2017年02月25日

本年初の墓参り!

 やっと体調が戻りました。風邪の症状がなくなり、やれやれと安心したものの、今ひとつスッキリせず、「もしかしてこれは風邪ではなく、花粉症か?」と疑い出したほどでした。

 友人、知人には花粉症で苦しんでいる者が多く、私が「育ちが良いから、そんなものは無縁だ」と豪語すると、ヒンシュクを買った。そんな私が「花粉症らしい」などと言おうものなら、「それ見たことか!」と狂喜される所だった。危ない、危ない(笑)。

 皆さん誰も心配などしてなかったでしょうが、一応ここは儀礼的に「ご心配おかけしました」と感謝しておきましょう。

 元気になったことで、先日の日曜日、両親の墓参りに行った。今年初めてだ。車で1時間半はかかる遠い場所なので、そう頻繁には行けない。

 東京都下の郊外にある。周辺は山に囲まれ、「ここも東京か?」と驚くほど、自然豊かだ。環境は抜群だけど、しかしやはり遠いことがネックだ。

 両親はこの自然が気に入って決めたのだろうが、亡くなってしまえば、自然も景色もあったもんじゃない(笑)。そんなことより、両親亡き後、墓を守る我々のことも考えて欲しかった、と時々思う。

 24,5年前、母から「墓地を買った」と電話がきた。両親二人ともまだまだ元気だったから少々驚いたし、「そんなことを考える歳になったのか…」と複雑な思いもした。

 「一緒に見に行って欲しい」と言うので、ある日、全員で出かけた。最初の内はご機嫌な両親だった。「とにかく良い場所だ」と、いかに良い墓地を手に入れたかを自慢し続けた。所がなかなか現地に着かない。渋滞していたこともあったが、ようするに遠いからだ。

「随分時間がかかるな」と父がボヤキ始めた。そして明らかに不機嫌な表情に変わってきた。母は母で、「しょうがないでしょ」と突っかかる。車内は険悪なムードになってしまった。

 文句を言いたいのは私だ。「なんでこんなに遠い墓にしたんだ?」と言うと、決まりが悪くなったか、小さくモゴモゴと言い訳していた(笑)。

 結局3時間以上もかかって到着した。今でこそ近道を開拓したので2時間以内で行けるけど、それでも遠いと感じる。途中父は「もう帰ろう」と言い出す始末だった。

 確かに展望も良く、行楽で来るには申し分なかった。でも墓参りとなると、話は別だ。「こんなに遠くては、そうは来れないな」と懸念した。

 それから2,3年して父が亡くなり、納骨された。納骨した時だけは近い親類にも立ち会ってもらったが、その後の一周忌や三回忌では、お墓まで来てもらうことは求めなかった。遠くて申し訳ない、と思ったからだ。

 父の死から15年後に母は亡くなった。その間、母は何回墓参りしただろう?とても一人で行けるような場所ではないから、私が行ける時に時々連れて行った程度だ。

 これがもし、私の住む所から近い墓地を選んでくれたら、色んなついでの時に寄れたはずだ。

 などと、あの時のいきさつを思い出しながら雑草を取り、墓石を綺麗に洗い、お線香を上げた。そして他の墓を見ながら引き上げたが、いかに荒れた墓が多いか、やたらに目立つ。雑草だらけで見る影もない。恐らく、遠くて来れない、面倒だ、ということでしょう。しかし、放置されたような墓ほど淋しいものはない。

 墓守のことを考えずに決めると、このような行く末になりがちなので、これから購入を検討している方は、是非後々のことに想像を巡らせて判断されるよう、アドバイスします。
posted by Boo! at 00:15| 東京 ☁| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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