2014年06月07日

京都・奈良 (終)

 いよいよ、京都も最後の日を迎えた。記事も最後になるのだろうか(笑)?

 ホテルのチェックアウトは午前10時なので、早目に朝食を取った。泊まったホテルは、バイキングと和食、好きな方を選べる。バイキングはレストラン、和食は専門店内で食べることができるシステムだ。どちらも一回づつ食べたが、最後の日は再びバイキングにした。

 チェックアウトを済ませ、すぐに京都駅に直行した。コインロッカーを探し、二人分の手荷物を入れた。大した荷物ではないけど、これから帰りの新幹線時刻まで歩き回るには邪魔だ。夕方過ぎ出発だから結構時間がある。

 駅前からバスで「平安神宮」に向かう。神宮前で降りると、目の前には例の大きな赤い鳥居がそびえている。しかしすぐには入らず、境内の裏手方向に向かう。「京都ハンディ・クラフトセンター」がお目当てだ。主に京都の伝統工芸品を展示、販売している店だ。外国人旅行者を対象にしているけど、我々日本に住む者にも興味深い品々を見ることができる。

 店内に入ると、やはり外国人がほとんどだった。私が、というよりも、妻が以前から関心をもっており、寄ってみたのだ。世界中から訪れる観光客を相手にするため、店員は6か国語に対応できるそうだ。

 店を出て、「平安神宮」に入ることにした。鳥居まで戻りたくないので、「裏門から入れないか」と探したが、残念ながら塀でしっかり塞がれており、仕方なく戻った。

 境内に入ると、そのスケールの広さに圧倒される。鳥居だけでなく、建物の赤が美しく映える。一通りぐるっと観て回り、神宮の裏庭ともいえる神苑(日本庭園)に入る。境内だけなら自由拝観だが、神苑は600円の拝観料だ。

 広い庭園を歩き進むと、所々に池がある。飛び石が置かれている池もあり、渡ることができる。この飛び石には思い出がある。修学旅行で来た時、悪友たちと小突き合いながら渡ったので、あわや落ちそうになったものだ。

 神苑内には思いがけぬものが展示されている。というか、「なんでこんな所に?」と思うようなものだ。それはチンチン電車だ。「平安遷都1100年記念事業の一つとして、平安神宮創建とともに“京都復興”への市民の願いが込められて敷設されたもので、運行が廃止された年に平安神宮へ運び込まれました」と解説されてあり、納得した。日本最古の電車でもあるらしい。

 再び境内に戻ると、人の群れを見つけた。近寄ってみると、結婚式の記念写真を撮影している最中だった。美しく着飾った花嫁姿が珍しかったのだろう、外国人旅行者たちがカメラを懸命に向けていた。日本女性の着物姿は我々にだって魅力を感じるのだから、外国人にとっては、新鮮に映るに違いない。と思ったら、舞妓さんの二人連れがいた。今度は一斉にそちらの方に移動し、カメラを向け始めた。どうも本当の舞妓さんではないようで、観光客の注目を浴びたいために、それらしい恰好して境内をフラフラ歩いている女性とみた。姿勢、歩き方、帯の締め方が様になっていなかったからだ。

 平安神宮を後にして、「南禅寺」に向かうことにする。途中、美術館、博物館、それに動物園がある。しかし、以前に何度か入ったこともあって、パスした。動物園を過ぎたあたりに、「無鄰菴(むりんあん)」入り口の看板が目に入った。表通りから細い路地に入った場所だ。

 明治の元老・山縣有朋の別邸で、代表的な近代日本庭園の一つであるらしい。中に入った。当時のままの洋館が残っており、見学できる。庭園は「大河内山荘」に比べれば、こじんまりしているが、自然そのままを最大限に生かし、なにかホッとする空間だ。驚いたのは、「平安神宮」の「神苑」を作庭した造園家・小川治兵衛の手によるものと分かったことだ。

 「無鄰菴」を出ると、すぐに「南禅寺」だ。もう何回目の参詣だろう。「三門」の迫力は相変わらずだ。特に柱の太さが凄い。楼上に上がり、展望した。石川五右衛門の「絶景かな・・・」の心境だ(?)。レンガでできた「水路閣」も見どころだ。

 南禅寺を周ると、もうお昼を大きく回っている。ここまで来たら、やはり「豆腐料理」だ。何軒ものお店が並んでいるが、最も古い創業を誇る店に入った。たかが豆腐に何千円も払うのは馬鹿らしいような気もしたが、美味しかったから、良しとしよう。

 南禅寺を後にして、平安神宮方向に戻る。鳥居近くの大きな交差点にコンビニがあった。店前のスペースには自由に座れるイスとテーブルが置かれていた。少々疲れたので、アイスクリームと缶コーヒーを買い、しばらく休んだ。それにしても、人と車の往来が激しい。

 近くのバス停から京都駅行きのバスに乗った。駅のコイン・ロッカーから荷物を出し、新幹線ホームに上がった。ちょうどいい時間だった。

 あっという間の3泊4日だった。いずれリタイアしたら、一週間くらいは滞在をしたいものだ。

 長々と書いてしまいました。ほとんど参考にならない旅行記でした。しかし私にとっては、10年後くらいに読み返したら、きっと懐かしい想い出になっているはずと思いながら、書いたものです。


 お疲れ様でした(笑)。
posted by Boo! at 21:06| 東京 ☔| Comment(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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