2012年07月04日

超お宝発見!

 たまには部屋の整理をするものだ。収納棚を片付けていたら、とんでもないものが出てきた。

 私にとっては、突然天から降ってきた「宝物」のようで、信仰心のない私でも神様に感謝したほど。

 「一体、なんだ?」

 勿体無くも畏れ多く、そう簡単には披露したくない(笑)。

 こんなものが我が家にあったとは夢にも想像しなかったし、記憶にもなかった。

 当時、多少ハワイアンに関心があったものの、不勉強で知らないことばかりだった。特にハワイアン・ミュージシャンの名前にはほとんど無頓着で、数えるほどしか知らなかった。日本では、バッキーさん以外はまったくといっていいほど無視していたし、本場ハワイのプレーヤーや歌手も大物クラス以外はまるで知らなかったと言っていい無知ぶりだった。

 スチールギターの練習を再開したことで、遅まきながら沢山のプレーヤーの名前を知るようになり、特にMATTさんからの情報で勉強させてもらっている。謝々!

 「だから、何が出てきたのだ?」

 まだ教えない(笑)。

 実は色紙が出てきた。色んな有名な方々のサインが記されているものだ。映画俳優、歌手、小説家、歌舞伎役者などなど。珍しいものでは、フランスの歌手「シャルル・アズナブール」のサインもあった。その数30枚以上はあったか。私が大学を卒業する時に後輩が寄せ書きしてくれたものや、結婚のお祝いの言葉が寄せられた色紙もあった。

 懐かしい思いでめくっていたら、なんと、大変なものが出てきた。

 だが、「こんな色紙あったかなあ・・・?」と、なかなか思い出せない。1969年に書いてもらったらしい。

 「To(私の名前)]と書いてあり、間違いなく私に対して書いてくれたものだ。

 一生懸命、記憶をたどった。69年というと、すでに卒業している。立派な(?)社会人になっている頃だ。それが何故、このようなものをもらったのだろう?

 おぼろげながら蘇ってきた。当時、山銀さんと親しくしており、よく演奏場所に顔を出した。演奏に対するファンと言うわけではなく、オヤジさん(当時はこう呼んでいた)の自慢話が面白くて、それが聞きたくてお近づきになった。控え室にも入りびたりで、メンバーとバカ話をしては喜んでいた。リズムギターを担当していた大谷さんは無口なんだけど、時々面白いこといっては笑わせてくれた。スチールギターの岩田さんも無口だったなあ。そういえば、岩田さんの息子さんという方から、「父は亡くなりましたが、当時の父の思い出を書いてください」とコメントで依頼されたことがあり、びっくりした。思い出せる限りのことを書いた憶えがある。その後も息子さんはお元気なのだろうか?

 かすかな記憶を頼りに、1969年当時を思い起こした。恐らく、オヤジさんかその関係者から情報をもらい、本場ハワイアンのステージを観に行ったのだ。まだ結婚前で、後に妻となる彼女と一緒に行った。そしてずうずうしいことに、楽屋まで入り込み、色紙にサインをもらった。会場は自信ないけど、日比谷公会堂だったか、厚生年金会館だったか・・・どちらでもないかもしれない。

 その貴重な色紙が出てきたのだ。サインされている名前を確認すると、なんと、凄い方ばかりではないか!当時はロクに知らなかったとはいえ、粗末に扱ってきたことが申し訳ないほど・・・。

 いいですか、心してご覧ください!
サイン (1).jpg


 大体は読めると思いますが、中には達筆すぎて読みにくいものもあります(笑)。

 まず一番先に目につくのは、やはり日本語だからでしょうか、「南かおる」さんがあります。この時、共演したようです。それからなんといっても、「Haunani Kahalewai」、あの伝説のハウナニ・カハレワイです。もうこれだけでもお宝でしょう。それに「Sonny Kamahele」や「Danny Kaleikini」といった、今では良く知っている名前もあります。

 さらに驚いた名前が、ハワイアン解説では他の追従を許さなかった「Toshihiko Hayatsu」、早津敏彦さんです。

 と、ここまできて、かなり思い出した。早津さんに「メンバーのサインを貰ってくれませんか?」と強引に頼み込んだのだ。だからこれだけのサインが揃った。実はもう一枚あって、それは妻あてに書いたものだった。きっと、「私も欲しい!」と、せがんだにちがいない(笑)。


 いやー、驚きました。

 こんなにも素晴らしい方たちを集めた当時のハワイアン人気がうかがえるし、その方たちのサインをもらった私も素晴らしく図々しい(笑)。ハウナニのサインを所有しているのは、日本で私一人だけではないかなどと、今になって心ひそかに喜びを噛み締めている。


 最後に、もう一つお見せします。誰のサインかお分かりでしょうか?

サイン (2).jpg
 

 皆さんにも多少、目の保養になったのでは?


追記 : MATTさんやきぃばつさんはすぐに分かったようです。まだ読めない方もいらっしゃるかもしれませんので、正解を。

 「バッキー白片」とはすぐ読めたと思います。その上の文字です。私も最初は読めませんでしたが、「Aloha Nui Loa」です。バッキーさんの名曲に「Aloha Nui Loa Ia Oe」がありましたが、これからきているのでしょう。
posted by Boo! at 21:19| 東京 ☔| Comment(10) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月13日

この方たちは?

 古いネガ・フィルムをスキャンして、デジタル保存していることは以前にも書いた。その後も、時々中断しながらも、まだ継続している。

 引出しの中にある大量のネガの1本を抜き出し、スキャナーにセットする。PC画面に現れた画像には、毎回、食い入るように見つめてしまう。中にはあまりにも古くて、画像が不鮮明だったり、カビ、ホコリによる傷みが激しいものもある。しかし、それがまた郷愁感を誘う。

 小学生時代に、生まれて初めてシャッターを押した記念すべき第一号フィルムも出てきた。当時、子供がカメラを持つことなど、夢みたいなことで、実家に下宿していた大学生の立派なカメラを眺めては羨ましくてしょうがなかった。

 小学校の修学旅行が近づき、なんとしても自分のカメラを持ちたかった。丁度その頃、「スタートカメラ」という、云ってみれば子供向けの安いカメラが売り出された。母親に必死にねだり、ゴマをすり、懇願した。私のネバリが勝ち、遂に念願のカメラを手に入れた。

 おもちゃに毛が生えたようなものだから、単純に撮るだけのものだ。絞りやピント合わせもできない。だから、ピンボケが多かった。それでも、自分のカメラだから嬉しかったものだ。

 中学生になると、さすがにこんなチャチなカメラでは飽きてしまい、小遣いを貯めて、質流れ品の安い二眼レフを買った。これは中々良く撮れた。しかし、古かったためか、2,3年で故障、使えなくなった。

 といったように、結構長い写真歴がある。長い割にはいつまでもヘボ写真ばかりだなあ(悲)。

 話がそれてしまった。

 つい最近もスキャンしていたら、思いがけぬ画像が出てきた。見た瞬間、タイムスリップした。まぎれもなく、バッキーさんのバンドだ。

 確か大学の4年生だったと思う。地方のホテル主催のハワイアン・ショー出演を依頼された時のものだ。それもメインはバッキー白片とアロハ・ハワイアンズで、その前座を務めてほしいという依頼だった。ちょっとビビったけど、こんなチャンスはないと、勇んで出かけた。若かったから、怖いもの知らずだったのだ(笑)。
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posted by Boo! at 23:45| 東京 ☀| Comment(9) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月28日

競演?

 先日、久しぶりにライブ・ハウスに行った。

 まったく初めてのお店で、コメント仲間であるPさんの案内で行った。そういえば、最後にライブ・ハウスに行ったのはいつのことだったか・・・。もう思い出せないくらい、大分前のことのような気がする。

 都内にはハワイアン演奏の聴ける店がいくつかある。聴かせることに徹した店もあれば、お客をステージに上げて、歌わせたり、なにか楽器を弾かせるところもある。

 今回のお店は後者のほうで、「お客様飛び入り歓迎」みたいなお店らしい。

 最寄りのJR駅でPさんと待ち合わせ、軽く食事を取ってから店に向かった。20人くらい入れるかどうかのこじんまりとした店内だった。ハワイアン専門のライブ・ハウスという訳ではなく、日替わりでジャズ、ポップス、それにハワイアンといったスケジュールで運営しているようだ。

 ステージに上がったバンドはスチールギター、ウクレレ、ギター、ベースの4人編成。いずれの方も決して若くはない。どこでもそうだから仕方ないか・・・。今や、ハワイアン・バンドといったら、イコール老人バンドになってしまった。それに合わせるかのように、お客の層そのものが老人ばかりだ。私もその一人です(悲)。

 スチールのSさんは良く知っている訳ではない。しかし業界の実力者であることは分かっていた。3種類のチューニング(C13,E13,B11)を弾き分けるだけに、普通はトリプル・ネックをセットするのだろうけど、ダブル・ネックとシングルの2台を並べていた。恐らく、楽器へのこだわりがあるのだろう。ちなみに、使用していた楽器はマグナトーンのダブル、Suproのシングルだった。どちらもかなり古い。

 バンド・テーマから始まり、リーダー(ukl)とギターのボーカルが続き、何曲目かにSさんのスチールギター演奏が入った。

 一度ゆっくり聴いてみたいと思っていたから注目したが、さすがに年季が入っている。良い音を出していた。何より、真摯な態度で弾く、一音一音を大事に扱い疎かにしない、またメンバーに対する配慮も大変なものだ。そういう姿勢がステージから良く伝わってきて、好感を持った。

 やがてリーダーが「**さん、どうぞ」とお客の一人を指名した。いよいよ「お客様参加タイム」らしい。

 ウクレレを弾きながら歌う方、唄だけに専念する方、と様々。しかし、スチールギターを弾こうなんて物好きはいない(笑)。

 やっと「Pさん、お願いします」と指名がきた。いかにも慣れた態度で、Pさんはステージに上がった。実はPさんは純粋なアマチュアとはいえない。本業は持っているけど、年に何回かはあちこちから演奏を依頼され、ヒマなプロよりも忙しい方だ。「半官半民」ならぬ、「半アマチュア半プロ」みたいなものだ。

 オフ会などでいつも感心するのだけど、この方も丁寧に弾く。決して私のように乱暴に弾かない。「見倣わないとなあ」と反省させられるのだ。もっとも、人間が不真面目だと、それを隠そうとするのか、せめて演奏で真面目なふりをする、ということも考えられる(笑)。「そうか!だから私のように普段から真面目な人間は、演奏で羽目を外したくなるのか・・・納得」

 勝手に納得するな?

 Pさんが終わると、ついでのように(悲)「では、お隣の方」と私が指名された。なにしろ初めてだから、私の名前を知らない。「お隣り」にされてしまった。勇んで上がったものの、いつもとは異なる楽器、慣れぬ雰囲気で結構緊張する。それに加えて、ウォーミング・アップもなしでいきなり弾くというのも、大胆というのか、無謀というのか・・・。普段の練習だってミスだらけなのに、余計にミスを連発した。「ミスBoo!」と呼んでください(悲)。

 3ステージあり、その都度1曲づつ弾かせてもらった。

 結局、スチールギターを弾く者は我々の二人だけだった。時には6,7人ほどが集まることもあるそうだから、またの機会を楽しみにしよう。

 今回はPさんと腕を競ったことになるが、正直、負けた!

 それが証拠に、拍手の数が彼のほうが多かったからだ。彼が100とすると私は99だった。一つ負けたのだ。あっ、彼は自分で拍手していたから、その一つが多かったのか・・・。じゃあ、イーブンだ、て何をわけのわからぬことを言ってるんでしょ(笑)。

 Pさん、有難うございました。楽しかったです。 
posted by Boo! at 07:05| 東京 ☁| Comment(6) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月09日

終った!

 後輩(ukl/voc)に頼まれていたCD制作がなんとか終わった。もう時間との勝負だし、細かいことにこだわっっていたらいつまでも終わらないので、「やっつけ仕事」みたいにして、無理やり終わらせた(笑)。

 先に作っておいたカラオケにまず彼の唄を録音し、その後は毎日少しづつ私のスチールギター演奏をかぶせた。

 カラオケも二通り作った。一つは生楽器のみによるもの。ギター、ウクレレ、ベースを一つづつ録音するから、かなり時間がかかる。もう一つはPCの音楽ソフトで作ったものだ。

 どちらが楽かと云えば、当然音楽ソフトだ。今のソフトは良くできていて、コード進行を打ち込み、希望するリズム・パターンを選んでやれば勝手に伴奏が出来上がる。楽器練習用に使うには重宝だし、お手軽だ。しかし、お手軽である半面、そうそう満足のいくカラオケができるわけではない。

 ここが落とし穴であり、弱点でもある。あくまでも「お手軽に」という意識で使うべきものでしょう。コードに対するベース音がいまいち気になったり、余計なオブリガードが入ったり、不自然なエンディングになったりする。時間をかけて物凄く細かく設定してやれば、かなりいいものになるのかもしれないが、「お手軽につくりたい」という気持ちが強いからそんな根気は出てこない(笑)。

 このようなソフトは何種類ものパターンをランダムに組み合わせての音のつながりだから、仕方ない面もある。

 それに対して、生楽器によるカラオケ作りは大変時間がかかる。通常はまずギターでリズムを録音し、次にベースかウクレレを録音する。意外と手こずるのが、ウクレレによるリズムだ。まだギターのほうがビートを刻みやすい。ウクレレは人差し指と手首を使ってリズム感をださないといけないが、このバランスをとるのが私には難しい。

 普段はほとんど弾くことがないから、どうしてもリズムをキープすることが大変で、不安定だ。なんども録音し直しているうちに、指が痛くなる。ウクレレでも指が痛くなるなあ。やはり、リズム楽器は毎日少しでもトレーニングしないと、ダメだと痛感する。

 このようにして、血と汗と涙の結晶により(?)、CD完成となった。果たして、後輩の兄貴は喜んでくれるのだろうか?

 「バカヤロー、こんな情けない演奏じゃ、治る病気も治らなくなるだろうが!」と、送り返してくるかも・・・。

 それとも、「うーむ、良い演奏だ。弟の唄は酷いけど、演奏はいいなあ」と、しみじみと感涙にむせぶか・・・。そうなると、「このような素晴らしいCDをただで貰ってはいけない。一枚10万円ほど寄付しよう」となるかも・・・。

 待ってます、お兄さん! えーと、銀行口座は***です(笑)。
posted by Boo! at 22:30| 東京 ☀| Comment(13) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月03日

合宿

 夏になると、大学時代の合宿を思い出す。

 新一年生になり、軽音楽サークルに入部した。当時、ジャズ系、カントリー、ハワイアン(男・女)に分かれて、6つのグループが所属していた。

 あの頃の私ときたら、音楽は聴くのみで、楽器は何も弾けなかった。しかし、何か一つくらい弾けるようになりたいと、その気持ちだけは持ち続けていて、大学に入ったら「絶対に楽器を始めよう」と心に決めていた。

 高校時代は、主にクラシック音楽を聴くことが多かったが、ポピュラー音楽も好きだった。というか、ジャンルにはこだわらず、耳に入ってきた音楽が心地よければ何でも良かったのだ。ラテン、タンゴ、ウェスタン、シャンソン、音楽映画等々、とにかく片っ端から聴いた。

 首尾よく大学に入学し、「さあ、何か楽器を・・・」と考えた時、ハタと困ってしまった。弾いてみたい楽器が浮かばなかったからだ、

 取りあえず、ギターとかマンドリンと云った無難な楽器を候補にし、そんなクラブを物色しようとした。そういえば、M大に入ったら、有名な「マンドリン・クラブ」に入ろうと考えたこともあったっけ。

 各サークルによる新入生勧誘の激しい4月、ハワイアン・サークルの先輩の説明を聞いたことがきっかけになって、入部した。それまで、ハワイアンには全く関心がなかった。「楽器の経験がゼロです」というと、「ウクレレなら簡単だぞ。すぐに弾けるようになる」と云われたからだ。単純な私はその言葉を鵜呑みにし、「そうか、ウクレレはたったの4本弦だ。ギターよりは簡単だろう」と安易に納得したものだ(笑)。

 10数人が入部したが、高校時代からハワイアンをやっていた連中(スチール、ギター、ウクレレ)の4,5人を除いて、あとは全員ウクレレ希望だった。つまり、私と同じようなことを考えて希望したのだ。

 困った先輩は、「ウクレレばかりじゃ、しょうがないなあ」と、他の楽器に替えるように命令した。なんとか2バンドできるようにしたかったのだ。だが、ベースだけは中々決まらず、誰も手を上げない。明らかに、「ベースなんてとんでもない」という顔をしていた。誰も手を上げないとなると、ムズムズしてくるのが私の性格。つい、ふらふらと手をあげてしまった。

 「ウクレレが4本弦なら、ベースだって4本だ。たいして変わらないだろう」と、実に恐ろしい発想だ。なにも知らないことは強い。怖いもの知らずだ(笑)。

 夏休みに入り、大学の所有する箱根の施設で1週間合宿した。先輩とマン・トゥー・マンで、朝から夕方までひたすら練習した。一日で血マメができ、破れて出血もした。血が弦にへばりつき、ネバネバした。それでも休むことは許されなかった。不思議なもので、痛みはあったものの、感覚がマヒして平気だった。

 この時の猛訓練を参考にして、翌年の合宿では、それを上回るような特訓で新1年生を徹底的にしごいた。後年しばらくの間、「あの時の**さんは鬼でした」と言わしめた(笑)。今では、奥様が私の「鬼」です(悲)。

 合宿が終わるころには、いっぱしのベース・プレーヤーになったような気分だった(笑)。
posted by Boo! at 21:52| 東京 ☁| Comment(13) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月19日

CD作り、悪戦苦闘中!

 毎月のように練習にやってくる後輩(ukl/voc)とのCD作りに苦労している。

 以前にも書いたが、入院・闘病中の彼の兄貴が我々の演奏・唄を聴いてみたいと希望したため、「CDにしてくれませんか?」と、頼まれてしまったからだ。

 「そう云われてもなあ・・・」と、困った。我々の演奏を聴いて元気が出るならいいけど、恐らく逆効果。かえって症状が重くなって入院が長引き、兄貴の奥さんから文句を言われる恐れもある(笑)。

 音楽ソフトやMTRを使って制作したカラオケはすでに50曲を超えている。CDに収録できる数は20曲程度だろうから、2枚分は作れるということになる。しかし中身は貧しいから、1枚やっとできるかどうかだろう(悲)。

 あくまでも我々の練習補助のために作ったカラオケだから、スチールギターやVocを録音して来なかった。全然無いわけではないけれど、面白半分に録音したものがほんの少しあるだけだ。とても兄貴に聴かせるような出来ではない。

 恐らく兄貴が聴きたいのは、弟である後輩の唄だ。私のスチールギターなど、どうでもいいはずだ(悲)。そこでまずは、彼の唄から録音しようと、先日来てもらった。

 彼もえらい張り切りようで、機材をセットしている間中、「アー・・・」だの「ウー・・・」だのと、発声練習を繰り返していた。「バーロー、今さらそんなことやったって、良い声になる訳ないだろうが!」と嫌味の一つも言いたかったが、ぐっと飲み込んだ(笑)。

 いきなり録音という訳にはいかない。何曲かリハーサルし、本人が納得するまで待った。

 そしていよいよ録音開始。

 いつもの練習の延長みたいなものだから、お気軽にできるかと思ったが、やはり録音となると気持ちが変わるようだ。

 練習で何度となく唄ってきたから、スムーズに進行するはずだと思うが、意識過剰のあまり、何でもないところで音を外したり、拍を食ったり、不自然な崩し方をしたりする。「少しでもうまく唄いたい」「ミスしないように・・」「ちょっと唄い方を変えてみよう」といった彼の色気がこちらにも伝わってきて、苦笑してしまった。「平常心で唄え!」と云いたかったが、彼の心中もよく分かる。

 その都度、録音を中断し、やり直す。お蔭で、1曲終えるにも随分時間がかかった。お昼過ぎから始めて夕方の5時までにやっと5曲録音できただけだった。まだあと5曲は入れたいから、残りは次回に持ち越した。

 以上の作業は彼のVoc録音のみであって、私のスチールギターは後まわしだ。MTRの便利な点で、後からいつでもスチールギターを重ね録音できる。彼の唄10曲と私の演奏を数曲録音すれば、なんとかCD1枚完成ということになるが、問題は私のスチールギターだ。

 彼の意識過剰に負けず劣らず、私も録音となると邪心(笑)が沸き起こり、普段と違う演奏をしようとする傾向がある。当然上手く行くわけはなく、ミス連発ということになるのがオチだ(悲)。やはり、慣れないことはしないほうがいい。分かっているのだけどなあ・・・。

 「練習のための演奏」と「録音のための演奏」とは全く別物であることを痛感する。

 こう見えても、私「小心者」なのです(悲)。MATTさんやたぬきさん、paulさんたちとは違うようです。はい。

 
posted by Boo! at 22:09| 東京 ☁| Comment(4) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年07月08日

−、+、〇、△ ・・・ て?

 たまには真面目な話題を(?)。

 楽譜にコード名を記すとき、人によっては色々な書き方をするようだ。

 C F G7 はこのまま書くが、マイナーになるとどうだろう? Cm Fm G7 の場合だ。恐らくこの通りに書く方がほとんどだと思うが、中には、C- F- G7 と書く場合もある。私がそうなのだ。
Cm7はC-7だし、Am7はA-7と書く。よくあるコード進行、例えば、C Am Dm G7 だと、C A- D- G7 のように書く。

 また、メジャー7th という美しい響きのコードがある。これはどのように書きますか? 私の学生時代は、CMaj7 または CM7と書いた。今でも一般的かな? マイナーのmと区別して大文字のMを使う。だが最近は△マークを使うミュージシャンが多い。C△7と書くのだ。このマークは便利で、書きやすい。私も愛用する。

 マイナー・メジャー7thという小難しいコードがあるが、ご存じでしょうか? 昔はこんな呼び方をするコードはなく(いや、私が知らなかっただけで、あったのかも知れない・・)、響きがほぼオギュメントに近いので、そう呼んだ。例えば、正確にはCマイナー・メジャー7thだが、当時はこれをGオギュメントで代用したのだ。今でも代用充分可能だ。このコードを記すとどうなるか? 普通はCmMaj7と書くか、C-M7と書く。なんだか書くのも面倒だ。しかし、△マークを使えば簡単だ。C-△7、またはCm△7で良い。

 では今挙げたオギュメントはどう書くでしょう?
まさか、Gオギュメントとは書かないと思いますが、大方はG+と書くでしょう。Gaugもあるかもしれない。

 ディミニッシュは色々ある。
 もっともポピュラーな書き方は、Cdim でしょうか? 学生時代には、先輩から「マイナス」だと教えられた。「−」だ。C−と云われた。しかしこの書き方だと、先ほどのマイナーと混同しやすい。
C-と書かれても、Cmなのか、Cdim なのか、間違いやすい。そこでいつからか、〇を使うようになった。C○と書くのだ。これならわかりやすい。これも私愛用。

 ディミニッシュのついでに、ハーフ・ディミニッシュというコードをご存じでしょうか? 正確にはハーフ・ディミニッシュ7thという。これは、マイナー7thの5度を半音下げたコードのことで、Am7b5とかCm7b5と書けば、お分かりでしょう。これも略記してφを使うことがある。Aφ(7)とか、Cφ(7)と記すのだけど、使っている人は少ないようだ。ハーフだから、おそらく○を半分に切って、φを考えたものと思う。

 オフ会の時に持ち寄るメンバーのコード表を見せてもらうと、面白い。それぞれこだわりがあって、書き方がいろいろなのだ。

 つまりは、間違いでなければいいわけで、どのように書こうと自由だ。しかし、他の方と共演する機会があるのなら、だれにもわかりやすい書き方をしたほうがいいでしょう。また、以上書いたような略記法もご存じであれば、「これは何のコードだ?」と迷うことがなくなる。

 ちなみに、私は次のように書くことが多いです。

 1. C C#○ D-7 G7 E-7 Eb○ D-7 G7 C△7 

 2. C- C-△7 C-7 C-6(又はF9)
 

 分かりますね?
posted by Boo! at 21:38| 東京 ☀| Comment(13) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年06月22日

おや、こんなものが・・・?

 何十年も生きていると、身の回りにはやたらと「モノ」が増えてきて、言ってみれば、「モノ」に囲まれた生活を余儀なくされる。

 皆さんも似たような環境でしょう。

 本当に必要なものだけであれば、溢れる程の「モノ」に囲まれるわけがない。要らないもの、何となく捨てられないもの、取りあえずとってあるもの等々が多いから、やがて溢れてしまう。


 昔は、喫茶店に入るとよくマッチを貰った。センスの良いお店だと、マッチのラベルも洒落ていた。そのため、つい捨てられずに段々溜まっていった。だがある時、「こんなに大量のマッチを家の中に置いていたら、もしなにかで発火したら大変なことになるなあ」と心配になり、ほとんど処分した。

 それでも全部は捨てきれず、引出し一つ分ほどは残した。私はたばこを吸わないので、使う機会は全くなく、そのままになっていたが、親父が亡くなって以降、仏壇やお墓参りの蝋燭や線香点火に使っている。やっと有効利用できるようになった(笑)。


 先日、気まぐれで引出しの中をかき回していたら、古ぼけた紙袋があった。パンパンに膨れていたから、なにかが一杯入っているようだった。中身を床にぶちまけると、細かい紙切れ、絵葉書、レシート類、どこかの入場券や入園券、メモ、ひん曲がったソノシート(懐かしい)etc.他にも色々とあった。

 「なんだ、ゴミか」とがっかりし、すぐに捨てようと思った。だがある文字に吸い寄せられた。「ん? これは?」と手に取ると、「タクト」と印刷されている。

 そう、かつてのハワイアン喫茶の殿堂、「銀座タクト」のことだ。

 8ページから10ページ程度の小冊子で、毎月発行されるスケジュール表だった。


tact_4.jpg


 表紙をめくると、イヤー、懐かしいバンドやプレーヤーたちの名前がずらり。

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 バッキーさん、オッパチさん、ポス宮崎さん、白石さんと云った名前が目に入る。他にも、カントリーの原田実や大野義男、石田新太郎も出演しているし、面白いところでは、ダニー飯田、歌謡コーラスのグループも出演している。「ペドロとクリスティーナ」の名前もあるが、これはその後の「ペドロ&カプリシャス」結成前のグループのようだ。


 表紙の裏には、常連出演プレーヤーを毎月紹介する写真が掲載されている。

tact_1.jpg

 この時は、オッパチさんのバンドが載っていた。メンバーの数が多いような気がするし、杉本さん(Ukl)の姿がない。古い写真を載せたのだろうか? それとも、前列左の人が杉本さんかな?ルックスが違うような気がするけど・・・。


 今から40年以上も前の古い資料だ。当時、「タクト」に通った方にとっては、懐かしいことでしょう。

 たまにこのような「モノ」が出てくるから、捨てられないのだなあ。
posted by Boo! at 21:00| 東京 ☀| Comment(23) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月23日

有難い!

 私には、ハワイアン、スチールギターを大変愛する知人が何人かいる。いずれのお方も情報を沢山お持ちだし、ハワイにも時々出かけては、本場ハワイアンを満喫しているらしい。私とはエラい違いだ(笑)。

 おひとりはスチールギターを愛する気持ちに並々ならぬものがあり、「病高じて・・・」なんとやら、定年を迎えて本格的に練習を始めてしまった。楽器のコレクションにも熱を入れ、eBayオークションで年代物スチールギターをせっせと手に入れている。この方、修理が得意なので、どんなに傷んでいても自分で直せることは強い。だから、私の楽器がおかしくなったら、最終的にはこの方に頼ればいいと、秘かに考えている。

 普段はほとんどお付き合いはないのだけど、1,2年に何回か、突然のようにメールをくれる。「天災は忘れたころにやってくる」みたいな方だ。いや、この方は天災でなかった。天才かも。本当の天災は「たぬきさん」だった(笑)。

 私のブログを読んでの感想だったり、それに関連した貴重な情報を寄せてくれることが多い。どうせなら、コメントとして投稿してくれればいいのに、これには中々反応してくれない。なんとかコメント仲間に引きずり込んで、オフ会メンバーにしたいと考えているのになあ・・・。こればかりは無理強いはできないけど。

 さて、先日も有難い情報がきた。

 私がジェフ・アウ・ホイのファンだと聞いて、「こんなサイトがありますよ」と教えてくれたのだ。ジェフの演奏の入ったCDはまだないものと思っていたら、2枚ほどあると云う。リーダ・アルバムではないにしろ、彼の演奏が入っているのなら是非欲しい。私一人が独占してもしょうがないので、皆さんにも紹介します。


http://www.mele.com/search.html?referer=7fa15d208466fcb17198c2fa411b3bf3&searchField=Holunape&submitSearch.x=25&submitSearch.y=14

 「Holunape」というグループで演奏しているそうだ。




 ジェフに関連して、彼の写真が多数掲載されたサイトも教えたくれたので、こちらも紹介します。


http://www.alohainternationalsgc.org/05-2007ConventnPics.html

アロハ・インターナショナル・スティール・ギター・クラブの例会にジェフが招かれて行った時の写真とのこと。


 このようなサイトは教えてもらわないと見つからないから、本当にありがたい。I**さん、いつも有難うございます。


 そういえばもう一人、情報の鬼みたいな方がいたなあ。MATTさんだ。いろいろな最新情報を教えてくださる。イィヴィさんも、検索の名人だ。よほどヒマらしい(笑)。

 周辺にこのような「生きた資料館」のような人が存在するおかげで、私自身、努力することなく貴重な情報が集まることはなんと幸せなことか・・・。自分を「天性の怠惰人間」と思っていたが、もしかするとこのような方々が私を怠け人間にしてくれたのかも・・・(笑)。本来は勤勉なはずなのに?
posted by Boo! at 21:45| 東京 ☁| Comment(8) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年05月19日

(良い)アンプが欲しい!

アンプ_1.JPG



 スチールギターにはアンプが必要だ。一人で練習するだけなら、アンプを通さずとも生音を聴きながらの練習も可能だが、それでも限界がある。

 ピッキングやバーさばきといった基本的なトレーニングならまだしも、音のニュアンスや強弱、音色の作り方となると、アンプが必要になる。

 勿論、私もアンプを所有している。

 一つは、スチールギター練習を再開した頃に購入した「Peavey」製だ。某練習スタジオに置いてあったアンプを使ってみたところ、とても良い音に聴こえた。それまではアンプなしの練習だったから、久しぶりに聴くアンプの音に感動したのかもしれない。

 「よし、これを買おう!」と、型番をメモし、ネット通販で安く手に入れた。スタジオでは小型アンプと思ったが、我家に置くと意外に大きく、しかも重い。

 使い始めの頃は、まずまず満足していたが、段々と不満なところが出てきた。私の求める音は、柔らかくてよく伸びる音。こもらない低音で、しかも図太い音。粒立ちのよい音。このような条件を備えているアンプが理想だ。だが購入したアンプは、これらから離れているように感じ始めた。楽器側、アンプ側、双方の調節をあれこれ試みたが、思うような音が出ない。最も不満な点は、音にうるおいがないことだった。

 そうはいっても、アンプばかりのせいではなく、私の腕の悪さにも原因がある。分かってます・・・はい(悲)。しかしこれを直すことは、今さら無理なので、何とかアンプでカバーしたいのだ(笑)。

 しばらくして、もう一台、アンプが欲しくなり、購入した。

 普段は一階の部屋で練習するが、時々、私の練習を邪魔するかのように、妻が部屋を占領する。ロクでもないTVを観るためだ(それも、韓国ドラマ)。どっかりと大きなお尻をおろしたまま、動こうとしない。「すみませんが、奥様! どいていただけないでしょうか?」なんて言おうものなら、なにが飛んでくるか分からない(悲)。

 仕方なく、二階に上がり、もう一台のスチールギターで練習する。一々、下から重いアンプを上げるのは大変なので、生音で練習する。しかし、やはりアンプから出る音が欲しいので、小さくて軽いアンプを探し、ローランドのCUBE-RXという製品を購入した。6Kgちょっとしかないので、持ち運びが楽だ。

 オーディオもそうだけど、私のような古い時代を生きてきた人間は、「小さくて軽い音響製品なんか、良い音が出るわけない」と思い込んでいるところがある。このCUBEもそんな類だろうと、大して期待しなかった。あくまでも持ち運びに楽な点を優先し、音は二の次だった。まあ、音が出ればいい、という程度だったのだ。

 ところがこれが大外れで、期待もしなかったような音が出て、驚いた。音色がクリーンで、聴きやすい。大きいPeaveyアンプよりも気に入ってしまい、すっかりこれがメインになってしまった。後輩が練習に来ても、わざわざ二階から降ろす(笑)。

 それでも使い続ければ、不満は出てくるものだ。やはり、低音が不満なのだ。

 昔のFender「TwinReverb」とまでは言わないが、あの真空管独特の音圧のある太い音の出るアンプが欲しくなった。しかも、低価格の奴で。

 ネットであれこれと探していたら、こんなアンプに注目した。


http://www.electroharmonix.co.jp/kenjordin/classictube35r.htm


 いろんなネットでも評判がいいようだ。特に、ジャズ・ギターに向いているらしいから、スチールギターにもいいのではないかと考えている。オーバードライブだのディストーションといった音を歪ませることはしないので、クリーントーンに重点を置いたアンプが欲しい。そんな希望に合うようなのだけど・・・。


 どこかで試し弾きできればいいけど、それは難しい。思い切って、賭けてみるか・・・。

 その前に、Peaveyを処分しなければならない。何台も置きたくないので、オークションにでも出すつもりだ。その売ったお金を新しいアンプ代の一部にしよう。


 皆さんの中で、この「Ken Jordin」アンプを使っている方がおられましたら、是非、感想を教えてください。
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2011年01月27日

MTR D(完)

 これまでMTRのごく基本的な使い方を書いてきました。他にも色々取り上げたい点がありますが、それらは云ってみれば「応用編」みたいなもので、必要が出てきたらご自分で解説書を読み、習得していけばいいでしょう。正直私など、全機能の何分の一しか使ってませんし、知りません(悲)。それでも特に不都合はないようです。これは少人数編成のカラオケ作りということもあるでしょう。

 MTRの機能とは別に、生楽器録音に必要なマイクについて触れます。

 マイクによって、音は歴然と変わります。しかし普通、試聴して買い求めることはできませんから、多くの方の支持を集めているマイクを選んだほうが無難かと思います。最も有名なメーカーでは、「SHURE」「AKG」、日本製では「ソニー」「AUDIO TECHNICA」と云ったところでしょうか。大体1万円前後のものを選べば不満はないはずです。バカ高いものもありますが、趣味の延長で使うようなものですから、ほどほどで充分でしょう。私のお奨めは「SHURE:SM57」とか「SM58」シリーズです。

 またマイクにはダイナミック型とコンデンサー型があります。使いやすさから言ったらダイナミックでしょう。取扱いも楽です。単一指向性でしたら、楽器近くにセットすれば他の音に悩まされることもありません。

 一方で、コンデンサー・マイクは神経を使います。特に衝撃には弱いので、注意が必要です。また、一般家屋で使うにはより慎重に選ぶ必要があるようです。あまりにも周囲の音を拾ってしまうからです。録音スタジオに匹適するほどの防音ルームがあれば別ですが、普通はそんな条件を揃えている方はいないでしょう。

 ただし、ボーカル録音は素晴らしいです。声の息づかい、細かいニュアンスを繊細に録音してくれます。いつも練習にくる後輩(Ukl/Voc)の唄を録音したことがありますが、実に生々しい声で驚いたことがあります。しかし所々で、「ガチャン」「ザー」「ギシギシ」「バタバタ」、時にはTVの音声までが入ってました。隣室や台所にいた妻の出す音だったのです(悲)。足音だったり、水を流す音、ドアの開閉音・・実にいろんな音が混じっていました。

 ですから、コンデンサーマイクを使うときは、「一切音を出すな」と厳命して録音するようにしています。それでもどこからともなく、余計な音が忍び込むのです。車の走行音や空気のざわめき感みたいな音まで拾うのでは手の打ちようがありません。条件が揃っている方以外、無理してまで買うこともないように思いますが、どうしても使ってみたい方は、単一指向性、それも超単一を選んだほうがいいでしょう。続きを読む
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2011年01月21日

MTR C

 前回は録音の流れをザッと書きました。すでに経験、精通している方には分かりきったことばかりでしょうからお恥ずかしいのですが、これからMTRを使ってのカラオケ作りに挑戦してみようという方向けに書いていますことをご理解くださいね。

(続けます)

 準備万端整い、「さあ、録音だ」と始めても、そう上手くことは運ばないことでしょう。そもそも、「一発で録音、仕上げてしまおう」と考えること自体、非常に甘いのです(笑)。何度も何度も失敗を繰り返すでしょう。演奏を録音することは本当に難しいのです。

 そこで、無視できそうなミスは目を瞑って、「もう、これでいいや」とOKを出します(甘いか?)。しかし、歴然とした間違い、リズムの乱れなどが耳につくと、そう云う訳にはいきません。悩んでしまいます。

 MTRには、ミスした部分、気に入らない部分だけを録音し直すことができる機能があります。「オートパンチ・イン/アウト」というものです。例えば、64小節で構成された曲の54小節部分にミスが見つかったら、その小節部分を再録音できるのです。これをうまく利用すれば、ミスのない演奏にすることができます。

 しかし、今の所私は使おうとは考えていません。操作を知るために、何度かテストしたことはありますが・・・。私なりの理由があるからです。

 音楽は一貫したリズムの流れが重要と考えています。頭から最後まで、止まることなく一気に弾くべきと考えています。ミスがあるからと云って、その部分だけをやり直すことは、音楽の流れを切ってしまうように思います。これはリズム楽器だけのことではありません。メロもそうですし、ある意味もっと大事かもしれません。録音しなおすのであれば、面倒ですが、再び頭から入れ直します。しかし、たかがカラオケですから、自分のやりたい方法でお作りになればいいでしょう。ましてや、プロの現場では当たり前のように使っている機能らしいですから。続きを読む
posted by Boo! at 22:56| 東京 ☁| Comment(14) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月17日

MTR B

 ここの所、書きたいようなネタもないので、引き続きMTRの記事を書きます。

 今回はMTRの使い方、それもごく基本的なことに触れます。専門的に使いこなしている訳ではないので、その辺はご了承ください。

 まず、MTRを利用する前に最低限準備するものがあります。当たり前ですが、各種楽器とマイクは欠かせません。これらに加えて、エフェクター、ドラム・マシンなどがありますが、特に必要というわけではありません。鍵盤楽器を弾ける方は、キーボードが便利でしょう。必要になってから揃えても遅くはないはずです。

 ハワイアン・バンドを構成する楽器は、一般的に、1.スチールギター 2.リズム・ギター 3.ウクレレ 4.ベース といったところでしょうか。昔は、メンバーの多いバンドはギター*2、ウクレレ*2のように、同じ楽器がダブっていたことも珍しくありませんでした。

 スチールギター用のカラオケ、ボーカル用のカラオケを作ることが目的ですから、以上4つの楽器を考えれば充分でしょう。

 「MTRの使い方」については、取扱い説明書をよく読めばいいことですから、ここでくどくどと書く気はありません。カラオケを作る大まかな流れに絞って書かせていただきます。

 私の使っているMTRは8トラックですが、8トラック同時に録音できるわけではありません。同時録音できるのは、4つのトラックのみです。これは各メーカー共通だと思います。4つ以上のトラックに録音したい場合は、録音済みのトラックを他のトラックに移し替え(5/6や7/8トラックに)、移し終えたトラックに新たな音源を録音することになります。これを繰り返すことによってオーケストラのようなサウンド作りが可能になるのです。私には縁のない録音ですので、ここでは無視します(笑)。

 バンドのメンバー、例えば4人で録音したい場合は、4トラック同時録音は便利です。しかし、私一人のみによる録音ですから、1トラックづつ録音し、重ねていくという方法を取っています。

 まず、各楽器をどのトラックに割り当てて録音するかを決めます。

 私の場合は、トラック1(Tr1)にギター、Tr2:ウクレレ、Tr3:ベース、そしてTr4にスチールギターと決めています。これは決して変更しないようにしています。録音するたびに、Tr1がギターだったりベースだったりと、ころころ変わると誤操作しやすいからです。誤って、録音済の音に上書きしてしまうかもしれません。

 録音の流れとしては次のようになりますが、言葉だけでの説明よりも、実際の音を聴いていただいたほうがその変わり方がよく分かるでしょうから、恥を忍んで一部公開します(笑)。

 まず最初にTr1にギターを録音します。


 こんな感じです。

 次にTr1を再生しながら、Tr2にウクレレを録音します。


 少し音に厚みが出てきましたでしょうか。

 今度は、Tr1とTr2(ギターとウクレレ)を再生しながら、Tr3にベースを録音します。



 ベースが入ると、やはり雰囲気が変わるようです。

 以上3つの楽器を録音したことで、一応、カラオケ伴奏になりました。それにしても、練習でもミスが多いのに、録音となると妙に緊張してしまって、ミスを連発しやすくなります(悲)。間違える度に、録音中止、またやり直し、ということを繰り返します。折角順調に進んでも、最後の最後でミスをすると泣くに泣けません。「あちら立てれば、こちら立たず」で、必ずどこかでミスをするのです。録音は己の実力を否応なく露呈しますから、怖いですね(悲)。といっても、いつまでもこだわっていると、一年かけても終わりませんから、適当なところで妥協するしかないでしょう。

 ところで、お聴きになった3つのトラックの音がすべて真ん中に位置していることに気がついたでしょうか?1から4までのトラックはモノ録音だからです。もう一度、3つのトラックを再生してみましょう。



 これでは音に広がりがありません。そこで、各楽器を左にしたり、右にしたり、あるいはセンターに置いたりして、ステレオ感を出す必要があります。

 各トラックには独立したPANというつまみがあります。これを回すことによって、右にも左にも自由に音像を動かすことができるのです。これがMTRの大きな長所でしょう。

 先ほどの3つのトラックを次のようにPANしてみました。



 印象がガラリと変わったことがわかると思います。

 PAN以外にエフェクターも内臓されており、好みに合わせて調節することが可能です。ボーカルやソロ楽器に威力を発揮します

 以上でカラオケ完成ですが、これにスチールギターを加えれば、一曲出来上がりです。

 所で、公開したカラオケは何の曲かお分かりになりますか?途中までですから、難しいかもしれませんが・・・。正解の方は、「金一封」を私宛に送るように(笑)。

 次回はスチールギターを入れた音源を公開する・・・・・・かも?
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2011年01月13日

MTR A

MTR_1.JPG


 これが4年ほど前に購入したMTRです。FOSTEXのMR-8HDという機種ですが、もう4年も経ってますから、旧モデルになっているでしょう。

 8HDとあるように、8トラックであり、HDD(ハードディスク)に保存するタイプです。最近はSDカードやCD-Rに保存できるなど、いろいろなタイプがあります。SDカード対応ですと、相当にコンパクトになりますから、手軽にどこにでも持ち歩けて便利だと思います。私の場合は、自宅録音しか考えてませんから、多少大きくても構わなかったのです。操作性を考慮したら、ある程度大きいほうが使いやすいと考えます。

 HDDの容量は40GBですから、普通は充分でしょう。それよりも、そんなに使うほどの曲数が私にはない(悲)。また、USB接続可能ですので、PCにバックアップも取れますし、MIDI機器接続も可能です。

 こういった機材に強い方は、取説など読まなくてもすぐに使いこなすのでしょうが、私には初めてのMTR。一応目を通しました。一般的な説明書に共通して言えることですが、「あれもできる」「これもできる」という機能説明が多くて、気の弱い方などは、「えー、こんなに面倒なのかよ」と、扱う前から自信を無くす恐れがあることです(笑)。

 でも大丈夫です。私でも使っているのですから。要は、「自分は何をしたいのか?」の目標がハッキリしていればいいのです。一から十までマスターしようと思わないことです。PCだって携帯電話だって、そうでしょう? 使わない、知らない機能のほうが多いはずです。それでも問題なく使えます。なにかの機能が必要になったら、その箇所の説明を読めばいいのです。

 私の最初の目標は、ギター、ウクレレ、ベースといったリズム伴奏を入れて、簡単なカラオケを作ることにありました。出来上がったら、カラオケに合わせてスチールギターの練習をする。最終的にはスチールギターや後輩の唄をかぶせて録音し、完成させることです。ここまでできれば、充分と考えました。

 ただし、皆さんの中には「ウクレレは弾けるけど、ギターはだめだ」あるいは、「ギターはいいけど、ベースがなあ・・・」と云う方もいるでしょう。特にベースがネックかもしれません。私の場合は幸いにも、学生時代にベースを少しかじってましたから、下手なりに弾くことができます。楽器も後輩から強引に借りています(笑)。

 ギター一本、ウクレレ一本だけでももちろんカラオケは作れます。でもちょっとサウンド的には淋しいかな?ベースの存在は大きいのです。そのような方は、何もかも自分ひとりで演奏しようとせず、ギターの弾ける友人、ベースが弾ける友人・知人に協力してもらうという手もあります。或いは、もし楽器が一つしかない場合は、それを左右中に位置させて録音すると音に厚みが出て、面白いかもしれません。

 しかし、MTRを使ってみようという方はやはりスチールギター以外の楽器二つ以上弾けたほうがメリットがあります。多少でも弾ければいいのです。楽器一つでいいという方は、MTRは必要ありません。普通のレコーダーで充分です。

 「他の楽器は全くダメです」という方には、MTRではなく、むしろPCによる音楽ソフトの利用を勧めます。有名なソフトでは「Band in a Box」があります。フリーでも探せばあるでしょう。これらソフトが便利なのは、コード進行を入力すれば自動的に演奏してくれることです。もちろん、ベースもつけてくれます(ベース弾きから見ると、不自然な音使いもありますが・・・)。リズムパターンやテンポ、音楽ジャンルなどを適切に選んでやれば、プロ顔負けのカラオケができる可能性すらあります。あくまでも「可能性」ですが・・・。

 もう一つはヤマハなどが出している「ミュージック・シーケンサー」というものです。ポータブルタイプでどこでも打ち込みができるもので、使い方によっては大変便利です。こんなものも検討する余地があります。確か、「あたごおかりな」さんが使っていたはずです。

 本題になかなか入りませんが、次回から少しずつ触れていきます。
posted by Boo! at 21:55| 東京 ☁| Comment(10) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月08日

MTR @

 カラオケ伴奏を作るときに大活躍するのがMTRでしょう。マルチ・トラック・レコーダーのことだ。

 昔はカラオケを作ろうと思ったら、オープン・デッキとかカセット・デッキといった普通のアナログ・レコーダーを使った。ギターやウクレレ、ベースを録音したが、重ね録音はできないから、どれか一つの楽器のみによる単純なカラオケだ。それでも、メトロノームに合わせて練習するよりは楽しいから、一生懸命作っては練習した。こんなものでも重宝したものだ。

 しかし楽器一つでは、段々、不満も出てくる。せめてギターとウクレレ、ギターとベース、できればこの3つの楽器すべてを録音したくなる。

 そこでもう一台のレコーダーを用意して、先に録音した音源を再生させ、それに合わせて別の楽器を弾いて録音した。これを何度か繰り返せば、標準的なハワイアンバンドの編成に近いカラオケになる。だが、欠点があった。なにせアナログ録音だから、録音を重ねるごとに、前に録音した音がどんどん劣化するのだ。今でも何曲か残っているものがあるが、まあ、ひどい音だ(笑)。それでも一応伴奏にはなっているのだから、それなりに満足していた気がする。


 それが今はどうだろう。デジタル録音が当たり前になり、ダビングを繰り返しても音が劣化しない。この世界の機器の進歩は驚異的でさえある。昔とは比較にならない高機能でありながら、価格の安さにも驚いてしまう。かつては高値の花でもあったMTRも、お手軽に手にすることができる。8Trや12TrのMTRが3,4万円で購入できるのだ。

 スチールギターの練習を再開してしばらくは、本物の演奏を聴きながら練習した。難しいところ、音の取りにくい箇所ではテンポを落として、バーの位置や動きを確認した。しかし、練習曲が増えてくると、やはりカラオケ伴奏が欲しくなった。MTRを使えば、昔よりもずっと簡単につくれるだろうと考え、秋葉原の大型専門店に行った。4年ほど前のことだ。

 オーケストラのような大編成は必要としないから、8Chもあれば充分だと考え、そのクラスの機種を中心に物色した。YAMAHA,ZOOM,BOSSそれにFOSTEXといったメーカーが目に付いた。

 価格的にはZOOMが一番安かった。ボディサイズもコンパクトだった。携帯性に優れていると思ったが、音色が私の好みではなかった。最終的にはYAMAHAとFOSTEXで悩んだ。どちらも機能的にはそんなに差はなかった。決めたのはやはり音色で、FOSTEXのふっくらとした柔らかい音が気に入り、このメーカーのMTRにした。

 勇んで買ってみたのだが、実はしばらくは「宝の持ち腐れ」だった(笑)。最初に何曲か作ったのだけど、思っていた以上に時間がかかること。そのため、録音にとりかかると、スチールギター練習から遠ざかってしまうことがよくわかった。そこでカラオケ制作はしばらく封印して、練習のほうに専念しようと隅に追いやってしまった(悲)。

 やがて練習曲もそれなりに増えてきたことで、1年半ほど前からカラオケ制作に再挑戦し始めた。

 皆さんの多くはすでにカラオケを作っていることでしょう。しかし中には、「作ってみたいけど、よくわからない」と云う方もおられるかもしれない。そこで、素人なりのやり方ですが、その制作の過程をすこし披露してみたい。プロのように凝った作り方はできません。練習の手助けになる程度のものです。

 では次回へ。
 
posted by Boo! at 22:04| 東京 ☀| Comment(2) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月10日

ミキサー

 ミキサーといったって、野菜や果物をかき回すミキサーのことではないですよ!ホッチキスさんあたり、すぐにそのように想像したに違いない。困ったものだ(笑)。

 前回のオフ会時、イィヴィさんの持参されたミキサーに刺激され、即、「俺も手に入れよう」と心が動いた。まあ、単純な性格だから、すぐに影響されてしまうのだ(笑)。

 彼のミキサーは、確か「BEHRINGER」のこれだったと思う。これだけの機能満載で1万円を切るのだから、安い!低所得に喘いでいる私にぴったりの製品だと思う。ただ、私の使用環境では10Chもいらないなあ、無駄なチャンネルが出るなあ、とは思った。なにしろ日ごろから、「無駄のない生活」「倹約命」「節約も命」を至上命令としている私だ。チャンネルだって無駄にしたくはない(?)。頭のテッペンから足のつま先まで、「これ無駄」としかいいようのないたぬきさんとはえらい違いだ。

 圧倒的なCPに魅かれ、「もう、これは買うしかない」と心に決め、ネットから購入する算段まではついた。だが、ついつい一日が過ぎ、1週間が過ぎ、やがて1か月も過ぎると、最初の熱い気持ちはどこへやら、「別にあわてることはないじゃん」と、どうでも良くなってしまった(笑)。

 その点、「あたごおかりな」さんは違う。私と同様に刺激され、オフ会の翌日だったか、「早速注文しました」とメールが届いた。「早えー!」とその決断の速さに驚いた。この方、なんでも早く行動する。「オフ会をそろそろ」と連絡すれば、次の日には「一応スタジオの予約をとっておきました」と、すぐに動いてくれる。まめには違いないが、なかなか出来ないことだ。オフ会が順調に続くのも、「あたごおかりな」さんの力によるところが大きい。それなのに、再手術で入院してしまったから、次回が未定になってしまった。「一日も早く退院してください。オフ会のために」

 なんだか、話がずれてしまったようです。いつものことか・・・(笑)


 ところが、3か月ほど前からカラオケ作りに力を入れているうちに、やはり、ミキサーが必要になってきた。すでに8TrのHDDレコーダー(MTR)があるので、ほとんどはこれで間に合う。特に生楽器の重ね録音には本領を発揮する。だが、PCの音楽制作ソフトに入った音源を使ってのカラオケ作りにはミキサーのほうが便利だ。そこで、真面目に検討した。

