演し、世界中で1億8千万人以上の観客を集めたと言うから凄い。

 その評判に違わず、確かに素晴らしかった。何よりも、大きな空間と高さ、舞台のスケール…これだけでも圧倒される。そして肝心のパフォーマンスと、どれをとっても魅了される連続だった。

 ここで演技を説明してもその素晴らしさは伝わらない。生を観てもらうしかない。構成もよく考えられていて、観客を飽きさせない。音楽も良かったし、それを生かすPAもさすがだ。

 間に30分の休憩を挟んで、2ステージ。後半ステージの終盤に入ると、すっかり舞台に惹き込まれた観客を巻き込み、まさに興奮の坩堝と化した。

 私も久しぶりに楽しめた。客をトコトン愉しませる術は見事なものだ。

 家族や仲間と来た方たちは、きっと色々な場面を思い出しながら、話が盛り上がるでしょう。

 6月3日まで公演が続きますが、一度観る価値はあると思います。
posted by Boo! at 22:33| 東京 ☀| Comment(5) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする