2017年05月16日

なんだかなあ・・・。

 先週はバタバタした一週間でした。従兄の通夜・告別式が土・日に行われ、無事終了。やっと解放された気分で、久しぶりに熟睡できた。

 それにしても盛大な葬儀だった。一方で、遺族の意向に添わぬ派手な式になってしまったように感じた。会社を経営してきたから仕方のない面もあるけど、関連する業界団体、取引先、銀行などの関係者が大挙して押しかけ、遺族の存在を無視したかのような振る舞いには首を傾(かし)げた。

 お坊さんの読経が始まり、遺族、親族の焼香に移った。普通は祭壇前に置かれた焼香台まで行って焼香するけど、今回は香炉を渡され、座ったまま焼香。済んだら次の方に手渡す。これは初めての経験だった。確かに立ち上がって順番を待つより、ゴタゴタしなくて良いかもしれない。もっとも高齢者が多かったからそのように配慮してくれたかも。

 親族が終わると別に設けられた焼香台で一般参列者の焼香に移った。二列に並んで焼香してもらったが、それでは中々前に進まず、滞りがちだった。延々と続く列を見て、「凄い数だなあ」と驚きを通り越して呆れた。と同時に、不安にもなった。

 焼香中、坊さんの読経は続く。しかし約一時間の読経と聞いていた。30分過ぎても列が途切れることはなく、それどころか更に増えてきたように感じた。「一体何人来たんだろう?」と時計を見ながら読経終了時間が気になった。

 葬儀の係員もしきりに時計を見ている。しかし私は機転が利かないなと思った。こんな状況になることは珍しくないはずだ。見込みよりも参列者が多いと思ったら途中から焼香台をあと一つ二つ増やしてやればはかどるのに、と苛々した。

 終了時間まで残り5分を切った。依然として列は続いていたが、何とか最後尾付近が見えてきた。しかしそれでもまだ10分はかかりそうだ。予定時間には終りそうにないが、5分や10分位過ぎても、延長して読経を続けてくれるはずだ。

 ところがこの坊主、2分くらい前になったら、読経をやめ、経典を閉じ、立ち上がる気配。すると葬儀屋が、「これでお経が済みました。お坊様がお帰りになりますので、合掌しながらお見送りください」と促した。

 参列者の焼香を中断させ、我々に合掌させながら、ゆっくり歩いて退出して行った。「ふざけるな!」と思った。「一体だれのためのお経だ。なに様のつもりだ」と怒りがわいてきた。やがてまだ済んでいない残りの参列者が焼香を再開したが、読経の聞こえない焼香なんて初めてだ。不満一杯の私は納得いかないので、勿論合掌なんかしなかった。

 あと10分も読経を続けてくれたら焼香は終わったのだから、余計に不満が残った。状況を読まず、約束の時間さえ果たせばよしとするこの坊主の態度。加えて、声は小さい、お経と木魚のリズムが合わない、まるで素人が読むようなお経では有り難みゼロだ。お布施だって相当に包んだはずだ。たかが10分程度の延長したってバチは当たらない。今時、時給何十万円もの仕事なんてないぞ。

 こんなことだから「葬式仏教」「仏教ビジネス」なんて揶揄されるのだ。

 翌日の告別式も同じ坊主で、相変わらず下手な読経だ。最後にお説教を垂れてくれたが、説得力なし。

 「寄りによってなぜこんな坊主が…」と思ったが、実は従兄の父(伯父)の代からの付き合いで、菩提寺にもなっている寺からやってきた。先代の住職は良かった。継いだ今回の坊主は恐らく息子なのだろう。ハッキリ言って向いてない。継いだと言っても60代くらいの年齢なのだから、それなりの坊さんであって欲しい。

 ちなみに私がいつもお願いしているお寺の住職は大変好感が持てる。別に菩提寺でもないし、檀家にもなってない。しかしそんなことに関係なく、丁寧に接してくれる。気遣い、心遣いがやさしい。小さなお寺だが、訪問すると家族総出で迎えてくれる。法要をお願いすると、いつも予定時間を30分以上はオーバーする。話は面白いし、坊さんでありながら人間臭く、さばけている。

 私は無宗教だけど、こんなお寺なら檀家になってもいいかな、と思うほどだ。

 友人や知人の中には、お寺関係の者が数人いる。いずれも家族だったり、旦那や奥さんの実家がお寺だったりだ。しかしロクな話しか聞かない。もう離れているからだろうけど、恥じることなく暴露する。ほとんどお金に関することだ。情けなすぎて、「坊主ともあろう者が・・・。むしろ一般よりもたちが悪いではないか」と不信感が募る。最近も、母親を殺そうとしたり、業者に寺の敷地内に土砂を不法投棄させたニュースがあった。いずれも金に絡む事件だ。これらは極端な例かもしれないが、しかし珍しくもないから呆れる。

 ま、お寺も坊さんも様々だとは思う。しかし金儲けに走ったり、単なる仕事と割り切って欲しくないものだ。

 人様に説教できる人間力を持った方だけが坊さんになって欲しい。たぬきさん、阿羅漢さんでは絶対無理だな。あたごウクレレさんやきぃばつさんは向いているかも・・・(笑)。
posted by Boo! at 23:22| 東京 ☀| Comment(7) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
でも、阿羅漢さんだったらそのままでお坊さんに変身できるかも・・・・
Posted by MATT at 2017年05月19日 14:23
そこまで、得を積んでないからなー、
でも、丸儲けできるんなら坊主も悪く無いかな。
Posted by 阿羅漢 at 2017年05月19日 16:55
うちの菩提寺は坊主よりも大黒様(坊主の母親)がうるさくて守銭奴なのです。

いっそのこと他に変えようかと思っているのですが、ままならず・・・。

私の戒名なんて200〜700万だって・・・!!

まあ、金はいくらでもあるから困らないけどねえ・・・・。
Posted by たぬき at 2017年05月19日 21:47
> 丸儲けできるんなら・・・

もうけが無いんじゃやっていかれないですからね!

> 200〜700万・・・

ずいぶん幅がありますね、700万円払ったつもりでオフ会をハワイで開きましょう!
たぬきさん持ちで。
生前ならみなさんの喜ぶ顔も見ることができますし・・・・
Posted by MATT at 2017年05月19日 22:07
MATTさん

>そのままで

 そうですよね。頭を剃る必要がないですから。

 坊主は坊主でも、生臭坊主がいいところですかね?
Posted by Boo! at 2017年05月19日 23:17
阿羅漢さん

>得を積んでない

 そんなことないでしょう。「悪徳」という徳を十分積んでいます。


 まさか、坊さんがこのブログを読んでいることはないと思いますが、もし読んでいたらまずいかも(笑)。

Posted by Boo! at 2017年05月19日 23:21
たぬきさん

>坊主よりも大黒様

 それ、結構多いのです。

 実家がお寺の友人は跡を継がなかったものの、彼を溺愛する母親からの金銭援助がすごいのです。
 「車を買い替えようかな」と漏らすと、ポンと200万、300万円、マンションを買うと言えば1000万円以上を惜しげもなくくれるのです(羨ましいじゃんか)。

 実家は地方ですが、無心したくなると用もないのに、のこのこと出かけては小遣いをせしめてきます。勿論奥さんには内緒ですが、賢い奥さんはちゃんと見抜いています(笑)。

 堂内に金が散らばっているのかと思ってしまいます。


>私の戒名なんて

戒名なんていらないでしょう?

 200〜700万円なんて、アホじゃないですか? 1/10にしたって、まだ高いや。

 なんなら私が戒名を付けましょう。

 「嘘狸淫酒狂大迷惑偽紳士」

 どう?

 これでよければ、サービスして10万円で結構です。
Posted by Boo! at 2017年05月19日 23:37
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