2010年06月28日

やや、これは・・・?

 私の「特選YouTube映像」といっても、皆さんもあれこれと探しまくって、貴重な映像をご覧になっているに違いない。殊更に私が選んでも、「なーんだ、もう観たよ」と思うものばかりかもしれない。その場合は、ご容赦を!

 一時、「これは」という映像は残しておこうと、ダウンロードして保存に努めたことがあった。それを更にDVDビデオ化して、普通のTVでも観賞できるようにした。だが、YouTube映像をTVで観るには、画像が粗すぎて観るに堪えない。なにしろ我家のTV、たぬきさんのちっぽけなTVとは違って、200インチだ・・・ウソつけ?20インチの間違いだったか・・・(悲)。「やはり、PC画面で観たほうがいいや」と、保存は止めてしまった。

 そこで、「気に入った映像をいつでも観れるようにするにはどうすればいいか」と、乏しい脳みそを絞った。IEの「お気に入り」に登録するという手もあるけど、これは数が増えるにつれ、「お気に入り」内がゴチャゴチャと見苦しくなる。

 そこで閃いたのが、「そうだ、ブログのカテゴリを増やして、その中に収めていけばいいことだ」と結論した。そうすれば、私だけが楽しむだけでなく、訪問してくださる方にも観ていただける。或いは、私のまだ知らない面白い映像を教えてくれるかもしれない。

 そんな訳で、YouTube映像紹介の第二弾・・・て、前書きが長くなった(笑)。


 こんな映像はどうでしょう?




 古い日本の映画で、「ハワイの夜」です。「ハワイの夜」というメロディは知っていましたが、映画は観たことがありません。岸恵子と鶴田浩二の主演です。

 注目して頂きたいのは、音楽が始まる部分からです。

 なんと、バッキーさんが出てきます。凄く若いですね。なんだか、高校生みたい(笑)。しかも、スチールギターを弾いてます(当たり前か)。「そうだったのか、あの唄のバックはバッキーさんだったのか・・・」と、当時の古い音源を思い出した。

 更に驚きます。バッキーさんと一緒に弾いているプレーヤーたちです。皆さんはお分かりになりましたか?「あたごおかりな」さんやきぃばつさん、或いは、ホッチキスさんあたりなら、すぐに分ったかもしれません。この方たち、高齢者ですから・・・(笑)。

 若い(?)にもかかわらず、私は分りました。ウクレレはあの銀次さんですね。山口銀次さんです。サイド・ギターは和田弘でしょう。和田さんはマヒナのスチールギター奏者として有名でしたが、独立する前はバッキーさんのバンドでギターを弾いていたのです。和田さんのギターを弾く姿は相当に貴重でしょう。ベースは藤原満穂さんですね。つまり、当時のアロハ・ハワインズがこの映画に出演したことになる。

 特に銀次さんがいやにダンディではないか・・・(笑)。私が銀次さんと親しくお付き合いしていた頃のおやじさんといったら、「寿司職人」「板前」「肉やの親父」といった印象が強かった。実際、肉やの倅だったのだけど。まるで別人のようです。昔は大変な人気者だったらしい。ステージに立つと、客席から「ギンちゃん!」の声が良くかかったそうだ。この映像を観ると、何となく納得してしまう。


 映画のストーリーはどうでもよくて、この音楽シーンを観るだけでも、我々スチールギターやハワイアン音楽愛好者にはたまらないのでは?
posted by Boo! at 21:49| 東京 ☀| Comment(38) | 特選「YouTube」映像 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
BOOさん 素敵な映像でした。バッキー白片さん 膝に乗せてますねスチールを。昭和20年代後半でしょうかね。ベースはちらっとしか映りませんが、藤原さんでしょうか。
Posted by 「あたごおかりな」 at 2010年06月28日 22:05
「あたごおかりな」さん

>昭和20年代後半でしょうか

 だと思います。まだ私は生まれてません(?)。

 こんな映像が観れるのも、インターネット普及のお陰ですね。
Posted by Boo! at 2010年06月28日 22:17
岸恵子が歌っているのは知らなんだ・・・。

「あーハワイ」と覚えていたのが「ハーハワイ」なんですねえ。
Posted by たぬき at 2010年06月28日 22:49
たぬきさん

>「ハーハワイ」

 私も、「アー」と思ってました。どちらでもいいようですが・・・(笑)。

>知らなんだ・

 道理で、下手だ?
Posted by Boo! at 2010年06月28日 23:51
そうですね、ベースはたぶん藤原満穂さんでしょうけど、晩年の姿しか知らないのでたとえ全身がじっくりと見えても分からないですね。

歌は岸恵子だと思うから「下手」と思うのでしょうけど、実際にはデビュー前のエセル中田が吹き替えでうたっています(でもやっぱり下手だ!)
ちょうどオードリー・ヘップバーンの吹き替えをジュリー・アンドリュースがやったような感じでしょうか。

ところで「第一回スチールギター・フェスティバル」が開催されます。
http://wave.ap.teacup.com/hsgforum/img/1277601337.jpg
ボビー・インガノやポール・キム以外の有名どころが出演しますね。ジェフ・アウ・ホイには時間があったらインタビューしたいな、と思っています。時間がなければライブに行った時にします。
スチール発祥の地で「第一回」とは!ウクレレ・フェスティバルは今年40回めなのに・・・
Posted by MATT at 2010年06月29日 02:11
バッキーさんの動画初めて見ました。これは貴重な映像ですね。
2年位前にこのハワイの夜を踊るので演奏してくれと頼まれたことあります。
Posted by paul okubo at 2010年06月29日 14:39
第一回スチールギター・フェスティバルは5時間と長丁場ですが、我々スチールファンにはたまらない魅力ですね。行けなくて残念です。
第一回とは・・スチールにはウクレレのような気楽さ?が足りなかったのでしょう。第二回は見に行きたいものです。
Posted by paul okubo at 2010年06月29日 15:44
嬉しいことにハレクラニでスチール入りの演奏が復活してきました。

月:PA'AHANA (Pakala Fernandes, Kaipo Kukahiko, Doug Tolentino)

火:PO'OKELA (Greg Sardinha, Rick Rickard, Clyde Kaimana)

水:SUNSET SERENADERS (Wayne Shishido, Jeff Au Hoy, Eric Shimamoto)

木:SUNSET SERENADERS (Wayne Shishido, Jeff Au Hoy, Eric Shimamoto)

金:PA'AHANA (Pakala Fernandes, Kaipo Kukahiko, Doug Tolentino)

土:SUNSET SERENADERS (Wayne Shishido, Jeff Au Hoy, Eric Shimamoto)

金:PA'AHANA (Pakala Fernandes, Kaipo Kukahiko, Doug Tolentino)
といった具合に火・水・木・土にゲレッグとジェフのスチールが聴けます。

来年の「第2回」にあわせてオフ会をこちらで開きましょう。
その頃は私はほとんど弾けない状態になると思いますので運転手でも勤めさせていただきます。


Posted by MATT at 2010年06月29日 17:10
調べましたら1953.1月の作品でした。昭和28年ですね。30年代に会社のハワイアンバンドで盛んに弾かれてましたからすごい人気だったんですね。
バッキー白片さん 何歳くらいだったでしょうか。30歳台だったんでしょうね。
Posted by 「あたごおかりな」 at 2010年06月29日 20:20
バッキー白片さん 1912.04.16のご誕生。
1953年ということは、41歳だったんですか。随分若いですよね、それにしても。
Posted by 「あたごおかりな」 at 2010年06月29日 20:29
MATTさん

>晩年の姿しか知らない

 そうなんですか?それは意外でした。

 私は1960年代後半、藤原さんのグループがよく「タクト」に出演されたので、時々押しかけてはベースの講釈を聞きました。ですから、ルックス、風体はしっかりと記憶しています。映画ではチラッとしか写ってませんが、その立ち居姿は藤原さんで間違いないと思います。

>エセル中田が吹き替え

 ああ、それは聞いたことがあります。でも余りにもヘタなので(エセルさん、ごめんなさい)、レコードとは異なるのかなと思ったくらいです。もしかすると、わざとヘタに唄った(岸恵子に似せるために)、なんてことはないでしょうね?

 でもやはり素質があったのでしょう。その後のエセルさんの活躍は素晴らしいし、唄も他の追随を許さなくなりました。

>ジェフ・アウ・ホイ

 是非、インタビューしてください。現在のハワイのスチールギター奏者の中では、この人を一番買っています。当ブログの「プロフィール」欄にも、「注目する若手」と書いているくらいですから。

 必ず質問して欲しいのは、CDを発売する予定がないのか、ということです。これだけ
上手いのに、彼の作品がまだ発表されないことは、不思議です。もし出たら、真っ先に購入するのですが・・・。

 と、以上のように、日本にもJefに注目しているファンがいる、と伝えて下さい。
Posted by Boo! at 2010年06月29日 21:53
paulさん

