2008年06月18日

スチールギター再挑戦-そのきっかけから現在まで 28

 ピックは指の腹にピッタリ合わせるように、深く曲げるらしいことに気づかされた。そこで、早速、実践してみた。

 指の側面を横から眺め、ピックの角度が指に合っているか確認しながら少しづつ曲げた。大体の所で納得して指からピックをはづしてみると、かなり曲げられた状態になっており、「こんなんで、弾けるのかなあ?」と、疑心暗鬼だった。ほぼ、直角に近い。

 そして、いざ弾いてみると、何と弾きにくいことか! 今まで、垂直に近かったものを、直角に曲げたのだから、当然とはいえる。弦をピックしても、当たる感触がなく、つるつる滑るような感じだった。

 また、曲げたことで、ピックと弦の距離感が変わってしまい、空振りするような違和感。実際、空振りしやすくなった。ほんのコンマ・ミリの違いだと思うのだが、その差が大きく影響するのだ。

 とにかく、この感覚に慣れるしか方法はない。

 しばらく我慢して練習していると、それなりには慣れてきた。慣れるにしたっがて、ピックを曲げたことによるメリットが、段々、分ってきた。

 曲げないで弾いていた時は、強くピックすると、どうしても汚い音になった。それが嫌で、つい、タッチを弱くした。すると、音が痩せてしまう。しかし、曲げたことで、強くピックしても音色が余り変わらず、かえって、腰のある太い音になる。

 また、3本の弦を同時にピックする和音奏法でも音の粒を揃えやすくなり、厚いハーモニーが出るようになった。ほとんど指と同じ曲がり方なので、弦をはじくというよりも、弦を掴むといったほうが正しい。ピックをつけない指で、弦を掴む感覚とほとんど同じだ。試しにどうぞ。

 3本の弦を同時にピックすることは、意外に難しい。指同士が邪魔しあうので、つい、引っ掛けやすいからだ。これを防ぐには、指、手の形が大切だ。

 それは、親、人、中指のピックを出来るだけ弦に直角に当てるようにすることだ。そうすると、必然的に、親指を外に大きく広げる形になる。弦と平行になるくらい広げる。こうすれば、指同士が干渉し合わない。

 この指(手)のフォームは本当に重要だと思う。出来る限り、理想の形を維持できるように、練習して指に覚えこませるしかないだろう。形が固まらないと、弾くたびにフォームが変わり、ミス・ピッキングしやすくなると思うからだ。

 それ故、私はいつまでもミスばかりしている(泣!)。
posted by Boo! at 22:29| 東京 ☀| Comment(9) | 過去日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
フィンガーピックの曲げ方には私も苦労しています。
ぴったりしたと思って弾いていると時間がたつと若干のぶれが生じることがあります。
・・・・なんちゃってまだうまくできもしないのに・・・・。

サムピックもそうです。
指が細いものですからぴったりくるものがなかなかなくて何個買ったか・・・。
Posted by たぬき at 2008年06月18日 23:14
たぬきさん

 指の太い方には、我々のように細い指を持つ者の悩みは分らないかも。

 乾燥しやすい冬季は特に困ります。サムピックなんか、弾いている途中にクルッと回ったりして。
Posted by Boo! at 2008年06月19日 00:56
サムピックは緩めときつめと2つ用意してます。汗かくときつめでないとクルッと回ります。
Posted by paul at 2008年06月19日 08:29
paulさん

>サムピックは緩めときつめと2つ用意

 さすがセミ・プロです。そうか、そういう手があったか! 貧乏人ですから、二つも用意できません(笑)。
Posted by Boo! at 2008年06月19日 21:44
初めて書き込みさせて頂きます。
いつも楽しく拝見させて頂いており、
特にこのスチールギター再挑戦は毎回楽しみにして読んでおります。
私、ペダルスチールギター(カントリーが主ですが、ハワイアンもいつか挑戦したいと思っております)をはじめて4年なのですが、今回のフィンガーピックの曲げ方、弦に対して直角にあて、親指も大きく広げて弾くということにようやく辿り付いたのはこの1年ほどの事です。周りにスチール奏者が居らずBoo!さんの今回の記事でやっぱりそうなのだなぁ!と再確認でき嬉しかったので書き込ませて頂きました。
いつもBoo!さんの丁寧な説明に何度も教授いただいており、
これからの続編も楽しみにしております。
突然の書き込み失礼しました。

Posted by banana at 2008年06月20日 20:12
bananaさん

 書き込み、有難うございます。新しい方にコメントを頂くと、本当に嬉しいものです。

 ペダルをされるのですか? いつもコメントをお寄せいただく方の中にも、ペダル奏者がおります。私はペダルについては全く無知ですから、この方々と情報交換されたら如何でしょうか?「たぬきさん」と「tadaさん」です。コメントで呼びかければ、すぐに反応があるとおもいますよ。ヒマそうですから(笑)。

 昔と違って、スチールギターに関する情報が少ないですから、現在新しく挑戦する方は大変だとおもいます。bananaさんは以前にご経験がおありだったのでしょうか?

 ペダルは和音奏法が主体でしょうから、指の開きは特に重要と思います。映像などで確認すると、親指の腹が完全に正面を向いています。 ご自分で気がつかれたことは、立派です。試行錯誤することがいかに大事かということでしょう。

 私もアマチュアにすぎません。能書きばかりで本当は恥ずかしいのです。でも、自分で苦労したこと、納得したこと、分らなかったことなどを思い出しながら書く事によって、反省材料にしていますし、同好の方々とそういう気持ちを分かち合いたいのです。苦労する所は、大体、共通するようです。
Posted by Boo! at 2008年06月20日 21:00
bananaさん;ペダルをやっている<ヒマそうですから>といわれたたぬきです。
(けっしてヒマではありません!)

大学時代にハワイアン(2年生になってからはジャズの曲ばかりでしたが)をやっていまして再開して1年がすぎました。

カントリーのE9にはどうも馴染めなくて自己流でC6でやっています。

いつかお会いしたいですね。
Posted by たぬき at 2008年06月20日 21:29
bananaさん

ペダルの仲間がふえて情報交換ができるのは嬉しい限りです。 私も、たぬきさんと同じでC6チューニングがメインで弾いております。ハワイアンのスチーラーはE9が苦手のかたが多いようですね 
Posted by tada at 2008年06月20日 22:39
Boo!さん
お返事ありがとうございます。
スチールギター経験ありませんでした、というより楽器の経験はほとんどありませんでしたので素人から始めております。またこれで親指への意識を高めて練習できますのでとてもよい機会です。
お忙しいでしょうが、続編楽しみにしております。

たぬきさん、tadaさん
コメントありがとうございます。
現在使っているのがダブルネックですのでC6も張ってあるのですが、まだ何のことやらさっぱり...?です。ハワイアンをやられるというだけで凄いなあと思ってしまいます。
まだバッキーさん、オッパチさん、Jerry Byrdしか聴いておりませんが、やはり響きの美しさ、素晴らしさはカントリーにないものを感じます。まずはリスナーとして楽しんでいきたいと思っております。
Posted by banana at 2008年06月21日 12:28
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。