2011年10月27日

スキャナー

 皆さんもそうでしょうけど、家の中には捨てるに捨てられず、ため込んでしまうものが多い。たまるのは「お金」だけにして欲しいのだけど、得てしてどうでも良いようなものがたまっていく。

 本や雑誌類、置物、食器、家具類、衣類・・・などだ。以前にも書いたが、アナログ・レコード、ビデオ・テープ、カセット・テープなども、不用品に近い。観たり聴かなくなったものはゴミみたいなものだ。

 ビデオテープは何百本とあった。しかし遂にデジタル化が終わった。と云っても、取捨選択しながらだから、実数は少なくなったけど、それでも面倒だった。おかげで本棚からはビデオテープが消えた。

 現在デジタル化したいのは、フィルム(ネガ)だ。ここ10年はすっかりデジタルカメラになってしまったから増えてはいないけど、それまでに撮ったフイルムの数は半端ではない。逆のぼれば子供時代の頃からだから、一体何本あるのか見当がつかない。

 実は14,5年前に、デジタル化に挑戦したことがあった。フィルム専用のスキャナーを買い込んだのだ。プリント写真をスキャンするより、綺麗に保存できるだろうという期待感もあった。確かに色鮮やかに保存できた。だがいかんせん、読み込む速度が遅い。一コマあたり、2分前後もかかった。36枚フィルムだったら、1時間以上もかかることになる。

 50本くらいデジタル化したところで、スキャナーが故障。修理を依頼しようと思ったけど、すでにその作業そのものに嫌気がさしていたので、そのまま中断、放ったらかしてしまった。だが最近、もう一度昔のフィルムを見直したくなった。特に、海外旅行の写真に思い入れがある。

 40年以上も前、初めてハワイの土をふんだ時の写真はなんとしてでも探し出したい。しかし、昔スキャンした時のように余りにも時間がかかるのでは、再び投げ出すに違いない。いろいろと調べたところ、期待できそうなスキャナーが見つかった。

 フィルム専用ではなく、一般的なスキャナーにフィルム読取り機能がついているものだ。大量のフィルムをスキャンするので、読取速度に注目したこと、また36mmフィルムだけでなく、6*6判のフィルムにも対応する機種に限定した。

 結局、キャノンの「CanoScan9000F」を選んだ。

 専用機ではないので、高画質は期待しなかった。それでもいいと思ったのだ。というのは、撮った写真そのものが「ヘボ」ばかりだろうし(笑)、ハーフサイズ・カメラで撮ったフィルムが結構多いので、ピントも甘いからだ。知らない方もいるかもしれませんが、ハーフサイズ・カメラというのは、35mmフィルムをフルサイズの半分のハーフ判で使用するカメラのことです。ハーフ・カメラともいったかな?

 これは旅行で沢山撮りたいときに重宝した。36枚撮りフィルムだったら72枚にもなるからだ。


 ダンボール箱に一杯入っているフィルムの中から、適当なものを取り出し、試しスキャンしてみた。

 感動した。


 何がって、スキャン速度のことだ。12コマを一度にスキャンできるのだけど、わずか4,5分で終わってしまう。オーバーに言えば、あっという間だ。以前の専用機だったら、12コマ30分くらいかかっただろう。これなら、どんどんデジタル化できるなと、嬉しくなった。

 期待しなかった画質だけど、思っていたよりも満足できるものだった。物凄く古いフィルムが多いので、中には色あせたものもあるが、これらは補正してやればかなり戻るとおもう。面白がって何本かスキャンしていたら、なんとついにヨーロッパに旅行した時のフィルムが見つかった。確か10本くらい撮った記憶があるが、その内の1本だ。1本だけとはいえ、これからが楽しみだ。

 その中の画像を一つお見せします。これはスイスのルマン湖のほとりにある有名な「シヨン城」です。このお城をバックにしたレコード・ジャケットは多い。ビル・エバンスのライブ盤にもあったように思う。この写真もハーフサイズカメラで撮ったものですが、この程度に保存できれば満足です。


シヨン城.jpg

posted by Boo! at 21:26| 東京 ☀| Comment(0) | 音楽以外の関心ごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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