 イィヴィさんの「BEHRINGER」もいいのだけど、残念なことにこの機種は、PCに接続して(USB)ダイレクトに操作できない。私が求めるのは、PCの音楽ソフトとミキサーを連動させて操作でき、しかも、ミキサー本体のみで外でも使えるタイプが希望だ。さらに欲を言えば、デジタルエフェクトが備わっているものがいい。これは、マイク使用時に便利だからだ。

 探してみると、ミキサーも結構いろいろなメーカーから発売されている。私が調べた限りでは、USB接続可能な「BEHRINGER」機種は見当たらなかった。もしあれば、きっと安いだろうから決めたと思う。そのため除外。チャンネル数もそんなに多くは必要としない。4Chあれば充分と考えていた。すると、「Mackie」というメーカーで4Ch・USB接続可能な機種があった。評判も高い。コンパクトだし食指が動いた。しかし惜しいことに、エフェクト機能がない。PCに接続して使うのなら、別にエフェクトはいらない。音楽ソフトのほうでエフェクトがかけられるからだ。だが、単体として使う場合はやはり欲しい機能だ。例の後輩(Uk/Voc)が練習に来たとき、エコーくらいかけて歌わせてやりたい。結局、「Mackie」も断念した。

 いろいろと比較検討した結果、この分野ではもっとも安心できるメーカー(?)、ヤマハに決めた。USB、デジタル・エフェクトが備わっているのは勿論、付属音楽制作ソフトとして「CubaseAI4」がついていることが魅力だった。このソフト、フル機能版が単体として販売されているが、10万円近くもする高価なものだ。機能限定版ではあるけど、基本的なスペックは同じだから、普通使う分には充分すぎる。


ミキサー_1.jpg

 チャンネル数が8つなので、少々、大きいことが唯一惜しい点か。軽いから持ち運びには問題はないけど。入力端子数の多さは魅力だ。現在の接続状態は次のようなものだ。

 1.スチールギター 2.E.ベース 3.カラオケの入っているMP3プレーヤー 4.CDプレーヤー 5.MTR 6.ダイナミック・マイク 7.コンデンサー・マイク 8.ヘッドフォン 9.モニターSP


ミキサー_2.jpg
(接続例。取説から)


 といったところだ。以上に加えて、必要なときにはPCにUSB接続する。これだけの機材を一台のミキサーに集中できるのは大変便利だ。

 とまあ、分かったようなことを書きましたが、まだ十分に使いこなしているとは言えないようです(悲)。もう少し理解が進んだら、再び書きたい。PC音楽ソフトとミキサーを連動させてのHDDレコーディングについてもうすこし勉強しないと・・・。
posted by Boo! at 23:04| 東京 ☀| Comment(10) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月30日

「The Invitations」

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 大分前に「インビテーションズ」のアルバムを紹介したことがあった。船に乗ってアメリカ西海岸まで航海したときに、途中、ハワイで手に入れたものだった。


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(以前紹介したアルバム)


 今の若い方には「インビ」といっても、恐らく誰も知らないかもしれない(淋)。44,5年前の大学生時代、初めて彼らのコーラスを耳にしたときの衝撃は忘れられない。それまで聴いたこともないようなモダンなハーモニーには耳が突っ立ったものだ。というか、余りにも斬新すぎて、当時の私の耳では理解できなかったというのが、本当のところだったかも。

 ハワイアンのコーラスといえば、日本ではバッキーさんやオッパチさんのグループ、その後歌謡コーラスに転じたマヒナ・スターズなどが浮かぶが、その他にも数多くのグループが演奏と共に唄っていた。どこも似たり寄ったりの簡単なコーラスだった。学生バンドにとっては、容易に参考、真似しやすかった。

 だが、インビのコーラスはそれら日本のグループとはまるで異なる。原メロをかなり変えてしまうし、コード進行もありきたりではない。ハワイアンを唄ってはいるが、ジャズ・コーラスそのものだ。元々のジャズ歌手がハワイアンを唄っているものは結構ある。サッチモ、クロスビーなどがそうだし、女性コーラスのキングシスターズなども歌っている。しかしインビは才能溢れる若きハワイアン・コーラス・グループだった。

 理解はできなかったけど、「なんだか凄く格好いい音楽だ」とは思った。どういう音の重ね方なのかが分からなかったのだ。「ハワイ・コールズ」という曲だったが、サビに入る直前、キーEbからEb7に行き、サビのAbに進む。よくある進行だ。ところが、Eb7で解せない音が聴こえてきた。何回聴いても、E音が入っている。「なんで、Eb7でE音が使えるんだ?」「もしかして、別のコードか?」と、なかなか解明できなかった。当時は、ジャズ界ならいざ知らず、ハワイアンではテンション音なんて言葉は使わなかった(今は当たり前のように使っているが)。b9というテンション音であることは、後日、ジャズ・ギターを弾いていたサークルのメンバーに聞いて分かった。

 分からないなりに、とにかくE音を入れるとモダンになるので、理論抜きでそのまま音だけを盗み取った。不完全ではあったろうが、自分たちで唄ったときの気持ち良さはなんとも言えなかった。

 「ひょっとすると、こんな素晴らしいコーラス・グループを知っているのは、しかも、下手なりに挑戦までしているのは、我々だけかも・・・」などと、内心、得意だったが、何のことはない。K大学のハワイアン・グループとステージを共にした時、なんと彼らが見事なインビのコーラスを聴かせたのだ。演奏も我々より数段うまくて、洒落ていた。これには驚いた。「くそ、さすがにK大学の連中だ。俺たちよりも数年先を行っている」と舌を巻いた。あっ、K大のことなんかどうでもよかった(笑)。

 現在、インビのアルバムを手に入れることはほとんど不可能かもしれない。CD化されたという情報も聞かないし・・・。だが、以前に紹介したアルバム以外は、スチールギター練習再開後に手に入れたものだ。もちろん、CDショップには置いていない。ネットで検索して、アメリカのサイトから入手した。すべてアナログ・レコードだ。古いから、盤の状態を心配したが、幸運にも上々の程度で良かった。


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 写真の3枚のレコードが、インビすべての作品ではないかと思うのだけど、違うかしら?

 今聴いても、彼らのハーモニーは素晴らしい。古さも感じない。活動期間は短かったが、残した素晴らしい作品は、その後のモダンハワイアン・コーラスにかなりな影響を及ぼしたと思う。だが、彼ら以上のコーラスにはいまだにお目にかかっていない。

 インビ解散後、メンバーの誰だったか、確か「ジ・アリース」を結成したはずだ。このグループも凄いコーラスと演奏を聴かせた。このあたりは、たぬきさんが詳しいかな・・・?

1958-1959年録音。アナログLP盤。



(追記)解散後、メンバーが「ジ・アリース」結成と書きましたが、たぬきさんのご指摘によると違うようで、私の勘違いだったようです。失礼いたしました。もしかすると、「ハイ・ローズ」のメンバーが「シンガース・アンリミテッド」を結成したことと、混同していたのかもしれません。どちらにしろ、最近の記憶力衰退激しく・・・(悲)。
posted by Boo! at 23:20| 東京 ☀| Comment(18) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月14日

どなたか、教えて下さい!

 月に一度、大学の後輩(Uk/Voc)と練習することは何度か書いている。

 我々の練習曲は、手持のCDやレコード、テープなどから適当なものを探し出してはレパートリーに加えている。唄入りの曲は後輩が気にいったものを選んでもらっている。私は歌わないので、彼の希望通りにしているのだ。参考にする音源は私のほうが遥かに多く所有しているから、時々、まとめてダビングしては彼に渡す。

 前回の練習時、「唄いたい曲があります」といって、3曲ほど選んできた。新曲が増えることは大歓迎なので、「いいよ」と気軽に引き受けた。

 早速、コード進行を聴き取り、それを音楽制作ソフトに打ち込み、インスタントなカラオケ伴奏を作った。何度か再生を繰り返しては、彼の適正キーを決めた。音楽制作ソフトの便利な所は、キー変更が簡単なことだ。お好みのキーに一発で変更できる。

 3曲分のカラオケを作り終えると、「じゃ、スチールギターと唄入りで練習してみよう」と始めた。所が、彼の唄うところにきたら、途中で言葉が止まってしまった。「あっ、いけねえ、歌詞を知らなかったんだ」とほざいた。「バカタレメが!」とあきれた。私のところに来れば、きっと歌詞もあるはずだ、とロクに調べもしなかったらしい。

 だがいずれの曲も元は輸入盤CD。輸入盤には歌詞カードは入っていないのが普通だ。一応、ケースを開けてみたが、やはり入っていなかった。「どうしたものか・・」と思案したが、「そうだ、インターネットにハワイアン・ソングの歌詞を公開しているサイトがあったな」と思い出した。

 「多分、見つかると思うよ」と言いながら、練習を中断してアクセスした。だが、見つからなかった。同じような別のサイトにもアクセスしたが、ここにも無かった。

 仕方ないから、「どうしても唄いたいのなら、自分で歌詞を聴き取ればいいだろう?」と無茶な注文をつけた(笑)。「そんなこと、できっこありませんよ」と泣きの一言。「そうだ、**ちゃん(女房のこと)は英文科卒だから、聴き取れるでしょ?」と、図々しく妻にすがり始めた。

 しかし、冷淡な妻は「歌詞を聴き取るのは難しいのよ」と突き放す。確かに日本語歌詞だって、歌手によっては聴き取れない、聴きにくいことは珍しくないなあ、と妙に納得した(笑)。

 そこで最後のより所。当ブログの読者様に呼びかけてみようと思いついた。一人くらい、ご存知の方がいるかもしれない。特に、ハワイアンの「生き字引」「生きた化石」、或いは「生き仏」とも言われているMATTさんには期待大なのだ。

 あと、もう一人いた。イィヴィさんだ。彼のハワイアン・ソングに対する情報量は凄いものがある。スチールを練習する時間よりも、情報を集めることに時間をかけているほどだ(笑)。

 知りたい歌詞は次の曲です。公開しているサイトでも結構です。是非、情報をお願いします。

 1. Sing sweet mama e
 2. When I hear Hawaiian music

 の2曲です。
posted by Boo! at 21:10| 東京 ☁| Comment(4) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月30日

「The Best of HAWAIIAN」

Hawaiian_1.jpg 


 紹介できるハワイアン・アルバムもいよいよ残り少なくなった、といいながら、しぶとく紹介する(笑)。

 私が取り上げる作品は古いものが多く、大半が廃盤になっている。記事を読んで、買ってみようかと思っても、中々、手に入らないことでしょう。これがジャズの世界だったらそんなことはなく、大抵の名盤は手に入る。ハワイアン音楽の置かれた状況が良く分るというものだ。

 しかし、あきらめることはない。今やインターネットの時代。上手く検索すれば通販で手に入るアルバムが結構見つかる。或いは、暇なときにでも、CDショップを回って探せば、思わぬ作品が手に入る事だってある。実際、そうやって何枚か手に入った。

 4年ほど前からスチールギターの練習を再開したが、それまで所有していたアルバムはバッキーさんやハワイ・コールズが大半で、その他のプレーヤーのものは極端に少なかった。あとは、学生時代の仲間から借りてダビングしたものや、エアチェックした音源が多かった。

 ジェリー・バードのアルバムは練習再開以降に揃えたくらいで、それまでは、バードの名前すら知らなかった(恥)。バードを知ったことで、彼の弟子たちである、アカカ、サルディナ、オルセンといった中堅プレーヤーの存在を知るようになった。

 練習再開以前は、バッキーさん以外を知ろうともしなかったから、私のハワイアンに関する知識など、たかが知れていた。しかし、練習再開をしたことで、泥縄とは言え、色々な情報を集め、世界の素晴らしいスチールギタープレーヤーの存在を知るようになったことは、良かったと思う。

 手に入れられるアルバムにも限度があるから、沢山の方々から音源を借りたり、頂戴した。大分前に、ハワイでプア・アルメイダの演奏を聴いた体験を記事に書いたことがあった。そうしたら、思いもかけぬ方から、カセットテープが届いた。それには、プアの演奏・唄ばかりが入っていてビックリした。勿論、私が存じ上げている方で、その記事を読んで「**さんに違いない」と推察し、送ってきたのだ。文面には「40年ぶり・・・のブログは**さんであると確信しました。もしお間違いでしたら、処分してください・・・」とあった。

 なにしろ、私は誰にも当ブログのことは知らせていない。妻にさえ内緒にしているくらいだ。毎月やってくる後輩も知らないはずだ。それがばれてしまった。すぐに電話し、お礼かたがた、「他言無用でお願いします」と懇願した(笑)。しかし、世の中には親切な方がいるものだ。その点では、MATTさんもそうだ。或いは、たぬきさんも見かけによらず(笑)親切で、貴重な映像の入ったDVDを送ってくれたし、イィヴィさんからも「これ、聴いてみて下さい」と渡されたことがあった。

 お陰で、膨大な量ともいえる音源が集まった。これをもし、CDアルバムにしたら一体何枚になるのだろうか?少なくとも500枚以上には相当するはずだ。

 問題は、これだけ資料を揃えても、活用しなければ「宝の持ち腐れ」だ。「鋭意、努力しているところであります」(汗)

 今回紹介するアルバムは、そんな大量の音源からうまく外れた(笑)オムニバス盤だ。

 オーケストラによる演奏もので、スチールギターはほんの短い小節しか弾いていない。音量を落とし、食事のBGMとして流したら、良い雰囲気になる。ヘンリー・マンシーニといった一流楽団を始めとして、ジョニー・ダグラス、ヒル・ボウエン・オーケストラが演奏しているが、どれもアレンジが素晴らしいので飽きない。短いとはいえ、スチールギターの挿入も効果的で、やはりアレンジャーの力は大きいのだなあ、と痛感させられる。


Hawaiian_2.jpg


 「癒し系音楽」として聴いてみるのも良いかも。

 CD盤。1998年発売。
posted by Boo! at 22:53| 東京 ☀| Comment(0) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月18日

「Sand」と「How d'ya do!」 3

 「Sand」と「How d'ya do!」は、J.アーシーの演奏を聴いて知った。「Sand」は、ハワイ・コールズのアルバム「Hawaiian Shores」、「How d'ya do!」は「Waikiki」に収録されている。

 アーシーの演奏から深く感銘を受けたのは何もこの2曲だけではない。「South Sea Island Magic」という曲にも痺れた。他にも色々あるが、極論を言えば、この3曲にアーシーの魅力全てが詰まっていると思うほどだ。

 私自身の不勉強もあって、「Sand」と「How d'ya do!」といったら、アーシーの名前しか浮かんでこなかった。それほど強力な印象を持っていた。しかし、スチールギター練習の再開をキッカケに、本腰を入れて情報を集めるようになると、アーシー以外にも、数多くのプレーヤーがこれらの曲を演奏していることを知った。

 特に、J.バードは好んでレパートリーにしていたようで、彼のアルバムの何枚かにも、少しづつスタイルを変えて演奏したものが収録されている。また、「YouTube」でも、有名無名のプレーヤーがこれらの曲に挑戦している映像が多数アップされている。

 このようにして、アーシー以外の演奏を多く聴き比べたことで、かえって、アーシーの素晴らしさを再認識できた。いまだ、彼以上の演奏に出会っていない。

 J.バードは誠に上手いし、素晴らしいプレーヤーであることは認めるが、アーシーの魅力には負ける。技術的には、もしかするとアーシーを上回るかもしれないが・・・。

 アーシーの演奏には、奇をてらうようなところが全くない。変な崩し方もしない。素直に、丁寧に、美しく弾く。とにかく、演奏が洗練されており、臭い所が皆無なのだ。だから採譜もしやすいのだが、自分で演奏すると、彼のように弾くことは大変難しい。リズム感、間の取り方、イントネーション、ビブラート、微妙なピッキング、などが絡むので、至難なのだ。

 かように素晴らしいプレーヤーなのに、認知度が低いのではないか?他のプレーヤーによる「Sand」や「How d'ya do!」を聴いても、誰もアーシー・スタイルで弾いてないからだ。何故かバードを参考にしたとしか思えない演奏が圧倒的に多い。中には、アドリブ部分までモロにコピーした演奏もあった。それも、プロによるアルバムに入っていたから驚いた。アマチュアならいざ知らず、プロなら自分のスタイルで弾けと云いたい。名前は書かないが、アメリカのプレーヤーだった。

 アーシーは若くして亡くなったし、アルバム数も少ない。再発売されることも余りなかったようだから、彼の存在そのものを知らない世代が増えたことも原因かもしれない。その点、バードは最近まで活躍していたから、参考にされることも多かったのだろう。

 もしまだ、アーシーの演奏を聴いたことがない方は、是非、聴いていただきたい。特に、紹介した曲の入ったアルバムは必須だ。具体的には、ハワイコールズの「Waikiki」「Hawaiian Shores」「Hawaiian Strings」、この三枚が手に入れば充分でしょう。

 アーシーを追いかけているのは、なにも私だけではない。paulさんも熱心に研究している。ここはひとつ、paulさんにアーシー・スタイルを完全マスターしてもらい、「YouTube」にアップしていただきたいものだ。期待してますよ、paulさん!これを機に、paulさんを「アーシー・スタイル研究及び普及活動組織委員会会長」に任命します。ちなみに、私は「名誉会長」ね?

 もう少し深く掘り下げて書くつもりだったのに、浅く、浅くで終ってしまったなあ(悲)。
posted by Boo! at 22:28| 東京 ☁| Comment(16) | ハワイアン音楽・楽器関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする