2012年11月28日

旅行

厳島神社.jpg
(厳島神社)

 先日、久しぶりに旅行した。10年以上に及ぶ母の介護・入院などで、旅行らしい旅行ができなかった。しかし近場に出かけることは何度かあって、母の代わりに義母をよく連れて行った。一昨年の秋に出かけたのが最後で、その2ヵ月後には亡くなった。寝たきりになってしまっては、出かけるどころではないから、その点では義母は良い最後だったなあと思う。

 やっと母の介護から解放され、「これからは自分たちのために時間を使おう」と話し合い、まずは旅に出ようということになった。

 あれこれと計画を立て、交通や宿の手配するのも面倒なので、ツアー旅行なるものに申し込んだ。かつては年に何回かは旅行し、海外にも一年おきくらいに出た。自由に、気ままに旅することが好きなので、ツアー旅行をしたことが無い。個人旅行は全て自己責任であり、スケジュールも自分で組む必要がある。特に海外の場合は相当に気苦労する。プレッシャーがあるし、言葉の問題もある。その代わり、旅の思い出としては強烈に、しかも印象深く残ることが多い。トラブルにも何度か見舞われたけど、それら全てを含めて懐かしい思い出となった。沢山の思い出が詰まっているので、いつかは旅行記として書きたいと思っているのだけど、整理するだけでも大変なので、手がつけられない(悲)。

 我々60代以上の、いわゆるシルバー世代を狙っていると思われる旅の広告が連日のように新聞に掲載される。それらを眺めながら、妻に「どこに行こうか?」と相談した。二人とも、行きたいところは山ほどある。まずは、「一度は行ってみたい」場所を検討した。いくつかの候補地を列記し、数を絞った。
 
 やっと選んだのが、広島から北九州、山口、島根、そして再び広島まで戻ってくるコース。宮島や萩、津和野といった名所が含まれる。人気プランであるらしく、各社が募集していた。各社微妙にコースが異なるし、宿のランクも違う。勿論料金も、安いのから高いのまで様々で、迷ってしまう。
 旅行の楽しみは観光地めぐりだけではない。食事がいいか、宿のグレードはどうかも大事な要素だ。それらを検討した結果、某社のツアーに申し込んだ。宿が粗末だと悲しいので、差額を払って希望のホテルと旅館を指定した。結果的にこれが大正解だった。

 旅行の行程をここで細かくは書かないけど、どこもそれなりに良かった。特に広島県の宮島(厳島神社)、山口県の秋芳洞、萩の町は印象深い。

秋芳洞.jpg
(秋芳洞)

萩の町.jpg
(萩の町で)

 広島まで飛行機で飛び、あとはバスによる名所めぐりだった。添乗員(男性)がずっと一緒だったが、かれの存在が旅の楽しさを倍増してくれた感がある。大変よく勉強しているようで、説明も明瞭、簡潔で好感を持った。バスでのガイドも適切で、余計な言葉がなかった。ガイドのしゃべりすぎほど迷惑なものはないから、この点だけでも、よいツアーを選んだと思った。

 一行は25,6名だった。その内我々のような夫婦連れが3組、母娘の二人組、あとは3人から5人のグループで、全員おばさんたちだった。どこでもおばさんパワーが強いが、全くその通りだった(笑)。バスで移動すると必ず何箇所かの休憩所に寄る。どこもお土産店と一体になっている。我々は買い物にはほとんど関心がないので、周辺を歩き回ってバスに戻ることが多かった。ところがおばさんたちはお土産袋を幾つも持って戻ってくるのだ。どこに寄っても必ず何かしら買ってくる。そのため、最後の日になると物凄い量になり、「一体、一人でどうやって持ち帰るのだ?」と心配になったほどだ。

 バス車内でもおばさんたちの元気さが目立つ。最初の日こそ、遠慮気味におしゃべりしていたが、段々声が大きくなり、グループごとに盛り上がるからうるさいことこの上ない(悲)。ましてや真後ろに座られたら最悪だから、できるだけ後部のほうに座るようにした。

 またツアー旅行には記念写真がセットされる。3ヶ所で撮った。しかし我々は逃げるようにして一行には加わらなかった。だって、まったくの赤の他人と撮ったってしょうがない。そういえば、母も元気な頃はよく出かけていた。いろんなツアーに参加したようで、遺品を整理したらそのような記念写真がごっそりと出てきた。そんな写真を見てもなんの感慨も起きず、処分してしまった。やはり撮らなくて正解だった。

