2009年05月18日

古PC処分! 38(完)

 私のお下がりを使っていた妻のPCが不調になったことで、やむなく、新しいPCに買い換えた。以来、快調に動いているので、彼女の機嫌も宜しい。

 不調になった古いPCをどうするか、悩んだ。さっさと処分すればいいのだろうが、私が精魂込めて(?)組み立てたPCだ。そう簡単に捨てることはできない。それに、結構、金もかかった。

 本体ケースだけでも4万円くらいした。当時はPCを自作するような物好きもあまりいなかったから種類も少なく、値段も高かったのだ。今なら、そのケース代で安いPCが買える時代だ。また、音の編集にこだわって、光入出力端子のついた音源ボードを取り付けたり、PCから直接FAX送受信できる通信ボードを装着してあった(これはなかなか便利だった)。

 中身を全部取っ払い、ケースだけ残すことも考えた。将来、再び組み立てたくなった時のためだ。しかし、正直、もう組み立てることは面倒くさくなってきたし、最近は製品を買ったほうが、安く手に入る。ここは思い切って、全て処分しようと決めた。

 ケースからマザーボードをはずし、CPU、メモリ、HDD、FDドライブ等々、それに各ボード類も取り出して、一つ一つ、ビニール袋に入れた。ケーブル類も束ねて一つにまとめた。そうやって分別し、近くのリサイクルショップに持ち込んだ。単に捨てるよりも、誰かが部品の有効利用でもしてくれたら、という期待感があった。

 店員は一つづつ袋から取り出して、チェックをした。使えそうなものと、ジャンク扱いとに分類しているようだった。やがて、「どれも相当に古いので、幾らにもなりませんが・・・」と申し訳なさそうに言った。

 そんなことは百も承知だ。お金のことよりも、無駄にしたくないという思いだけだったから、了解した。部品ごとに買取価格を記した紙を見せてくれた。

 最も良い価格がついたのは、やはり、ケースだった。それでも、たったの500円。他は、100円とか、せいぜい200円。中には、×印のついたものもあった。0円ということだ。合計額1500円弱。淋しい金額だが、「誰かが使ってくれるなら、これでいい」と自分を納得させた。

 メーカーは次から次に、新製品と称して売り込みに躍起だ。それに踊らされて買い換える消費者にも問題があるが、そんなに短いサイクルで買い換える必要がどこにあるのだろう? 現在のPCは個人が使うには充分すぎるほどの高性能になっている。買い換えたとしてもそれほどのグレードアップは感じないはずだ。安易に買い換えることによって生まれる膨大な不用PCの行く末のほうが心配になる。

 聞いた話では、PCに使われる部品の中には、貴重な資源が含まれているという。金や銀、アルミなどだ。これらを無駄にしないためにも、資源サイクルできるような処分の仕方を真剣に考えたいものだ。


 今回をもってこのシリーズは終らせていただきます。数回の予定がこんなに回数を重ねるとは予想外でした。ありがとうございました。
posted by Boo! at 21:41| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽以外の関心ごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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