2008年07月15日

スチールギター再挑戦-そのきっかけから現在まで 30

 練習する上では、特にアンプなどなくとも支障はなかった。生の音でも充分だった。しかし、音のニュアンスや音色を考えようとすると、アンプの必要性を感じた。

 学生時代のように、あちこちから依頼されて(・・結構、売れっ子だったのです、本当に)弾くような機会など、今も将来もあるわけないので、練習でそこそこに使えるアンプで充分と考えた。とは言っても、数千円程度で買えるような小型アンプではすぐに飽きるに違いないし、やはり、ある程度の音の良さは求めたかった。

 ある日、新しい弦を買いに、ペダルスチール・メーカーの**工房に寄った。そこは、狭いながらもスタジオ・ルームを完備しており、何台かのアンプや機材が揃っていた。

 この日の目的は、弦の購入だけではなかった。練習で使っていたオンボロのテスコ・ダブルにもさすがに限界を感じていたので、中古でよいから、格安出物のスチールギターはないか、相談したかったのだ。

 社長でもある親父さんが、「最近、程度のよいものが入りましたよ」と言いながら、奥から大きなケースを運んできた。隣のスタジオ・ルームに運び込み、セットした。

 それはここの工房製作のもので、ノン・ペダルのダブル・ネックだった。ペダルは考慮に入れてなかったから、私の要望にも合う。アンプにつなぎ、音を出してみた。

 目の覚めるようなクリアな音で驚いた。和音も綺麗に響き、「これは楽器が良いのか、アンプのせいなのか?」と、まだスチールギター再挑戦一年足らずの初心者としては、判断に迷った。

 親父さんも、「他人が弾く音を聴くと、ウチのスチールギターは良い音がするなあ・・・」と、私の腕よりも、そこの工房製作の楽器を礼賛していた(笑)。悔しいから、私もそれに対しては答えず、「このアンプ、良い音がしますね!」とつぶやくと、「はい、結構評判がいいですよ」と同感した。アンプに目をやると、「Peavey」の文字が読めた。

 しばらくの間、適当に弾いていると、無性にこのダブルが欲しくなってきた。もうアンプのことなど、どこかに行ってしまった。

 「これは幾らくらいで売りに出す予定ですか?」と問うと、しばらく考え込んでいたが、「ちゃんと整備し直してから手渡しますから、**万円くらいにはなりますね」と云った。

 「ひえーっ!高い!」「そんな大金、どこから捻り出せるか?」

 これでは当分無理だとあきらめ、再び、アンプに気持ちを移した。確かに、このアンプ、澄んだ良い音だ。馬力もありそうだし、大きさも、まあまあ適正だ。名前と型番をメモした。

 「Peavey Bandit 112」とあった。
posted by Boo! at 21:24| 東京 🌁| Comment(2) | 過去日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

Boo!様

>「Peavey Bandit 112」とあった。・・・この前のエフェクターを通すかどうかの件ですが、

アンプ側の設定は同じでの結果は、
「別物の音になりますね」
エフェクターを通さないない場合
@乾いた音の感じで高域の「ピーン」という音が気になります
A低音が出ない、伸びない

通した場合
@音に丸みと深みが出ます
A低音が太く、伸びます(いつまでも響いている感じ)
B全体的に音が伸びて、余韻が出ます(バーを触れている間は音が伸びている)

この結果は、おそらく「’65deluxe-reverb」エフェクターの効果だと思います。

echo+’65エフェクター2個の追加費用がアンプ本体の購入価格の1.3倍程度でした。

でも、他のアンプの基準が分からないのが残念です。

人気のアンプがどんな音を出すのか聴き比べてみたいものです。


Posted by tony at 2008年07月16日 20:30
tonyさん

 貴重なご意見有難うございます。

 私はまだエフェクターを使っていないので、通した場合、どのような音に変化するのか、興味があります。その点で、tonyさんの意見は参考になります。

 スチールギターの特性によっても、アンプの評価はがらりと変わるでしょうから、難しいですね。低音が出ないことは、私も不満を持っておりました。エフェクターを使うことで、そのような結果が出るのであれば、購入を検討したいですね。
Posted by Boo! at 2008年07月16日 20:46
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