2016年09月12日

宝とゴミ

 アナログ音源(レコードやオーブンテープ)や映像(ビデオテープ)のデジタル化作業を進めてきたが、ほぼ終了した。ネガフィルムも終えたし、もうこれでやることがなくなったと安心したいが、実はまだある。

 大量のカセットテープだ。600本位はある。専用のケースにぎっしり収まっている。昔、FM放送の音楽番組を録音したもの、友人や知人から借りたレコードをダビングしたもの、或いは昔の仲間との練習音源、文化祭やリサイタルの音源、変わった所では、元気だった頃の父母とのやり取り、訪ねて来た友人や従兄弟、学友とのおしゃべり等々、一体何が録音されているのか分からないほど多岐にわたっている。
 
 600本全部をチェックしてデジタル化する気はない。苦労して集めた音楽ファイルはその後LPやCDで揃えたものが多い。これだけでも半分ほどは作業することなく処分できそうだ。幸いにもカセットテープには録音内容がメモしてある。メモを頼りに取捨選択していけばいい。

 ネックはカセットデッキだ。先日ひさしぶりに再生したが問題なかった。というか、大変良い音で、見直してしまった。完動品だ。もし故障してしまったら修理も買い替え(中古)も放棄する。「もうここまでだ」とあきらめる。だから、動くうちに1本でも多く作業したい。急がないと…。

 アルバムに貼られたプリント写真もある。重いアルバムが何冊もあり、場所を占領している。これを片っ端からデジタル化してアルバムを廃棄したい。と言っても、既にデジタル化したネガフィルムとダブるものが多いので、意外と速く片付くかもしれない。最近のスキャナーは、一度に数枚の写真をスキャンでき、しかも1枚づつ保存してくれる。

 アナログからデジタル化の作業は面倒くさいものだ。とても短期間で終わるものではない。リタイアして自由な時間がたっぷりあれば別だけど、すき間のような時間をやりくりして作業するから、遅々として進まない。加えて、ブログ投稿、(たまの)スチールギター練習、ランニング、肩たたき(奥様へのサービス)などがあるから容易ではない(悲)。

 「そんな七面倒くさいことをせず、あるがままでいいではないか」という考え方もある。確かに一理ある。しかし大量の写真や音源があっても、それをうまく活用できなければ意味がないし、死蔵と同じことだ。宝になるか、ゴミとなるかだ。「あの演奏家の**という曲を聴きたい」「**年の写真を見たい」「**君の写真はどこだ」と探すのは大変だ。よほどの整理でもしてない限り、ほとんど不可能、あるいは面倒であきらめる。

 だがデジタル化されたデータは検索が簡単になる。キーワードを二つも入力すれば、ほとんど一発で出てくるから快感だ。これまで埋もれていたデータがよみがえる。PCが便利というよりも、データーを保存するHDDの容量が巨大になり、しかも安くなったことが大きい。

 本棚からすでにVHSビデオテープが消えた。やがてはアルバム、カセットテープも消えるだろう。少しづつ隙間ができるようで、嬉しい。
posted by Boo! at 22:26| 東京 ☀| Comment(4) | 音楽以外の関心ごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
そして持ち主も・・・・
Posted by MATT at 2016年09月12日 23:37
MATTさんの言うとおり!!!
持ち主もそのうちに消えてゆきますね。

そうなると苦労したものもすべてゴミ!

私の書籍は引き取ってくれるところがあるので一安心です。

音源の方は・・・・諦めます!
どうとでもしろ!!!だ。
Posted by たぬき at 2016年09月12日 23:59
MATTさん
 いやいやMATTさんこそ、先人ですよ。よくもあれだけの音源を集め、HDDやDVDに収めたものです。しかもそれらを惜しみなくオフ会メンバーに配り、我々の恩恵は計り知れないものです。

 私の所有する音源はそのような価値のあるものは少ないのです。

 価値がないと言えば、まさにたぬきさんそのもの。とっくにゴミ扱いですが、私が救世主のような役目をもって、助けているのです(笑)。その割には、感謝の足りない方です。
Posted by Boo! at 2016年09月13日 00:08
たぬきさん

>すべてゴミ!

 なに、たわけたことを!

 生きている間に有効利用できればそれでよいのです。あとのことはどうでもいいです。

 ま、親類の若者に好きなやつがいるので、狂喜して持ち去るでしょう(笑)。

 なんだかんだ言って、たぬきさんも結構PCに取り込んでいるじゃないですか。だいぶ前に、「CDはすべてPCに入れてしまうので、処分するか誰かに上げてしまう」と聞いた憶えがあります。

 その時は、「ずいぶん思い切った方だなあ」と、感心したものです。ある意味、たぬきさんのほうが進んでいたのです。人間、一つくらい良い点があるようです。
Posted by Boo! at 2016年09月13日 00:17
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