 名所めぐりも良かったのだけど、ハイライトは宿だったかもしれない。差額を払ってもグレードアップしてよかった。特に萩の宿は地元でも由緒ある旅館らしく、素晴らしかった。部屋から眺める庭園が息を呑むほど美しく、それだけでも価値があった。個人旅行ではとても払えそうも無い料金のはずだが、僅かな差額で泊まることができた。

津和野.jpg
(津和野)


 もう少しゆったりとした行程を期待していたのだけど、時間に追われるようできつかった。ツアーの良さも認識できたが、次はやはり個人で行きたい。予定としては沖縄がいいかな・・・。沖縄なら「JGさん」がいる。事前に連絡して、宿の手配、行程などすべて任せよう。ついでに旅費も持ってもらおう。「宿代は払えません」と抜かしおったら、「ではお宅にお邪魔しましょう」と言おう。きっとそのくらいの歓待はしてくれるはずだ(笑)。ではよろしくね、JGさん! 
posted by Boo! at 23:42| 東京 ☔| Comment(6) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
仲のよろしいこと!

うちは二人だけの旅行は昨年の結婚ウン十周年の時だけです。

なにもやることがないから、ベッドでマイフェアレディのDVDを見ただけでした。

基本的に景色をみることに興味がなく、それよりもゴルフをやるほうがすきなんです。

これからも夫婦だけでの旅行は、、、ないでしょうねえ。
Posted by たぬき at 2012年11月28日 23:56
BOOさん 定番の厳島、萩、津和野・・・。小生も20年前に行きましたが良い場所ですね。錦帯橋、松陰神社・・も。干潮で鳥居まで行かれたんでしょうね。しかし潮の満ち引きまで考慮しての廊下よく考えたものですよね。もう一度行きたくなりました。美人妻ぼかしちゃダメ(笑)
Posted by あたごウクレレ at 2012年11月29日 07:39
たぬきさん

 もっと奥さん孝行しないと、そのうち見放されること間違いなし。いや、すでに見放されているかも・・・(笑)。

 旅行でのおばさんたちを見ると、たぬきさんと同じような家庭なのかもね。もう旦那を当てにせず、自分たちだけで旅行を楽しんでいたのでしょう。
 今からでも遅くはありませんよ(笑)。
Posted by Boo! at 2012年11月29日 22:05
あたごウクレレさん

 やはり行かれましたか。一度は行きたい場所ですね。
 残念ながら干潮ではなかったので鳥居までは行けませんでした。

>廊下

 昔の宮大工の知恵は凄いものです。

>美人妻ぼかしちゃダメ

 いや、愛人なのでぼかしたのです。見栄はるな?
Posted by Boo! at 2012年11月29日 22:11
いいですね、ご夫婦でのご旅行!
ここ数年、母のことで上京する機会が多いですが実家と空港の往復、たまに美術館、楽器屋に行くくらいで。ただ灯台下暗しで東京も面白いですね。
あたごさんご紹介の春のEI会、オフ会、参加できたら良いのですが・・・。

沖縄旅行、3泊4日お一人様100万円程度のスケジュールでよろしいですか?私の分も便乗して請求は大富豪のBooさんへお送りいたします。
え、たまには庶民の旅をされたい?ではガイドブックに無いディープな沖縄をご案内します(笑)。

ご承知かとも存じますが、沖縄は快晴の日は年間数日しか無いようです。海に囲まれているせいでしょうね。先日きい×さんがお見えでしたが天気が悪く、とても申し訳ない気持ちがいたしました。

お勧めはやはり(今となっては関東より涼しい)夏ですが、台風が曲者です。最近の台風はかなり強烈です。帰りの飛行機が飛ばないことも多々あります。

いつか当地でオフ会が出来たらいいですね♪
Posted by JG at 2012年12月02日 01:02
JGさん

>東京も面白い

 そうですよ。知らない場所がまだまだ沢山あります。特に日曜日の官庁街は静かでいいです。元気だったら自転車で周るのが一番です。

>一人様100万円程度のスケジュール

 そんなに安いのですか?私、「はした金」を持たない主義なので、とりあえず立て替えてください。小銭(1000万円以下)が入ったら、いずれ返却します。

>庶民の旅

 そうです。私も一度はそのような旅をしたいので、やはり、JGさん同行がよろしいかと・・・?

>天気が悪く

 あの方、「雨男」と言われているそうです。
Posted by Boo! at 2012年12月02日 08:53
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