2009年11月12日

「YESTERDAYS」 Junior Mance Trio +1

J.Mance_1.jpg

 J.マンスは好きなピアニストの一人だ。渋くて、暖かくて、ブルージーでシンプルなプレイは、好きな人にはたまらないだろう。ちなみに、日頃周囲から「まあ、渋いお方!」と評判の私とは実に波長が合う・・・て、何を云ってるんでしょ(笑)!

 マンスの代表作というと、初リーダー作の「JUNIOR」、「THE SOULFUL PIANO OF JUNIOR MANCE」が何と言っても挙げられる。どちらも素晴らしい作品で、まずはこのニ作品から聴いて欲しい。

 今回紹介するアルバムもなかなか良い。2000年の録音だから、マンス72歳の頃か・・・。ピアノ・トリオにプラス・ワンとして、テナーのエリック・アレキサンダーが加わっている。若手と思っていたのに、いつの間にか、中堅プレーヤーになってしまった。

 アレキサンダーは以前にも紹介したと記憶している。彼が日本でメジャー・デビューするずっと前から注目していた。「将来性豊かな大器」として、密かに応援していたのだ。「日本の第一号ファンは私だ」と、勝手に思い込んでもいる(笑)。

 期待通り、その後の彼の活躍は素晴らしく、日本にも多くのファンを獲得するまでになった。このアルバムでのプレイも素晴らしく、マンスのピアノと良くマッチしている。初期の頃の豪快さはそのままだが、荒削りな所が消え、すっかり落ち着いたプレイになっている。

 とにかく音色が魅力的だ。伸びがあり、細かいフレーズも小気味が良い。楽器そのものを十二分に鳴らしきっている。テナーらしい音だ。

 マンスのピアノも実に「粋」だ。大人のピアノという印象。元々、ブルースを得意としていたから、やはり、ブルースを弾かせたら天下一品だ。だが、泥臭さが全くない。洗練されている。やたらに飾り立てるような音数もすくないし、無駄がない。

J.Mance_2.jpg

 今年で81歳になると思うが、まだ元気なのだろうか?

 CD盤。2000年12月録音。Junior Mance(P),Chip Jackson(B),Jackie Williams(Ds),Eric Alexander(Ts)
posted by Boo! at 21:22| 東京 ☁| Comment(6) | JAZZはいかが? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おやおや、また渋い人の登場ですね。
(Booさんも渋いけれど・・・本人を見たらけっして渋くないけれどね!)

あまり目立たないけれど J.マンスは通好みのミュージシャンですね。

この中では3が好きです。

Posted by たぬき at 2009年11月12日 21:43
たぬきさん

>本人を見たらけっして渋くないけれどね

 余計なお世話だ!視力が落ちたのでは?

>J.マンスは通好み

 そう、だから私は「通」なの。
Posted by Boo! at 2009年11月12日 22:18
またまた孫の件で姫路にきています。

BOOさんが紹介するプレヤーのCDを持っている時は、その演奏を聴きながらコメント書くのですが、今日はそれができません。
渋くとも私の好みに合うプレヤーです。
Posted by きいばつ at 2009年11月13日 06:37
きぃばつさん
 
>姫路にきています

 お孫さんに会うのも大変ですね。楽しみでもあるでしょうが。

 今日は雨混じりの寒い一日となりました。そちらはどうですか?
Posted by Boo! at 2009年11月13日 21:21
昨日の予報は雨でしたが、実際は曇りでした。今日は時々太陽が出ています。
孫は三ヶ月で6kg、ようやく最初予定した手術が出来る体力が出来たので、昨日手術しました。今日の天気のように、早く晴れ晴れとした気持ちになれるよう祈っています。
Posted by きぃばつ at 2009年11月14日 15:44
きぃばつさん

>昨日手術しました

 無事に成功したのですね?子供はなんといっても、元気が一番です。健やかに成長されることを祈ります。
Posted by Boo! at 2009年11月14日 21:41
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