2017年05月27日

静観?

 阿羅漢さんから出演を誘われていた秋田でのライブ、心苦しくも(?)お断りした。正直、かなり迷った。

 ライブはともかく、秋田には行きたいからだ。しかしつい先日、秋田に行ったばかりだし、夏にも予定がある。

 この間行ったのは、昨年亡くなった従兄の一周忌のためだった。早いもので、あっという間の一年だった。親類が多いとは言え、上の代がどんどん亡くなり、代替わりが急速に進んでいる。その為、これからは秋田に行く機会が増えることは間違いない。

 亡くなった従兄はとにかくマメで、人付き合いの広い人だった。機会あるごとに、近隣だけでなく、村中の人たちを自宅に呼んでは酒盛りをした。人々を楽しませ、喜んでもらうことに一生を捧げた人生だったように思う。

 長男が結婚した時も大変な騒ぎだった。式・披露宴だけでは飽き足らず、自宅に場所を移しての盛大な宴会となった。農家だから家は大きい。仕切りとなっている襖を全部外し大広間にすると40畳くらいになった。披露宴から流れて来た人だけでなく、村人たちも次から次にお祝いにやって来た。みんな一升瓶を下げてくるのが可笑しかった。

 宴会が最高潮を迎えると、いつ呼んだのか、民謡歌手、剣劇役者などが加わり、更に盛り上がる。皆一斉に声を張り上げ、手拍子を打ち、中には一緒に踊り出す。正に狂喜乱舞、興奮の坩堝状態になった。これらお膳立ては、勿論従兄の気配りだ。喜んでもらえることにはお金を惜しまなかった。

 こんな人柄だったから、葬儀には多くの方々が参列し、悲しんだ。しかし後を継いだ長男になるとガラリと雰囲気が変わってしまった。父親とはまるで正反対で、人付き合いが狭い。親父の姿を見ていて、真似したくなかったのかもしれない(笑)。

 他のいとこ達も、「寂しくなったよ」と言う。すぐ隣に住むいとこは、以前は毎朝上がり込んでは、従兄とおしゃべりするのが楽しみだった。しかし、従兄亡き後は、一度も顔を出してないそうだ。気軽に立ち寄れなくなったらしい。「随分、極端だなあ」と驚いた。毎日のように入れ替わり立ち替わり、人が訪れていた家が、今では見る影もないほどひっそりしていると聞くと、従兄の人を惹き付ける力が如何に大きかったか、思い知らされる。

 とは言え、これからは継いだ息子の時代だ。余計な口出しはせず、静かに見守りたい。

 話しは変わりますが、阿羅漢さんが地元にスチールギター愛好会なるものを立ち上げるそうだ。すでに何人かの候補者がいるらしい。阿羅漢さんは、阿羅漢工房として楽器の修理に携わり、着実な評価を得ている。もっとも、自分の楽器しか直してないから、第三者の評価はどうなのか、分からない(笑)。

 そうやって、繋がりを広げて行く姿勢には学ぶべき所が多い。私なんか、オフ会だけで満足してしまって、それ以上広げる努力を怠っている。見習わないと?

posted by Boo! at 22:00| 東京 ☁| Comment(6) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする