2014年10月10日

台風の中を?

 先日、旅行に出かけた。あいにく台風と重なり、「果たして、行けるのか?」と、やきもきした。しかも、出発日には東海・関東地方に上陸の恐れすら出てきた。もう、半分あきらめ、半分希望的観測の心境。

 朝7時集合予定だが、まるでその時間を狙うかのような台風の動きだ。「なにも、こんなにタイミング良く来ることもあるめえに」と、口の中でぶつぶつ言いながら、妻に視線を向けた。つまり、「お前さんが雨女だから、こういうことになるのだ!」と言いたかった。言いたかっただけで、決して口には出さない。もし言ったものなら、大変だ。「あんたが、雨男なのよ!」と、言い返されるに決まっている(悲)。

 「運を天に任せよう」と、早々にベッドにもぐりこんだ。

 7時集合と言っても、場所は最寄り駅だ。歩いても行ける距離だが、恐らく台風真っ只中に違いない。とても歩けないだろうと考え、前日、タクシー会社に迎えを申し込んだ。しかし、人間考えることは同じようで、「すでに予約で一杯です」と、断わられてしまった。となるとバスしかない。しかしバス停まで歩いたら、びしょ濡れになってしまう。どうしたものかと、妻と、無い知恵を絞りあった。

 結局、マイ・カーを使うことにした。駅前のパーキングに停めることにしたのだ。1日利用しても、たったの700円だし、帰りも楽だ。2日利用して1400円だから、タクシーで往復するのと変わらない。

 5時前には目覚めてしまったが、なんだか外が静かだ。台風らしい強い風雨でもない。「ひょっとすると、台風のコースが変わったかも」と期待した。しかしラジオを点けると、相変わらず「厳重な注意を」と呼びかけているし、間違いなく関東に近づいているらしい。

 そうはいっても、家を出る段階で静かなのは助かる。早目に集合場所に着くと、すでに観光バスが待っていた。最寄りの駅が出発点で、途中2箇所に寄って、他の乗客をピックアップする。合計30人ほどが集まったが、10人くらいが、やはり悪天候を心配して、キャンセルしたそうだ。

 バスは圏央道から中央高速道に入る予定だった。だが、圏央道の途中インターで降ろされてしまった。勿論台風の影響のためで、通行禁止になってしまった。一般道から中央高速インターに向かったが、これが渋滞で、だいぶ時間のロスになってしまった。八王子インターから入り、そこからは至ってスムーズな走行。時折、強い雨がバスの窓をたたいたが、たいしたことはない。途中からは青空が見えてきたくらいで、「台風はどこに行ったのか」みたいな天気だった。

 添乗員は中年の女性で、最初、「おばさんか・・・。おしゃべりすぎたらイヤだなあ」と、危惧した。ところが、このおばさん、只者ではなかった。「いやー、実を言いますと、今日は催行中止になると思っていたんです」「というか、それを期待して、他の予定を考えていました」と乗客を笑わせながら、正直な気持ちを明かした。

 「でもこうして走り出したからには、なんとしても素晴らしいツアーにしたいです」と決意を述べると、乗客から拍手が起きた。

 ところで今回のツアーコースは、1日目が信州の「駒ヶ岳千畳敷カール」-「穂高温泉郷」。2日目が、「上高地」-「乗鞍高原」だ。

 はたして、無事に周れるのだろうか?
posted by Boo! at 23:09| 東京 ☀| Comment(0) | 旅行記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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