2010年10月27日

海賊盤DVD

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 何年か前、香港の友人から頂いたDVDだ。日本に観光にくる直前、「何かお土産を用意したいが、欲しいものがあるか?」と連絡があったので、遠慮なく(笑)「適当にJAZZのCDでも持ってきたら嬉しい」と答えた。そうしたら、CDではなくDVDだった。

 それより以前には、私が香港に遊びに行ったことがあり、期間中はその友人が至れり尽くせりの世話をしてくれた。中国人も個人となると、本当に面倒見がよくて、とことん付き合ってくれる方が多い。それが、国家間となるとなあ・・・。とにかく過剰とも思えるほどで、「親切は嬉しいけど、少しは解放してくれないかな・・・」とぼやきたくなるほどだった。

 ホテルに泊まったが、毎朝8時には電話があり、「今日は**と**を周り、**で食事しよう。夜は・・・」と一方的に予定を組まれてしまう。朝食を終える頃には、ロビーで待ち構えているから、逃げるわけにもいかない。1日や2日くらい、のんびりと好きなように過ごしたいから、「毎日付き合ってもらうのも申し訳ないから、明日はいいですよ」と云おうものなら、物凄く悲しそうな顔をして、「なんでそんなことを云うのか。なにか気に入らぬことでもあるのか?」と責められるので、2度と口にはできない。

 まあお蔭で、普通ではいけないような場所に案内してくれるから、有難かったけど・・・。

 東京の秋葉原のような電気街(市場)があるというので、連れて行ってもらったが、ここは面白かった。とにかくめちゃくちゃに安い。その頃はまだDVD はなかったが、CDとCDビデオを売る露店がずらりと並んでいた。日本で2、3千円はするCDソフトが大体100円程度で売られていた。もちろん、海賊盤だ。正規盤も置いてあったが、そちらは1500円近くするから、ほとんど売れない。

 日本人以上にカラオケが好きなようで、5枚組とか10枚組セットで売られていた。いずれもCDビデオで、映像に歌詞が表示される。たったの数百円で売っていたので、まとめて数セット購入した。面白いのは映画ソフトだ。北京語、広東語(?)、英語の字幕が選べるようになっている。日本語はなかったけど。

 海賊盤だから、いけないとは分かっていても、ただに近い値段だ。成田で差し押さえられるかもしれないリスクを覚悟して、相当数買い込んだ。幸いにも通過できた。

 というわけで、頂いたDVDも海賊盤だった。

 T巻5枚のDVDセットが2巻。合計10枚もの豪華盤だ。1930年代から1960年代までの貴重な映像・演奏が収められている。ところが、我が家のDVDプレーヤーにセットして再生しようとしたら、「読み取り不能」と出て、観ることができなかった。別のプレーヤーでも同様で、どうやら、DVDに問題があるようだった。


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 日本では「NTSC」という映像方式だが、東南アジアなどでは「PAL」方式が多い。どうやら、頂いたDVDは「PAL」方式だった。規格が異なるため、再生不可と分かった。友人はそのような認識もなく、買ってきたのだろう。

 しかし、PCであれば「NTSC」でも「PAL」でも再生できる。仕方なく、PCで視聴した。いずれ普通のプレーヤーでも観れるように、NTSC方式に変換しようと考えているが、なにしろ古い映像だし、音も良くない。このままでもいいかとも思っている。

 手には入らぬ代物だから、薦めるわけにもいかない。

 タイトルが「爵士年代」となっているが、「爵士」はジャズのことらしい。「ジャズ歴史」という意味か?
posted by Boo! at 21:40| 東京 ☁| Comment(10) | JAZZはいかが? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
>海賊盤DVD

現役時代のことを思い出しました。
勤め先は、global enterpriseでしたので、各国のスタッフが来ていました。彼等が口癖のように行っていたのは、香港・上海には安いポータブルのDVDプレィヤーが多いのに、日本では見つけることが出来ないと不思議がっていました。10数年も前のことですが、中国ではそのころからDVDの海賊盤も多く、そのためプレィヤーやの市場が伸びたのでしょう。日本でポータブルのDVDプレーヤーが出回るようになったのは数年前頃からではないでしょうか。
Posted by きぃばつ at 2010年10月28日 11:02
きぃばつさん

>安いポータブルのDVDプレィヤー


 私が行った頃はまだCDとCDビデオ両用のプレーヤーが主流でした。実はその時に買ってきたのですが、ちゃんと「NTSC」「PAL」方式が切り換えられる優れものでした。更に、カラオケ機能がついていて、音声の切り換え、字幕表示、ピッチの変更、テンポ変更可能と、てんこ盛りでした。それでいて、価格は7000円程度でしたから、驚きました。しかし、2年ほど使ったら壊れました(笑)。
Posted by Boo! at 2010年10月28日 22:58
海賊版DVDにリージョンコード(日本は2、香港は3)が付いているとは思えませんが、米国製の劇映画などにはリージョンコード(方式は日本と同じNTSCではありますがリージョンは1)が付けられていることが多いのです。
PCのDVDドライブでリージョン1と2を交互に再生しようと思ってその都度設定を切り替えていると、そのドライブのファームウエア自身が判断して5回で「切り替え不能」になってしまいます。
でもうまくできたものでこのファームウエアの努力を無効にするソフトが存在します。
まあ「矛と盾」の典型例でしょうか。
ちなみにDVDプレーヤーでも「リージョンフリー」のものが公然と販売されています。
こちらに日本でのソフトをかなり持参したのでそれも見ることができるようにとリージョンフリーDVDプレイヤーを購入しました。
Posted by MATT at 2010年10月29日 01:07
MATTさん

>PCのDVDドライブでリージョン1と2を交互に再生

 いえ、このDVDはそのような操作をしなくても、PCなら再生できます。

>5回で「切り替え不能」

 そうらしいですね。もっとも、10枚のDVDを5回も観ることはないでしょうから、心配無用ですが・・・。

>「リージョンフリー」

 ネットでしたら、手に入るようです。そんなに枚数があるわけではないので、必要ありませんが・・・。
Posted by Boo! at 2010年10月29日 22:24
その海賊版DVDはノーリージョンのようですので何十回再生しても問題ないとおもいます。
Posted by MATT at 2010年10月30日 01:15
MATTさん


>問題ないとおもいます

 そのお言葉に責任を持っていただき、もし問題が出たら、保証してもらいます。ハワイ旅行で結構です(笑)。


 ところで、NTSC方式は日本とアメリカだけですか?
Posted by Boo! at 2010年10月30日 23:45
>ハワイ旅行で結構です(笑)。

たぶん途中で海賊に襲われるでしょう!

NTSCはアメリカの(属国というと言いすぎですが)勢力の強いフィリピン、韓国、台湾それに北米大陸のカナダ、メキシコ等が採用しています。
じつはNTSC、PALのほかにSECAMという警備会社のような方式もあり、旧共産圏、や中東そして欧州ではフランスだけが採用しています。
PALに似た方式ですが細かい点で違いがあるので1:1の互換性はないでしょう。さらにDVDにはSECAM方式が定義されていないのでその地域の人たちは両方式が再生できるTVを持っていて、DVDはPAL方式で見ていると思われます。

Posted by MATT at 2010年10月31日 18:35
MATTさん


 勉強になりました。ありがとうございます。

 SECAMは初めて知りました。VHSとBETAではないですが、世界共通の方式にしたほうが良いに決まっているのに、なかなか折り合いがつかないのでしょうかね。その点、新しいブルーレイはどうなんでしょうか?日本発みたいなものでしょうから、他方式はないとか?
Posted by Boo! at 2010年10月31日 23:02
次世代DVDとして東芝/NECサイドのHD−DVDとソニー/パナソニック陣営のBlu−Rayが争った時期がありましたが、東芝の「大英断?」でBlu−Rayに統一されました。
そしてリージョンコードは日本とアメリカが同じグループになりました。
ただ、当然ながらNTSCとPALの別は存在します。
Posted by MATT at 2010年11月01日 01:08
MATTさん


>東芝の「大英断?」でBlu−Rayに統一されました

 東芝はいつも貧乏くじを引いていませんか?

 かつてはBeta陣営だったのに、結局VHSの軍門に下ったし、ブルーレイにしても、然り。

 誰かさんの影響かしら?
Posted by Boo! at 2010年11月01日 22:09
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