 バッキーさんの映像にはなかなかお目にかかれないので、これを見つけたときは嬉しかったですね。

>演奏してくれと頼まれたことあります

 メロは知っていたのですか?
Posted by Boo! at 2010年06月29日 22:05
「あたごおかりな」さん

 昭和28年でしたか。まだ戦後間もなくの頃ですね。

 バッキーさん、とても41歳には見えません。元々、童顔でしたけど、それにしてもね・・・。どう見ても、20代にしか見えません。
Posted by Boo! at 2010年06月29日 22:09
藤原満穂さん・・・タクトでよく見ましたね。
ベースをくるっと回したりしていました。

Posted by たぬき at 2010年06月29日 22:58
たぬきさん

 藤原さんは豪快なプレイをしてました。音もゴッつかったです。とにかく、でかい音でした。
Posted by Boo! at 2010年06月29日 23:53
ベースを回してるのは強烈な印象に残ってます。もう一つ、世界は日の出を待っているも面白かったですね。あの頃のお頭は日の出状態で・・。
Posted by 「あたごおかりな」 at 2010年06月30日 07:34
>メロディーは知っていたの?
オカリナさんの情報によれば、この映画の時は私はまだ生まれてませんし、知りませんでした。

年配のフラダンサーからのリクエストで
http://www.youtube.com/watch?v=M78HNqnnZd0&feature=related
この音源を事前にいただきコピーしたしだいです。
演奏したのは後にも先にもこの時1回きりです。今思えば、バッキーさんのスチールをコピーしてたんですね。

「ハワイの夜」って違う曲もあったように記憶してますが・・
Posted by paul okubo at 2010年06月30日 10:10
jeffについては前にも書き込みしたと思いますが、彼の6弦リッケンラップスチールを聴いた時に、弦は8本も3ネックもいらないなと衝撃を受けたことがあります。とても素晴らしい演奏でした。
Posted by paul okubo at 2010年06月30日 11:09
>>晩年の姿しか知らない
> そうなんですか?それは意外でした。

そうなんです、それまでは日比谷公会堂や野外音楽堂のような大舞台でしか見たことがなかったのです。
彼は晩年アマチュアのスチール奏者和田さんの会社の専務をやっていました。ジェリーバードと私の「共演?」している写真の場所が和田さん邸で、そこで藤原さんとは何度かお会いしました。
Posted by MATT at 2010年06月30日 18:59
Mattさん 以前ブログにて和田さんの豪邸でジェリーバードさんが弾かれているのを拝見してますよ。
あっそこに藤原さん来られたんですね。
Posted by 「あたごおかりな」 at 2010年06月30日 20:08
「あたごおかりな」さん

>ベースを回して

 あの頃のバンドマンは、地味でパフォーマンス精神に欠けてましたが、藤原さんは別でした。そういえば、クレージー・キャッツの犬塚弘もベースをよく回してました(笑)。

>お頭は日の出状態

 ははは、そうでした。かなり後退してました。


Posted by Boo! at 2010年06月30日 21:54
paulさん

>違う曲もあったように

 さあ、思い当たりません。

>とても素晴らしい演奏でした

 ジェフのテクニックは完璧ですね。それにセンスが素晴らしいと思います。音のニュアンスなんかもとても真似ができません。

 生で聴けたとは、羨ましいです。
Posted by Boo! at 2010年06月30日 22:02
MATTさん

>和田さんの会社の専務をやっていました

 そうでしたか。あの時代に活躍したプレーヤーはその後のハワイアン人気凋落と共に、次から次に辞めて、歌謡コーラス・グループを結成したり、堅気の仕事に転進したりと、苦労していたようです。
Posted by Boo! at 2010年06月30日 22:08
paul さんのビデオ?はバッキーさんの音ではないですね。

まあ、老人のたわむれですかねえ・・。
Posted by たぬき at 2010年06月30日 22:21
たぬきさん

>バッキーさんの音ではないですね

 明らかに違います。それと、ピッチがずれているようで、標準よりもすこし高いようです。ですから、鶴田浩二の声が甲高くなっています。

http://www.youtube.com/watch?v=jnZM3egZTwI&feature=related

こちらの方が、しっくりきます。同じ音源です。

まあ、老人のたわむれですかねえ(真似するな?)。
Posted by Boo! at 2010年06月30日 23:47
>バッキーさんの音ではないですね

あくまでも「鶴田浩二の歌」のレコードですので、スタジオミュージシャンがスチールを担当しているのでしょう。
第一あの程度の出番とアレンジでしたらバッキーさんの方から断ったかもしれませんし、専属レコード会社の関係からもともと出演できなかったかもしれませんね。
Posted by MATT at 2010年07月01日 01:56
そうでしたか、バッキーさんは映画の中だけだったのですね。
Posted by paul okubo at 2010年07月01日 09:04
藪用で一寸の間ご無沙汰していたら、バッキーさんの件から色々と盛り上がっており、楽しく拝見しました。
確かにバッキーさんの演奏の映像、特に指・バー捌きの映像はほとんど見たことがありませんので貴重なものです。タクト時代にもっと良く見ておけば良かったと悔やまれてなりません。
記憶は確かではないのですが、オリジナル「波にのって」も何かの映画のなかで演奏していたと聴いたことがあります。
Jeffの演奏は皆さんはどこで聴かれたのでしょうか? YTで聴けますか?
Posted by きぃばつ at 2010年07月01日 11:22
きぃばつさん

>一寸の間ご無沙汰していたら

 そうです。油断していたら、どんどん置いていかれますよ(笑)。

>「波にのって」も何かの映画のなかで

 ほー、そうですか。是非思い出してください。もしかすると、YouTubeにアップされているかもしれません。

>YTで聴けますか

 残念ながら、無いと思います。私もかなり検索しましたが、見つかりませんでした。辛うじて、誰だったか(アカカ?)、某グループでサイドギターを弾いている映像を見つけたことがありました。私の思い過ごしか、つまらなそうに弾いてました。彼の心情を思いやると、多分、「なんで、俺がギターでリズムなのだ。俺にスチールギターを弾かせろよ」という不満が現れていたような・・・考えすぎかな(笑)。

 実は、あるサイトに彼の演奏の何曲かが、公開されていました。きぃばつさんが興味を持たれたようですので、教えてやろうと、確認のためアクセスした所、既に削除されていました。理由は分りません。その内、再び公開するかもしれませんので、もし判明しましたら教えます。

 彼の素晴らしさは、テクニックだけでなく、音色にもあります。実に魅力的です。ビブラートも必要以上にかけません。恐らく、ソル・フーピーやアー・シーを研究したのでしょう。ジャズ的なセンスも優れています。褒めすぎかな・・・。そういえば、バッキーさんも、フーピーに夢中になったと聞きました。
Posted by Boo! at 2010年07月01日 22:04
>ジャズ的なセンスも優れています。褒めすぎかな・・・

そう云われると、益々聴きたくなります。
やはりハレクラニのガーデンレストランでSUNSET SERENADERS の演奏を聴くしか方法はないようですね。それにしてもMATTさんの環境は羨ましいです。
Posted by きぃばつ at 2010年07月01日 22:47
>ジャズ的なセンスも優れています。褒めすぎかな・・・

地元のジャズファンでハワイアン音楽も好きな友人によると、スチール奏者でインプロビゼイションを理解しているのは彼ぐらいのものでしょうとのことでした。
Posted by MATT at 2010年07月02日 01:58
>スチール奏者でインプロビゼイションを

スチールでインプロビゼイションを弾けるのは余程の努力と天性の音感感覚、才能がなくては出来ないと思います。Jeffのそのような演奏は聴いてみたいです。BOOさんと同じくインタビューでCDの予定ないし今までの録音記録について是非聴いてみてください。
Posted by きぃばつ at 2010年07月02日 09:44
ここにJeffの演奏あります
http://www.myspace.com/jeffauhoy
Posted by paul okubo at 2010年07月02日 15:20
MATTさん

>スチール奏者でインプロビゼイション

 そうかもしれませんね。彼の良いところは、ジャズ的なアプローチとスチールギターらしい良さを上手くブレンドしたプレイが素晴らしいと思います。
Posted by Boo! at 2010年07月02日 22:06
paulさん

>ここにJeffの


 有難うございます。ここは以前にアクセスしたことがあります。ただ、スチールギターの演奏部分が少ないことが残念です。
Posted by Boo! at 2010年07月02日 22:09
PAULさん
有り難うございました。よく聴いてみます。
Posted by きぃばつ at 2010年07月02日 22:40
昨日「第一回スチール・ギター・フェスティバル」を覗いてきましたが、残念な情報もありました。詳しくは私のブログにおいで下さいね。
Posted by MATT at 2010年07月06日 12:51
MATTさん

>除いてきましたが

 ついでに、誤変換のコメントを除いておきます(笑)。

 早速読ませていただきました。
Posted by Boo! at 2010年07月06日 22:09
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