2009年02月17日

スチールギター再挑戦-そのきっかけから現在まで 41(完)

 Fenderの弦幅の狭さに、当初は戸惑ったものの、2,3ヶ月練習を続けるうちに、何とか慣れてきて、違和感が少なくなった。

 前に使っていた国産のスチールギターも、中々、良い音だったが、Stringmasterの音の伸びはやはり素晴らしい。和音を弾いても、一つ一つの音が鮮明で、余韻があり、深みのある音に聴こえた。これに腕が伴えば、言うことなしなのだが、世の中、甘くない(笑)。

 楽器をグレードアップしたものの、腕のほうは以前として未熟さを維持していた。音が良くなった分、上手くなったような錯覚を覚えたにすぎない(悲)。

 演奏の腕を上げる特別な方法などありはしない。毎日の地道な練習を重ねる以外にはないだろう。ただ、早道・遠回り、効率的・非効率的練習、有効な練習・無駄な練習、正しいトレーニング・誤ったトレーニングといった違いで、進歩する度合いが異なってくることはあるだろう。いまだ、私は暗中模索しているところだ。

 思えば、学生時代は学業そっちのけで、練習に没頭した。若かったから、幾ら頭脳明晰ではない私でも、記憶力も良かったし、練習をし続けるスタミナもあった。だから、一年も頑張れば、結構、弾けるようになったものだ。あの頃の1年は、現在の5年にも相当するだろう。いや、それ以上かもしれないなあ。

 一つのことを覚えるまで、時間がかかるようになったのに比べ、ちょっとサボると、折角覚えたことを簡単に忘れてしまう。困ったものだ。今や、忘れないために練習しているようなものだ。

 この先、年齢が進むにつれて、益々、物覚えが悪くなるだろうし、テクニックだって、身につけることが大変になるに違いない。

 だから、まだ辛うじて残っている(?)であろう、記憶力とスタミナを有効利用して、一曲でも多くコピーし、弾けるようにしたい。あわせて、テクニックを向上させる練習もする必要がある。今がギリギリの年齢だと思うから、何とかしないと・・・少々、焦るこの頃だ。

 若いときは、練習すればするほど、自分でも分かるくらい技術が向上したものだが、今や、遅々として進まない。それでも、「あきらめず、練習を続ければ、きっと向上する」と信じて、頑張るしかない。現在、30代から50代にかけての方、まだまだ大きく伸びる可能性大ですから、頑張って欲しいな。

 私の悩みは充分な練習時間がとれないことだ。これは、物理的なことだから、自分ではどうにもならない。学生時代の3時間以上の練習なんて、夢のまた夢だ。それでも、10分でも15分でも触れるようにはしている。全くゼロよりも、はるかに良い。次の練習時に感触が違うからだ。3日もサボったら、ボロボロになる。

 仕事を完全にリタイアするのはいつになるのか分らないが、リタイアした時点で、レバートリーを30曲以上(理想は50以上だが・・)は揃えておきたい。そうすれば、仕事をやめても、すぐに老人バンドが組める(笑)。はかない夢に終らないように頑張らねば・・・。

 このシリーズもいつの間にか41回を数える回数になった。どうも、私の記事は長めであり、回数も多くなる傾向があるようだ。上手に、簡潔に文章を書くことが下手なことが原因だ。41回目にして、やっと現在の状況に近いところまで話が進んだので、とりあえず、今回を持って終わりにしたい。

 本当はトリプル入手の話も書くつもりでしたが、この辺の話は別の記事として、いづれ書くつもりです。

 ダラダラとした話にお付き合い頂き、誠に有難うございました。さぞ、お疲れになったことでしょう(笑)。いや、書いた私本人が一番疲れたかも・・・。
posted by Boo! at 21:34| 東京 ☁| Comment(14) | 過去日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ほんとうに物覚えの悪いこと!!!
今日やっとできるようになったのに、明日になるとまた忘れている。
神童と呼ばれた頃があったのに(ウソ)!

1月のおじいちゃん・おばあちゃんバンでやった曲をもう忘れているのだから(泣)・・・。

まあ、ボケ防止と思ってがんばるしかないですね。

22日は高校の連中と一ヶ月ぶりの練習です。
新曲に取り組みます!
Posted by たぬき at 2009年02月17日 22:23
たぬきさん

 記憶力低下もそうですが、指の動きがすぐに硬くなりやすいことも原因でしょう。ほぐれてくるまで、時間がかかるのです。ほぐれてしまえば、もうこっちのもの、人呼んで「ジェリー・アーシー」といわれるくらいの演奏になります・・・(よく言うわ!)

 1曲覚えても、1曲忘れたらいつまでも増えません。永遠に増えません。今のうちに、記憶に留める努力をしましょう。

 新曲はなにをやるのですか? 余り、先を行かないでね。
Posted by Boo! at 2009年02月17日 23:07
新曲は内緒!
うそです。
メンバーのリクエストはSmoke Gets In Your Eyes,枯葉、幸せはここに、帰らざる河、バイ ミー、想いでのサンフランシスコなどなど、なんでもありの曲です。
Posted by たぬき at 2009年02月17日 23:16
完結ですか。一寸寂しい気がします。
スチールギター再挑戦〜進行中  とかまたシリーズ考えてください、楽しみにしてます。

仕事が超多忙の中、ネットで激安ワイゼンボーンタイプ買ってしまいました。4月には披露します。実はMATTさんのブログで紹介されていたので、欲しくなり、検索したところ、たまたまPU付きが新しく出たということで思わず注文してしまいました。
Posted by paul okubo at 2009年02月18日 09:03
たぬきさん


 懐かしい曲が多いですね。昔、私もパーティーなどで演奏したような曲も幾つか入っています。このような曲は、歌えるメンバーがいれば楽だし、助かるんですね。
Posted by Boo! at 2009年02月18日 22:37
paulさん

>一寸寂しい気がします

 本当にそう思っています? (疑り深いから・・・)  

 スチールギター再開のキッカケから始まってつい最近まで、話題はほとんど書きつくした感があります。これ以上続けても繰り返しになる恐れがありますし・・。

 また、「過去日記」のカテゴリに分類して書きましたから、あくまでも過去の話として終結させたかったこともあります。

 これから書くとしたら、現在進行の形で進めることになるでしょう。paulさんの提示されたタイトルも候補の一つとして考えます。

>ワイゼンボーンタイプ

 へー、そうなんですか。オークションにもよく出品されていますね?  本物ワイゼンボーンは大変高価ですが、音はどうですか? 
 チューニングはどうしますか? やはり、C6になりますかね。是非、弾かせてください。
Posted by Boo! at 2009年02月18日 23:00
思ってますよ。続編を期待してます。
後世にスチールを伝えるとか・・・

私のは高価なものではありません。F万でおつりがきます。
出荷はオープンGですが、C6にお願いして出荷してもらいました。
でもC6だと雰囲気が一寸違うのかなぁと思っています。それと弾き方も変えないといけないかとも思っています。
0フレットを使うこと、スライドをオーバーにする・・を今のところ考えています。

ソルフーピーのフラガールを弾いてみたいののですが・・C6ではどうかな?
Posted by paul okubo at 2009年02月19日 08:40
そうですか終わりましたか!。私がブログを読み始めたのは「スチールギターに初挑戦した頃43」が目に留まり、内容がタクトの話とかバッキーさんのコピーの話とか、全く私と同じ情況だったからでした。まさにmirror world の話として比較しながら楽しんでいましたが、そのうちにコメントしている「たぬき」さんが後輩であるとわかり、mirrorから real worldに引き戻され、皆さんとお会いできるようになりました。皆さんからの情報と影響で、最近は古くて新しいスチールの魅力にますます刺激を受けています。その意味からも「完」は良い映画を見た後の「後ろ髪を引かれるような」気持ちです。
Posted by きぃばつ at 2009年02月19日 16:05
paulさん

>オープンG

 なぜそんなチューニングで出荷するのでしょうね? スラック・キー・ギターなら分りますが・・・。

>ソルフーピーのフラガール

 ワイゼンボーンタイプもそうでしょうが、リゾネーターとかドブロといったスチールギターに合いそうですね。郷愁を誘うような音です。

>C6だと

 考え方を変えると面白い使い方ができそうです。6弦ですから、他のチューニングに変えやすいのでは?8弦では厳しいですが、6弦ならC6からB11やE13に変えることも難しくないからです。面倒は面倒ですが(笑)。
 J.バードがそんなことをやっていたような記憶があります。
Posted by Boo! at 2009年02月19日 21:20
きぃばつさん

>私がブログを読み始めたのは

 それが大きな間違いだったかも・・・(笑)。

 数あるブログの中から、たまたま当ブログを読んでくれたことで、色々な方々との繋がりができたわけで、不思議な世界ですね。

>「たぬき」さんが後輩

 ああ、あの不肖の後輩のことですか? 彼、まだ生きてますか・・・? 「殺すな!」の声が聞こえてきた(笑)。

 それも偶然ですね。普通は「あいつじゃないかな?」と思っても、なかなか判明しないものですが、あのように特異な性格ですから、すぐ分ったのでしょう(笑)。

>古くて新しいスチールの魅力にますます・・

 私も同様です。これも多くの方からの情報が刺激になっています。一つの型を一生追い求めることも素晴らしいし、多種多様な型を追求することも、新鮮な刺激になります。人それぞれ、自分にあった方法で楽しんでいけば良いと思います。

>「後ろ髪を引かれるような」

 有難うございます。たぬきさんは私の足を引っ張るんですよ! 先輩から厳重に注意してやって下さい。
 
Posted by Boo! at 2009年02月19日 21:42
Booさんの足なんか(汚くて?)ひっぱりませんよ。
仕事柄足に触りますが、人によります!
Posted by たぬき at 2009年02月19日 22:09
たぬきさん

>(汚くて?)

 そういえば、ここ10日間ほど洗っていないなあ(笑)。

>人によります

 若い女性ばかり、触ってはダメですよ。
Posted by Boo! at 2009年02月19日 23:56
えーーーっ 10日間!?
スチールギターの足ばかり磨いてないで、自分の足も洗ってください。
Posted by paul okubo at 2009年02月20日 08:23
paulさん

 なにを云ってるんですか! ちょっとオーバーに書いただけですよ。本当は、10日ではなく、9日です(笑)。

>スチールギターの足ばかり磨いてないで

 そっくりお返しします。私は足は磨きません。弦は磨きますが・・。
Posted by Boo! at 2009年02月20日 21:25
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