2017年02月10日

ヘッドフォン

 イヤフォンにしろ、ヘッドフォンにしろ、気にいるものを見つけるのはなかなか難しいと思う。

 「良さそう」と思って購入したものの、期待外れだったりすることもある。我慢できる程度ならいいけど、そうでなければ、良くて引き出しの中に放置状態、最悪ゴミ化することも珍しくない。これまで幾つ無駄にしたことだろう(悲)。

 以前紹介したことがあるso製のイヤフォンは今でも使っている数少ない例だ。価格と音の良さのバランスが取れていて、普段使用ならこれで十分だ。コードが絡みにくいことも良かったが、さすがに最近はそうとも言えず、絡むことがある。良く使うので、コードが疲労したのかもしれない。それでも、普通のコードよりはまだマシだ。

 問題はヘッドフォンだ。現在手元には3台ある。

 @は音質重視したこともあって、30,000円近くした。オーディオ・アンプに接続する。Aは楽器の練習用で、ミキサーやレコーダーに接続。BはPCで音源の編集用として使っている。

 @はat製。低音が豊かで、音の拡がりも良い。贅沢な気分になる。しかし本体が重いこと、気密性が高いため耳が蒸れやすい。夏など、汗びっしょりになるから、長時間は使えない。惜しい点だ。

 Aはpi製。これはお買い得だった。確か3,000円未満だった。練習用だから、あまり高音質にはこだわらなかった。気に入った点は、軽いこと。装着感が良く、長時間使い続けても疲れにくい。ドライバーが大きめなので、低音はたっぷりだ。しかし、高音はあまり綺麗ではない。価格を考えると、これ以上は求めない。

 Bはpa製。これが一番の問題児だ(悲)。デザインが気に入り、価格もそこそこ。ちょっと期待したけど、まるで外れた。低音が足りないので、全体痩せた貧弱なサウンド。我慢できないのは、装着感の悪さだ。側圧が強いらしく、耳朶がすぐに痛くなる。本体が軽いにも拘わらずだ。それでもネットでは、「素晴らしい。お買い得」なんていう評価もあるのだから、理解できない。ま、人それぞれか…。

 @とAはともかく、Bはもう我慢出来なくなったので、買い替えることにした。

 前から気になっていたelecom製品。PCパーツ・メーカーとしては有名だけど、音響分野としてはどうなのか…? しかし巷では評価が高い。

 ネットでは9,000円前後(当時)の販売価格。定価は15,100円らしいから、随分安くなっている。9,000円で本当に良い音なら御の字だ。ただ、ネットでは実際に手に取って確かめることができない。本当は音も確かめたいくらいだ。ここがネット購入の弱点だなあ。

 近隣の大型家電店とPCショップをハシゴした。すると一店舗に現物が展示されていて、しかも試聴できる。自前のiPodを取り出し、装着した。本体は大き過ぎず、小さ過ぎず、丁度よい。軽くて、耳パッドはフワッと柔らかい。側圧も適度で、しばらくかけても不快感はない。

 肝心の音は、期待以上。特に抑制の効いた低音が心地良い。低音が不足すると貧弱な音になるけど、逆に効きすぎても不快になる。細かいニュアンスを消してしまう。Wベースのピチカートは弾むようだし、ピアノの音が美しく響く。ドラムのシンバルは切れがあり、透明感もある。

「即、買いだ」と財布を出そうとしたが、慌てる乞食に…なんとやら、抑えた。

 2,3日後、ネットで再チェックした。なんと8,000円以下に値下がりしていた。どうやらこの製品、製造終了したことで、販売店が在庫処分に向かっているらしい。「こりゃいい」と様子見することにした。案の定、間もなく7,000円を切った。

しかもその後、試聴した店に行くと、ビックリ。6,000円の値札に替わっていたのだ。ネット購入よりも安い。やはり在庫処分ということで、二台限りと言う。

 迷わず購入した。しかも在庫の二台全て買い占めてしまった(笑)。外出用にも使えると思った。

 これだけの高性能で6,000円はあり得ない。しかもハイレゾ対応だ。凄く得した気分だ。

elecom.jpg

 つくづく思うのは、ヘッドフォンはまずフィット感を第一にしたほうがよい。音が最も大事だとは思うけど、フィット感が悪かったら、全てが台無しになる。

 面白いことに、最近値上がりしているのだ。評判が良いし、しかも在庫分しかないことで、慌てて購入する方が増えているようだ。
posted by Boo! at 22:28| 東京 ☀| Comment(2) | 元ラジオ少年のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする