2016年02月06日

招待状

 小学生時代のクラスメイトS君から封書が届いた。

 開封すると、丁重なる文書と共に一枚のチケットが同封されていた。彼の所属する合唱団の定期演奏会招待券だった。

 かなり前から合唱団で歌っていることは知っていた。クラス会のたびに「一度聴きに来てよ」と誘われてもいた。彼は普通の大学出身(と言ってもT大だ)だが、合唱団のメンバーは皆、それなりの音大卒で、色々なところで活躍している。学業では常にトップを走ってきたかれだけど、さすがにここでは小さくなっているらしい。

 毎年のように、海外でも公演している。昨年もイタリアの教会礼拝堂で歌ったそうだ。

 彼は転校生だった。5年の新学期から一緒になった。地方の山奥から出てきたはずなのに(笑)、都会育ちの我々よりもお坊ちゃん育ちに見えた。それは正しかった。呼ばれて初めて彼の家に行ったら、なんと広い部屋に立派なピアノが置いてあったのだ。我々世代でピアノを持っている家庭なんて、相当な金持ちだった・・・。

 彼の母親も美人で洗練されていて、子供心にもどぎまぎしたものだ。「山奥にもこんなに上品な家族がいるのか?」と疑問だった。しかし間もなく真相(?)が判明した。元々東京に育ち、父親の転勤のため、地方で数年暮らしただけのことだった。

 ものすごく教育に熱心な家庭だったようで、小学生から塾通い(当時は珍しかった)。そのため、我々腕白仲間からは距離を置かれることが多かった。たまたま私の母と彼の母上が親しくなり、その延長上で彼と付き合うようになった。

 とにかく、ピアノが弾ける、それも男子が弾くなんて考えられなかったから、一度、「弾いてみてよ」とリクエストした。しかし、頼まなければよかった。私の耳にも「下手だ」と思った(笑)。

 彼の音楽好きは続き、大学で合唱団に入った。卒業して官僚になり、しばらく音楽からは遠ざかっていたそうだけど、50歳で早期退職してから現在の合唱団に入った。天下りを繰り返す彼だから、時間と金が余っている。優雅な生活を楽しんでいるのだろう。

 そんな羨ましい人生を送っている彼の演奏会など行きたくもないけど(笑)、無下に断るのも大人げない。「一度くらい付き合うか・・・」と、「OK!」の返事をした。

 ただ、プログラムを見ると宗教的な音楽ばかりだ。「オラトリオ」というのかな? 私は音楽ジャンルにはこだわりがなく、何でも抵抗なく聴くほうだけど、この類の合唱は苦手だなあ。途中で飽きたら、iPodを取り出して、ジャズでも聴いていよう(笑)。
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2016年02月01日

はや、2月!

 いつの間にか日が長くなってきました。春が待ち遠しい今日この頃であります(笑)。

 なんとなく慌ただしい気分のまま、2月に入りました。格別忙しい訳でもなく、かといってヒマでもなく、宙ぶらりんな日々です。やらねばならないことは山ほどある。しかし期限があるわけではないので、気になりながらも避けようとする。困ったもんです。

 「火事場のバカ力」という。いよいよ差し迫ってくると重い腰を上げ、必死の形相で問題を片付ける。済んでしまえば、「もっと早くからやっとけば、楽なのに・・・」と反省する。しかし、いつまでも同じことを繰り返す。懲りないというのか、人間の弱さというのか・・・。

 はっきり言って、私の性格はまさに「火事場の・・・」タイプだ。追い詰められないと行動しない。ようするに、努力しないだけのことだ(悲)。コツコツと努力を積み上げることをしない。いかに楽して過ごすか、これが私の持って生まれた才能だ(笑)。

 典型は学校の勉強だ。授業だけ受けて、あとは勉強しない。授業だって、ロクに聞かない。試験が近づくと、それこそ「火事場・・・」で、1学期分の復習をする。1日や2日で1学期分をさらおうとするのだから、土台無理な話で、良い点数などとれるわけがない。ま、欲がないと言うのか、「合格点が取れればよい」「赤点さえ取らなければ」で良しとする所があった。

 でもこのように怠惰な学習態度が通用したのは、中学生までだった。高校に進むと、不勉強のツケが回ってきた。私のようなタイプは多いとは思うけど・・・(笑)。

 以上、自慢にもならない勉強しない人生ではあっても、資産100億円、豪邸10棟、超高級車10台、第五夫人まで所有したから、却ってよかったのかもしれない・・・バカいってるんじゃねえ?

 オフ会のメンバーは努力家が多い。あたごウクレレさんを始め、きいxさん、paulさん(?)、それにMATTさん達は実に真面目だ。そんな真面目なメンバーが多いにもかかわらず、阿羅漢さんやたぬきさんは例外だ。この二人によって、オフ会の品位が落ちているほどだ。私のように努力しなくても品位が高いのであればいいのだけど・・・無理だろうなあ(笑)。


 と、いつものようにお二人をこき下ろしつつ、2月も元気に過ごしましょう。
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2016年01月18日

雪だ!

 前日から雪の予報が出ていたけど、朝起きて外を見ると、予報通り雪が舞っていた。すでに10cm以上は積もっていた。車の屋根、ボンネットには雪がてんこ盛り状態だった。

 早目に雪を落としておこうと、外に出た。歩くとビシャビシャの雪だ。このような雪は重いから、庭木の枝が何本か折れ曲がっていた。

 一昨年だったか、大変な大雪で、珍しく30Cm以上も積もり、我が家の樋が、屋根から滑り落ちた雪で破損した。屋根には普通、雪止めが付いているので、雪は落ちてこないものと思っていた。所が、太陽光パネルを設置しているので、パネルに積もった雪が一気に滑り落ち、破損の原因になった。パネルはガラス面だから滑りやすいのだ。

 修理にきた業者が、「パネルから落ちた雪の被害が結構多いようです」と言ったから、珍しくないようだ。以来、雪が降るとパネル上の雪が気にかかる。何か良い方策はないのだろうか、と思う。業者も「ウーン」と言ったきり、答えてくれなかった。

 道路は真っ白で、車で出るのをためらうのが普通だ。しかし、昨年末にスタッドレス・タイヤに交換したので、それほど不安はない。超ベテランだし(?)、雪道走行なんてちょろいものだ(笑)。それでも早く家を出た。

 大きな通りに出ると、大渋滞だ。ちゃんとチェーンを付けたり、スタッドレスにしている車が多いが、なかにはノーマルのまま走っている車も目立つ。こういう無防備な奴が渋滞の原因を作るんだよなあ。

 渋滞ではあっても、なんとか動いた。超ノロノロだけど。やがて前を走る中型トラックの様子がおかしい。ケツ(下品?)を振りながら走る。巻き添えを食いたくないので、充分に車間距離を取った。

 さらに渋滞がひどくなり、とうとう止まってしまった。10分、20分過ぎても動かない。「こんな状態では仕方ないか・・・」と、なかばあきらめ気分。それにしても動かなすぎる。トラックの荷台が邪魔で、先が全く見えない。すると、トラックのブレーキランプが点いたり消えたりする。さらにバックのライトが時々点灯する。「こんな所でバックするのかよ」と不安になった。トラックは小刻みな動きを繰り返すけど、前には進まない。「あ、そうか、前進とバックを繰り返し、その反動で前に動かしたいのか」と気が付いた。どうやらタイヤがスリップしたようだった。

 運転手が降りてきて、棒かなんかでタイヤ周辺の雪を掻き始めた。しかしそんなことでは車は動かない。トラック前方の様子が分からないので、最初は渋滞で止まったと思っていた。念のため、車からおり、トラックの前を確認すると、なんと先の方までガラガラだ。私の車後方を見やれば、とんでもなく遠くまで車が連なっている。

 このような時、「動かないので、先に行ってください」の一言があれば、混乱を避けられたかもしれない。周囲の状況が読めない、機転も利かぬ運転手では大渋滞の原因にもなる。「プロドライバーなら、チェーンくらい準備しろ」と言いたい。

 後ろの車に「前に行けそうです」と知らせながら、トラックの横を走り抜けた。その後も立ち往生する車が多く、いつもの3倍くらい時間がかかった。

 「雪国の人は大変だ」と痛感するのはこのような時だ。とりあえず、阿羅漢さんにも同情するか・・・。

 
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2016年01月15日

今どきの・・・?

 昔からお年寄り世代は「最近の若者は・・・」と、嘆くものらしい。そういう嘆き世代が若かった時は、同じように上の世代から文句を言われたにちがいないのに、自分がそんな立場になると、急にお説教がしたくなるようだ(笑)。

 小学、中学生の頃は「このガキが」と睨まれたし、高校生になると「体だけでかくなりやがって」、大学生時代は「口だけ達者だ」と、つまりどう転んでも、若者は文句の対象になる存在のようだ。

 文句ばかりいう大人だって、若いときはどうだったか分かったもんじゃないから、ほどほどにしないと相手にされなくなる。

 大学生の頃までよく銭湯に行った。当時、風呂のある家は少なかったのだ。お湯があまりにも熱いと、水を入れようとする。すると「バカヤロー!」と怒鳴るおっさんがいた。「熱くなきゃ、入った気がしねえんだ」と、江戸っ子を気取るその中年のおやじはいつも目を光らせていた。熱いお湯に首までつかり、じっと耐えているようなおっさんを見て、「このクソじじいめ!」と文句の一つも言いたかった。しかし小学生や中学生ではおとなしくするしかない。熱い湯から上がったおっさんの体はゆでだこのように真っ赤だった。また、湯を体にかければ、「飛ばすんじゃねえ」と怒られる。そのくせ自分は盛大にお湯をかけまくり、周囲の者に迷惑をかける。

 やがて高校生の頃になると、こちらも体が成長し、生意気になる。段々、大人をバカにするようにもなる。相変わらず熱いお湯が好きなおっさんだったが、こちらもあえて挑戦するように水を入れるようになった。「入れるんじゃねえ」と怒られるけど、「フン!」と無視する。やがて叱っても言うことを聞いてくれないと悟ったおっさんは、それ以上文句を言うことなく、すっかりおとなしくなった。やはり小さい子供相手に威張りたかったようだ。あとで分かったけど、そのおっさんは近くのお寺の寺男だった。それを知ったら「寺で働くようなものがあんなに意地悪でいいのか」と、無性に腹が立ったものだ。

 先日の昼間、レストランに行った。車から降り、店に向かった。10mほど先に母とその娘らしき二人が歩いていた。同じに店に入るらしく、母親が先にドアを開けて中に入った。続いて娘さんも入った。少し後れて私がドアに近づくと、内側で娘さんがドアを半分ほど開いて押さえている。まさか私のためとは思わなかったので、思わず後ろを振り返った。すると、お辞儀しながら「どうぞ」とドアを更に大きく開けてくれた。待っていてくれたのだ。

 私もすぐ後ろの方が続けば、ドアをちょっと押さえてやることはある。でも今回は結構時間差があったので、びっくりした。恐縮しながらも嬉しく、「あ、すみません」と言うと、ニコニコしながら「いえ」と答えてくれた。まだ高校生のようで、可愛かったなあ。

 これがたぬきさんや阿羅漢さんではこうはいかない。私がドアに近づいたら、逆にドアを思いっきり閉めるに違いない。この若い娘さんを見習え、と言いたい(笑)。

 あまりにも嬉しかったので、お年玉代わりにチップを渡そうとした。財布の中を覗くと、「100万円」しか入ってない。これじゃ少なすぎて失礼と思ったので、今回はやめた。
posted by Boo! at 23:48| 東京 ☀| Comment(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月08日

超稀少か・・・その後。

 昨年12月の記事で書きましたが、「サンスベリア」の花がついに咲きました。

 開花直前と思っていたつぼみでしたが、年が明けてもなかなか開かず、「本当に咲くのか?」と、疑いを持ち始めたところでした。しかしつい先日、今年初のスチールギター練習をしようと部屋に入り、何気なくサンスベリアに目を向けた。すると花らしきものが目に入った。思わず近くまで寄って確かめた。

 間違いなく花だ。可愛らしい小さい白い花が二つ咲いていた。他にも数個のつぼみがあるけど、こちらはまだだ。

 この花はなんと表現していいのか・・・。どうということもない花にも見えるし、色鮮やかな花でもない。控えめにそっと咲くような印象だ。もし毎年咲くのであれば、大して関心も寄せない花かも知れない。しかし、ネットや園芸本では、「もし咲いたら大変珍しい」と書かれているので、「もう2度とお目にかかれないかも」と思い、写真に収めた。

 ヘボ写真ですが、皆さんにもおすそ分けします(?)。こんな感じです。

サンスベリア開花 (1).JPG
(つぼみ状態)

サンスベリア開花 (2).JPG
(開花直後)

 一説によれば、花が咲く時は「寿命近し」でもあるとか。新しい葉が出なくなり、そのうち枯れてしまうらしい。この説が正しいかどうかは、花後の変化を見続けることで確かめられる。

 
posted by Boo! at 22:43| 東京 ☀| Comment(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年01月01日

祝2016年!

  真昼間からお祝い(?)の酒を飲んでしまうと、記事を書くどころではないのでさっさと投稿します(笑)。

 まずは、明けましておめでとうございます。**回目の新年を迎えました。お天気も良く、暖かい正月です。

 「一年の計は元旦にあり」と言いますが、早々から朝寝坊。計もあったもんじゃありません。

 50歳を過ぎるころから、新年といっても特別な感情は湧かなくなった。子供の時は年末からワクワクしたものだった。これはお年玉に期待していたからだ。普段ろくに親の手伝いなどしないのに、少しでも多くのお年玉をもらおうと、せっせと大掃除を手伝った。やはり、「ここは親に良い印象を与えないと・・」と、子供なりの計算が働いたからだろう(笑)。

 お年玉をもらえる内が華だ。やがて渡す立場に変わると、「お正月などいらん!」となる(笑)。

 お年玉にクリスマス・プレゼント、誕生日祝い、結婚・出産などのご祝儀、それに法事等々・・・生きているとなにかと金のかかることが多い。「人様に差し上げることができるのは、幸せだ」という意見の方もいる。そうかな?私は、貰う立場のほうが好きだなあ。死ぬまで貰い続けたい(笑)。そういう点では妻が羨ましい。12月の結婚記念日、クリスマス、この正月と、立て続けに金をむしり取られている。間もなく彼女の誕生日が待っているし・・・(悲)。

 年が改まって気持ちがリセットされ、「今年こそは・・・」と、何かを決意する。しかし、ひと月もしないうちに、そんな気持ちはどこかに行ってしまい、例年通りの怠けた一年になるのが、私だけでなく、皆さんもご同様でしょう(笑)。でもね、実行するしないはともかく、とりあえず新しい目標を立てることは悪くはないものです。たぬきさんなんか、目標すら立てませんからね。立てるのは、飲み終えた酒瓶だけです。

 当ブログもこの4月から11年目に入ります。10年を一区切りにして、次の新たなスタートにしたい・・・と思っている。といっても、なにも変わらないでしょうが(笑)。

ブログという言葉もすっかり一般化し、多くの方が参入している。ブログ以外にも、Twitterだのfacebookなどもある。一時、mixiが脚光を浴びていたけど、最近はあまり聞かない。まだあるのかなあ?いずれにも、長所短所があるのでしょうが、すっかり慣れてしまったブログなので、他に移る気はない。

 学生時代の友人の中にも、書いている者がいる。しかし、半年や一年もしないうちに止めたものが多い。続いている者の共通点は、やはり趣味とか、なにかに強い関心を持っていることだ。ただ漠然と書き始めても、難しいのかもしれない。私は幸いに、音楽や楽器という趣味があり、他にもいくつか道楽を持っている。それらを適当な材料にしながらなんとか書いている。

 「ブログは一体誰に向かって書いているのだろう」と、ふと思うこともある。パソコンに向かって書いている?ディスプレイの向こう側に誰かの顔を思い浮かべながら書いているのかも・・・。でも決して、たぬきさんや阿羅漢さんではない。この二人の顔がディスプレイに現れたら、即電源を断つ。

 結局は自分に対して書いているのだろう。まったく書けなくなったら、時々古い記事を読み返す楽しみのためだ。もっとも、「バカなことばかり書いているなあ」とガックリくるだろうから、なまじ読み返さないほうがいいか・・・。

 あ、一つだけ目標を立てた。それは、「記事を短くしよう」だ。簡潔明瞭な文章を目指したい。これが難しいのだけど。

 ともかく、本年もよろしくご贔屓に。 
posted by Boo! at 13:31| 東京 ☀| Comment(15) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月28日

今年も・・・

 あと4日で今年も終わりです。超月並みな言葉で言えば、あっという間の一年でした。

 私個人のことはともかく、世界規模で色々なことが起きた一年でした。それも絶望的な思いにさせられる衝撃的なニュースが多く、これから世の中はどうなっていくのか、正直、心配になります。

 我々世代は貧しい時代を経てきているのですが、しかし将来に夢を持てたし、頑張ればそれなりの結果がついて来る、今思えば良い時代を通ってきたのです。でも今の世代はというと、頑張っても結果が伴わない、一度失敗すれば立ち直れないし再起のチャンスも失う、良い思いをしているのはほんの一部の者だけ。こんな状況が良い訳ありません。頑張る者には相応の結果が待っている、というごく当たり前の社会はどこに行ってしまったのか・・・。ブラック企業など論外だ。「一億総活躍・・・」なんて言葉だけが躍っても、白々しいだけ。と、私が嘆いても「Aクン」には念仏でしょう。

 年末になると、年賀状作成に追われます。少しでも負担を減らそうと、アドレスを参照しながら、新たな☓候補を探します。私はまだ現役ではあるものの、これからは仕事上の付き合いが確実に減っていくので、それに見合った数にするべく、スリム化を継続中です。ここ5年くらいかけて、ほぼ1/3ほどにまで減らした。と言ってもまだ300枚以上出す予定だ。阿羅漢さんのように、「年賀状無用派」になると良いのですが、まだなかなか踏ん切りがつきません。

 大掃除もあまり張り切らない。ちょっとくらい掃除したって、大して変わらない(笑)。ただ、玄関の三和土やガレージなどがひどく汚れている。長年、靴の泥などがこびりついてちょっとやそっとでは取れない。ブラシでごしごし擦っても歯が立たない。いずれ新しくリフォームするしかないだろう、とあきらめていた。

 所が近くに住む知人が、「高圧洗浄機を使うと簡単だよ」と、貸してくれた。昨日早速使ってみた。道路際から玄関前まで続くエントランスのカラーレンガはまっ黒だ。いや、かつては綺麗な色だったはずだ。色を確かめて選んだのだから、間違いない。洗浄機のノズルをレンガに向け、スイッチを入れた。ものすごい勢いで水が出た。放水というより、噴射だ。なんと、汚れがみるみる落ちて行くではないか。それはまるで汚れの膜を剥がしているかのようだ。黒かったレンガが元の色に復活してくる。「こりゃいい」と、どんどん吹き付けた。手で強く擦っても取れなかった黒いシミも簡単に取れる。TVコマーシャルなどでその威力ぶりを観ていたけど、「どうせ、メーカーによる誇大宣伝だろう」と、あまり信用していなかった。だが試しに使ってみて、確かに凄い、と実感した。

 妻も気に入り、「うちでも買おうか」と言った。「そうだね」と、私も前向きに考えた。しかし知人に返しに行き、「今度我家でも買うことにするよ」と言ったら、「一年に1、2回しか使わないんだから、勿体ないよ。必要な時はいつでも貸すよ」と、親切に言ってくれた。確かにその通りだ。即、購入を中止した(笑)。

 お正月のおせち料理も飽きるから、最近は最小限しか買わない。昔と違って、元旦からお店が開いているので、買いだめする必要もない。美味しそうなものをチョコチョコと揃えれば十分だ。


 さて、来年4月には当ブログも10周年を迎えます。いよいよ11年目に入るわけです。最近はブログ・タイトルと離れた記事が多く、もしスチールギターに関する話題を期待しているのであれば、申し訳ないと思います。書けるほどの引き出しがないのが一番の理由です(悲)。その代り、MATTさんが濃い内容を提供していますので、そちらで不満を補ってください(笑)。

 いつまで続けられるのか分かりませんが、書ける内は書きたい、と思っています。今しばらく、お付き合いくださいますように。


 では皆様も良いお年を。
 
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2015年12月24日

久しぶりに

 今年もあと僅かになりました。なんだかんだ、せわしない毎日です。

 この時期はどうしても飲み会が多くなる。しかし若いときのように、なんにでも片っ端から顔を出す元気が無くなった。お酒も嫌いではないけど、量が過ぎるとだめだ。ま、飲もうと思えば飲めるけど(笑)、翌日が辛くなるから、かなり意識してコントロールしている。

 この間は、高校時代の仲間から集合がかかった。高校のクラス会は全くなく、同期会がたまにある。クラスを超えて結束が強かったので、特にクラス会にする必要がないのだ。今回は有志による集まりとなった。

 誰かが、「**先生も呼びたいね」と発したことから、急遽、先生に連絡した。私にとっては担任だったから、連絡係りになってしまった。

 当時は勿論若き先生だったけど、いまや90歳を超えた。停年退職後も、教育関係の組織に属し、本も何冊か出版した。しかし20年くらい前に大手術をし、かなり弱ったことがあった。自己規制の厳しい先生だったから、相当な努力を払ったのだろう。その後は元気を保っている。

 先生は化学が専門で、私にとっては物理と並んで、最も嫌いな授業だった(笑)。いつまでも成績のふるわぬ私に対して愛想を尽かしていたはずだが、しかし勉強を離れると優しく、穏やかで、好きな先生だった。大学受験を控えても、のんびりとした私に一度だけ叱咤された。「こんな成績じゃ、受からんぞ。少しは勉強しろ」と怒られた。

 第一志望校には合格しなかったものの、一応六大学の二つともう一つに合格したので、なんとか報告に行くことができた。恐らく先生も期待していなかっただろうから、良い意味で期待を裏切ってくれた私をニコニコと上機嫌で迎えてくれた。

 しかし苦手な化学を教える先生だったにもかかわらず、卒業後も折をみては連絡した。そのため、新しい本を出すたびに送ってくれる。それは良いのだけど、タイトルは「簡単な化学勉強法」だとか、「一から学ぶ化学」「化学から考える健康法」・・・と言った内容の物ばかりだ(少しタイトルを変えてます)。「俺の化学嫌いを忘れたのだろうか?」と恨めしく思った。嫌いなものは嫌いだから、そんな本を送ってもらっても、決して読まない(笑)。しかし、一応感想らしいことを書いて、お礼状を送らねばならないので、適当に調子の良いことを書いて誤魔化した。

 先生に連絡すると、声は小さくなったものの、元気だった。集まりがあることを伝えると、「喜んで参加します」と答えてくれた。90を超えたら、出てくるだけでも大変だ。皆と相談し、先生の最寄り駅近くのお店に集まることにした。

 出迎えはやはり私の担当。駅前で待機したが、さすがに律儀な先生だ。約束の10分前に姿を現した。当時は大きな先生だと思っていたのに、一回り小さくなり、背丈も低くなったような印象を持った。杖を突いていたが、歩きはしっかりしていた。まさか私が先生の腰に手をやり、足元に注意しながら引率するようになるとは思わなかった。これも時の流れだなあ。

 大手術後は一切お酒を断ったということで、料理に一生懸命箸を動かしていた。記憶も鮮明で、いろんなことを話してくれた。世間的には我々は皆、爺さん世代だ。しかし先生の前では完全に生徒。神妙な態度で先生の話に耳を傾けた。

 あまり遅くまで離さないと先生も疲れるだろうと、適当なところでタクシーを呼び、自宅に送った。前もってご家族に連絡を入れておいたので、到着すると玄関前に総出で迎えてくれた。そのままお店にトンボ返り。

 その後はしみじみと先生の話題で盛り上がった。そういえば、当時の学年は5クラスだった。つまり5人の担任がいたわけだけど、すでに4人が鬼籍に入っている。一人残った先生には少しでも長く元気でいてほしいなというのが皆の気持ちだったろう。
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2015年12月22日

超稀少か?

 「サンスベリア」という観用植物がある。「サンセベリア」とも呼ばれる。園芸店は勿論、ホームセンターなどでも売られているので、たぬきさん以外、皆さん良くご存じの植物だと思う。

 茎は見えず、葉だけが上に伸びる。葉の模様が虎の尾に似ているので、別名「トラノオ」とも言われる。成長するに従い、次から次に新しい葉が根元から出てくる。葉の先端は鋭く尖っていて、しかも固いので、油断すると痛い思いをすることもある。

 我家のサンスベリアは友人からの「新築祝い」だったので、もう14,5年になる。友人は、「水やりはあまり考えなくていい。冬はほとんどやらない」と言うので、「それなら管理が楽だ」と思った。植物名もこの時に初めて知った。

 「管理が楽」を期待したけど、人様から贈られたものはどうしても「大切に育てよう」と、心掛けるものだ。ましてや、一年に1,2回は遊びにくるので、下手に枯らしてしまうと、バレてしまう(笑)。

 何とか10年以上、枯らすことなく今日まで育ててきたのは、我ながら素晴らしい。友人も「よく持っているなあ」と感心するほどだ。

 とはいえ、やはり植物だ。水やりを気にしなくてよいと言われても、春から夏にかけては成長が活発になるから、それなりに水をやらねばだめだ。冬は活動が止まるので「水は必要ない」とも聞いたけど、それは寒い屋外に置いた場合のことだろう。屋内に移動すると、室温は最低でも12度、暖房をつければ20度にもなる。回数は減らしても水やりは必要だ。

 2,3年で鉢は根で一杯になる。すると葉の色も悪くなるし、弱々しくもなる。そのため、土の入れ替えと共に、株分けする。そうやって現在は4鉢に増えた。面白いのは、株分けした場合、葉はオリジナルのままの模様を維持する。所が、葉を切って、差し葉で育てたものは、この独特の模様が現れない。そういうものらしい。

 この冬は暖かいので、中々屋内に取り込まなかったが、さすがにここへ来て寒い日が続いたので、先日室内に移動した。

 一つ一つ、鉢の中を覗きながら、草が出ていないかチェックした。屋外に置いておくと、どうしても草が入り込む。

 一つの鉢に注目した。草とは思えぬ、茎状のものが一本、伸びていた。こういうこともよくあるから、ためらわず、抜こうとした。だが触れた瞬間、「草とは違う」印象を持った。良く見ると、根元から出ているようだった。しかも、茎の上部には小さな粒がいくつかついている。どうみても、花芽だ。

 「まさか・・・」と思った。サンスベリアの花なんて、聞いたことがないからだ。勿論、見たこともない。そこで、「しばらく様子を見よう」と、抜くことを止めた。

 日が経つにつれ、花芽らしき粒はすこし大きく膨らんできた。外側も白っぽくなってきた。明らかに花になる兆候だ。早速ネットで検索した。すると、数は少ないけど、咲かせた方がいる。相当に珍しいことらしく、興奮気味の記事も目についた。これで、「サンスベリアは花が咲く」ということが確認できた。

 近くの園芸店に行き、店主の親父さんに話をすると、「え、咲きましたか?」と、目を丸くして驚いていた。「滅多にないことですよ。私も長年商売してますが、一度しか見たことがありません」と言った。そんな話を聞くと急に嬉しくなり、「そうですか。そんなに珍しい花なら、写真でも撮っておきますか」というと、「是非、そうしなさい。私にも見せてください」と念を押された。

 開花目前だとは思うけど、「いつ咲くか」と、ちょっとワクワクしている。咲きましたら、アップして皆さんにもお見せします。
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2015年12月14日

「ブラクラ」?

 この言葉をご存じの方は、余りいないかも知れない。もし知っていたら、大したもんだし、尊敬(?)する。

 「ブラクラ」とは、「ブラウザ・クラッシャー」のことで、言葉からして良い印象は受けない。恐らく、阿羅漢さんやたぬきさんじゃ、「新しいクラッカーのことですか?」と、寝ぼけたことを言うに違いない。確かに、ワインにはクラッカー、それも美味しいチーズを塗りながら飲むと更にグラスが進む。

 馬鹿なことを言ってる場合ではない。もっと深刻な話です。

 つい先日PC作業していると、IE(インターネット・エクスプローラー)が勝手に立ち上がった。仕事の整理をしていた際だったから、IEには用がない。「あれ、おかしいな。IEのクリックなんかしなかったぞ」と怪訝に思った途端、先に出たIE画面に重なるように次のIEが立ち上がった。その後は次から次にIEが立ち上がり、慌てて「☓」ボタンを押した。しかし何度押しても終了できない。それはまるで際限なく続くようで、気味悪い。

 画面にはIEが溢れかえった。「これはひょっとするとウィルスか?」と不安を覚えた。強制的にIEを終了させるべく、お馴染の(?)「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押した。タスクを終了させようとしたのだ。しかし、中々反応しない。焦ってガチャガチャとクリックを続けた。その間もIEは立ち上がり続ける。やむなく、(余り押したくない)リセットボタンを押した。

 「こんな状態で無事に起動するのか」と、恐る恐る再起動を待った。だが通常通りに起動し、まずはホッとした。そして今度は自分の意志でIEを立ち上げたが、問題なかった。

 「なにがどうなっているのか・・・」と釈然としないまま、再び作業の続きに入った。5分後、なんとまたまたIEの連続起動が始まった。今度は素早く「Ctrl」+「Alt」+「Delete」を押したら、なんとか止まった。

 こんなことが続くと、PCを安心して使えなくなる。ネットで、「IEが連続して立ち上がる」みたいなキー・ワードで検索してみた。すると、被害に遭っている方が結構多いのには驚いた。

 問題は、ウィルス攻撃なのかどうかだ。一つは、「ウィルスではない。次の方法で止めれば心配ない」という説、「ウィルスの一種だ」という説、と二つに割れていた。

 前者であることを願うけど、本当のところはどうなのだろう?

 念のため、ウィルス・ソフトでチェックしたところ、汚染されたという情報は出てこなかった。ネットから、「ブラウザ・クラッシャー」と呼ばれることを初めて知った。確かに、ブラウザを破壊するような動きだった。というよりも、PCが壊れるのではないかと、ちょっと怖かった。

 「皆さんもご注意を」と言っても、こればかりはいつ発生するか分からない。ただ万が一発生したら、慌てずにまず「Esc」ボタンを押してください。これで駄目でしたら、「Alt」+「F4」キーを同時に押してください。これで止まるはずです。

 なお、その後の私のPCは問題なく稼働しています。やれやれ・・・。
posted by Boo! at 22:46| 東京 ☁| Comment(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年12月01日

はや、12月!

 12月に入ると、「あっという間の1年でした」と、つい同じ文句の書き出しになってしまう。

 色々なことがあったような、なかったような・・・。過ぎてしまえば、記憶の片隅に追いやられる。社会を騒がす大きなニュースが良い例だ。「こんなひどい犯罪は滅多にない」と衝撃を受けても、次にまた更に大きな出来事が発生すると、前のニュースは過去のものとなり、今現在起きたニュースに関心が向かってしまう。

 それにしても最近の世の中は次から次に大ニュースが流れるので、不安になってしまう。世の中が不安定になって良いことは一つもない。気になるのは、「寛容性」が著しく低下していることだ。

 些細なことにすぐ腹を立てる、切れる、攻撃する。これが個人間のみならず、宗教、国家間の争いまで発展するから厄介だ。互いが「聞く耳」を持たないのでは、話し合いにもならない。

 困った風潮だ・・・と、私が嘆いてもどうにもならないか(悲)。

 一方で、「聴く耳」を持つことは、音楽では大切だ。お互いに相手の出す音に耳を澄ませ、反応することで良いサウンドが生まれる・・・とは限らないけど、重要であることには違いない。

 人それぞれリズム感が異なるから、如何に呼吸を合わせるかが求められる。「俺が正しい」と突っ張ってもダメだ。アマ、プロ問わず、色々なバンドを聴いてきたけど、リズムのしっかりしたバンドは少ないものだ。ひどいのになると、小節がずれたまま平気で弾き続けるバンドも珍しくない。自分の演奏で精いっぱいで、他の音が聞こえないのだろうか、と思ってしまう。

 バンドはリズムが「要」だ。安定したリズムを繰り出せるように、訓練しましょう(私に言い聞かせている)。

 と言いながら、今月は二つのグループから助っ人を頼まれている。先日やったウクレレ教室とは別だ。売れっ子だって?一年に数回程度ではねえ・・・。ま、頼んでくる相手が物好きなのでしょう(笑)。

 一つはベースで、もう一つは問題のスチールギターでだ。この二グループに交流はなく、そのため、演奏曲が全く違う。ベースなら、多少は誤魔化せるけど、スチールギターはそうはいかない。正直、弾きたくない。どうなりますか・・・。ギャラは多分、キャッシュではなく、またまたビール券かなんかで済まされるんだろうなあ(笑)。酒と食事に期待しよう。

 他の予定としては、法事あり、結婚記念日あり、クリスマス、忘年会と、金の出ることが多い。年が明ければお年玉、すぐに妻の誕生日祝いが続き、「金出し」状態だ。こうして、「貧困老人」への道を進む(悲)。

 なに?いつも、リッチだ、豪邸だと放言しているではないか?ま、たしかにそれは間違いではない(笑)。ただ、皆さんの金銭感覚が私のそれとは違うようです。たぬきさんや阿羅漢さんは「100万円」もあれば、金持ちと自慢するのでしょうが、私の場合は、「10億円以下」は低所得と思っています。最近、10億円を切ったので、下流老人にならないように、せっせと働いております。
 
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2015年11月24日

待望の・・・。

 「毎年届けられるはずの新米がこない」と、先月の末だったか、記事に書いた。律義で、周囲への気遣いを忘れない従兄のことだから、「**さんに限って、忘れることはあるまい」と楽観していた。といっても、こちらが「送ってくれ」と、頼んでいるわけではないので、従兄に送る義理も義務もない。あくまで、好意で送ってくれるものだ。しかし長年、毎年欠かさず送ってくれたので、こちらもつい、当然のように期待してしまう(笑)。

 昨年頂いた新米も遂に底をつき、何十年ぶりかで買う羽目になった。「きっと届くはず」と期待し、わずか2kgだけ購入した。袋には「27年度産あきたこまち」と表示されていたから、当然「新米」と思った。だが口にすると、新米の味ではない。不味くはないけど、期待したほどではなかったのだ。従兄の送ってくれる「あきたこまち」はこんなものではない。粘りがちがうし、香りもよい。「27年度産」といっても、新米とは限らないのだろうか?腑に落ちないなあ。

 あきらめかけたら、秋田から荷物が届いた。てっきり「新米だ」と喜んだ。所が、新鮮野菜がどっさりだった。野菜だって嬉しいに決まっているけど、なにしろコメに対する期待感が強い(笑)。「コメから野菜に切り替えたのかな」と、少々の失望感も味わった。お礼の電話をすると、「コメはもう少し待ってくれ」とのこと。「忘れてなかった!」と、大いによろこんだ。

 だが今月に入り、半ばを過ぎても届かない。白血病で体力も落ちているから、「送るどころではないのかも・・・」と、心配にもなってきた。無理されても困るから、「届かなくても良しとしよう」と、私も気持ちを切り替えた。

 そのような気持ちになったら、つい二日前、宅配のおじさんがふらふらしながら、米袋を担いでやってきた。例年通り、30kgだ。すぐにお礼の電話をすると、「いやー、遅くなってごめん。実は39度の熱が出て、1週間入院していた」と言うから驚いた。やはり、ちょっと無理すると疲れやすいそうだ。

 能天気に「コメ、米、こめえ・・・」とほざいていた私が恥ずかしい。

 早速精米し、炊いた。いやいや、美味しいこと。スーパーで買った「あきたこまち」とは、雲泥の差だ。炊いたご飯をスーパーに持参して、「これが本当のあきたこまちなるぞ!味わえ!」と、啖呵を切ろうと思ったほどだ(笑)。

 「もしかすると、来年は本当に届かないかもしれない」と思うと、より大切に味わいたい。
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2015年11月18日

食事会

 昨日、大学時代の友人たちと食事会をした。

 同じ学科クラスの仲間だ。ここ数年、毎年のように集まる。最初の頃は、クラス会として集まっていたけど、いつからか、「**大学**組食事会」と名称を変えた。

 53名のクラスだったが、消息不明者23名、亡くなった者4名、つまり26名のみが連絡できる。今回13名が出席したので、実質50%の参加率だ。

 高校までならいざ知らず、卒業したら大学のクラス仲間とは、没交渉が普通だと思う。ゼミとかサークル仲間となら珍しくないだろうけど・・・。友人などに話すと、「そんな集まり聞いたことない」と言われる。妻でさえ、「物好きなクラスだね」と茶化す(笑)。

 大学の学生は全国から集まるから、卒業してしまうとその後を追跡することはかなり難しい。たまたま我々クラスはまとまりがよかったのか、数人単位のグループがそれぞれ卒業後も連絡を取り合っていた。だから一人でも判明すると、そのつながりで連絡網が出来上がっていった。それでも23名がどうしても追跡できなかった。

 15年くらい前に、一人から「有志で集まらないか」と連絡があった。彼と分担して何人かに連絡を入れた。女子にはやはり(?)私が全員に連絡し、約束を取り付けた。8名ほどが出てきてくれた。

 以来、1,2年ごとに集まるようになり、名簿も段々充実してきた。「クラス会」としていた時は、幹事を持ち回りにしていた。しかしいつまでも予定を立てない幹事も出てきた。仕方なく私が代わって幹事することが増え、ここ数年は、私の幹事が当たり前のようになっている(悲)。「次、誰かやってよ」と言っても、「いや、**さんが永久幹事だから」と、勝手に永久にしやがった。

 もっとも、名簿を管理している立場だし、地方在住者と違って、会場探しもまあまあ容易だ。元気で、フットワークが軽いうちは、面倒くさがらずにやってあげようと考えている。

 今回は某ホテル内にある中華レストランに集まった。小ぶりなホテルだけど、都心のど真ん中で、アクセスも良い。地下鉄駅から歩いても1分という近さだ。周囲も大変静かで、気に入っている。今回二度目の利用で、前回はフランス料理店の方を利用した。

 年齢が年齢だけに、話の中心はどうしても健康、病気、介護、相続に集中し、挙句に、自分たちのお墓はどうしようなんて話もでた(悲)。お墓問題は、今回が初めてだなあ。

 病気持ちも珍しくない。特に一人は、手術で人工肛門になり、なにかと普段の生活に不自由がありそうだ。それでも1時間以上かけて出かけてきてくれた。「2時間が限度で、トイレが必要になる。途中、無事に到着できるかひやひやしたよ」

 もう一人は4つくらいの病気をかかえ、一つは難病に認定されているらしい。ま、満身創痍だ。「お蔭で、長年払い続けた保険料を充分取り戻した」と、笑いながら話していたけど、気の毒で心が痛んだ。

 次回果たして参加できるのか、大変心配だ。

 それに引きかえ、自分の健康であることに感謝したくなった。でも、油断はできない。いつまでも健康でいられるように、体調管理をしっかりしたい。
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2015年11月14日

祝出版?

 友人から小包が届いた。この友人とは年賀状のやり取りを欠かさぬ仲だけど、特別親しいとは思っていない。それでも2,3年に一回くらいは一緒に食事する。だから小包を送られても、「何だろう?」と不審に思った。「まさか変なものを送りはしないだろう」と、包みを解いた。

 出てきたのは本だった。しかも同じ本が二冊だ。かなり分厚い。表紙を見ると、彼の名前が大きく出ている。なんと彼の名前が本のタイトルの一部になっているのだった。なんだか格好の良いタイトルで、すごい扱いだ(ここでタイトル名を明かしてしまうと、いろんな方面にバレる恐れがあるので、書かない(笑))。

 著者は彼本人ではなく、有名な作家であることにも驚いた。「ホー、こんな有名な作家に書いてもらうとは、奴も出世したもんだ」と、感慨深くなった。

 彼は高校時代の仲間だ。劣等生代表である私と違って、学業優秀だった。250人ほどの学年で常に5番以内。トップを取ることもあった。ちなみに、私は最下位を争う注目の生徒だった(悲)。学年20番以内であれば、ほとんどT大に進む学校だったから、彼の成績であれば、当然のようにT大組だ。現役で合格した。

 がり勉タイプではないところが私と波長があったのだろう。卒業後も近況を報告し合った。大学に進んで3年生になる直前、「**を目指し、腰をいれて勉強することにした」と、年賀状に書いてきた。がり勉でない彼が勉強するというからには、相当な決意だと感じた。

 「**」というのは、最難関ともいわれる国家試験だ。ま、私にはまったく縁のない世界の話だ(悲)。さすが頭の良い奴が勉強すると凄い。4年生の現役学生のまま一発合格した。なんだか段々遠くの世界に行ってしまうような気持ちも持った。

 卒業してから数年すると、ちらちらと彼の話題が新聞、週刊誌、テレビなどのマスコミで紹介されるようになった。いわゆる「売れっ子**」「凄腕**」といった扱いだ。その後も更に大きい存在になり、いまやその世界では中心的人物になっている。

 同級生たちに会うと、いつも彼の話題が出て、「凄い奴になったなあ」と、自慢したいような、悔しいような思いが入り混じる。

 そんな彼の活躍ぶりを著した本を送ってきたのだった。さすがに有名作家が書いただけあって、面白く、一気に読み終えた。「若干、持ち上げすぎ」の感がないでもないけど、思い当たる箇所がいくつもあった。

 お礼と共に、感想文も書いて送った。ついでに、「なんで同じ本を2冊も送ったのか?」と質問した。すると、「いや、奥さんにも読んでもらいたくて」と返事がきた。「別に2冊送らなくても、1冊で充分だろう」と思うけどなあ・・・。このあたりの彼の感覚はちょっとずれているような気がしないでもない(笑)。

 それとも捌き切れないほどの在庫を抱え、2冊送ったのか・・・(笑)。
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2015年11月04日

言うは易し・・・?

 今度の日曜日、大学の後輩が久しぶりに我が家に来る。

 昨年までは、ほぼ1,2か月に1回のペースでやってきて、一緒に練習をした。しかしその後、彼の義理のお母さんが倒れたり、入院したりで、その都度、地方まで通うことが増え、しばらくの間、我々の練習も無理になった。そのお母さんも今年亡くなり、最近までバタバタしていたようだ。ここへ来てやっと落ち着いたらしい。「積もる話もありますし、たまには楽器にも触りたい」と連絡があった。

 彼は唄とウクレレだ。私と二人しかいないから、バンドにもならない(悲)。だからいつも、私が作成したカラオケ伴奏を併用しながら練習する。彼のウクレレ一本ではとてもリズムが不安定で、落ち着いて弾けない。

 正直、彼はあまりリズム感がよくないようだ(笑)。カラオケに合わせてもらっても、途中からリズムがずれることが多い。無視できるうちは良いけど、どうにも我慢できなくなると、カラオケを止め、演奏を中断してしまう。多少ずれても、自分で気が付いて修正するのであればいいのだけど、気が付いてくれないから困る。私からすると、ずれたままよく平気でリズムを刻めるなあと、却って不思議だ。歌うことは素晴らしいのだから、勿体ない。本人も自信がないようで、カラオケのみに任せてしまうことが多くなった。

 確かに、カラオケやメトロノームに合わせることは、簡単なようで難しい。しかしこれは練習によって克服できるものだ。

 リズム楽器の練習には、このような機材が欠かせない。自分一人で、自由気ままにリズムを刻んでも、なかなか正しいリズム感は身につかないものだ。メトロノームの拍をちゃんと捉え、裏拍子を体で感じることができるようになれば、しめたものだ。

 メロディ楽器でも、このような練習をすればピッキングが正確になる・・・はずだ(私はまだ駄目だけど)。つまりは、リズム楽器だろうが、メロディ楽器だろうが、結局はどちらもリズムに乗って弾く訳だから、リズム感は大切だ。

 と、「言うは易し・・・」なんですけどね(笑)。
posted by Boo! at 21:47| 東京 ☀| Comment(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月01日

はや、11月!

 朝晩の気温が大分低くなってきた。しかし、出かけるときが少々肌寒くても、日中の日差しはまだ強いこともあるから、体調管理も油断できない。

 市報で「インフルエンザの予防注射を」と呼びかけている。今までしたことがなかったけど、今年の2月だったか、非常に苦しめられたので、受けようと思っている。

 外出すると、すっかり冬支度した方の姿が目につく。まるで真冬並みの恰好だ。寒さに弱いお年よりばかりかというと、そんなことはない。むしろ若い人に多い。背中が膨れ上がったような厚手のコートやジャンパーまで着ており、「そんなに寒くないだろうが」と苦笑してしまう。高齢者である私のほうが薄着だ。

 昔からの習慣で、私はあまり何枚も重ね着しない。窮屈になるし、それに沢山着こんでもそれほど暖かくならないとも思っている。むしろ保温効果の高い下着を着用したほうが効果がある。ズボン下もはかない。靴下代わりに保温性のよいストッキングにすれば十分暖かい。

 子供の頃、母親が過剰なくらい何枚も着せようとして、嫌だった。自分が寒いものだから子供も同じと考えたのだろう。小学生の時は真冬でも半ズボンで通した。心配した母はなんとか長ズボンをはかせようとしたものだ。しかし、これだけは頑として聞き入れなかった。すると「せめて腹巻しろ」と言い出した。冗談じゃない。子供に腹巻は似合わない(笑)。母ときたら、靴下でさえ3.4枚履く。そのため、靴が合わなくなるが、無理やり押し込んでいた。だから「外反母趾」になったのだろうと思う。

 しかし世の中には異常なほどの寒がりがいるものだ。むかし、夏の暑い日に知人宅を訪れた。エアコンが普及し始めたころだったが、その家にはまだ設置されてなかった。当然室内は暑くて、正直不快だった。しかしそれだけが原因ではなかった。居間にはカーペットが敷かれていて、その上に座っていたのだけど、なんだか下から暖かいものが感じられる。最初は「暑いせい」と思っていた。しかし不自然な暖かさだ。手で触ると明らかに熱を感じる。思わずカーペットの隅を見ると、電源スイッチがあり、しかもオン状態のパイロットランプが点いていた。なんとホット・カーペットだった。いくらなんでも夏にホット・カーペットはないから、「きっとスイッチの切忘れだろう」と考え、勝手に切断した。

 戻ってきた知人がしばらくすると、「あれ、暖かくないな」と呟いたので、「電源がはいっていたので、消しました」というと、「いやー、僕は寒がりで、夏でも入れっぱなしなんです」と言われ、仰天した。

 更に、違う年の9月初旬、部屋に通されると、なんと石油ストーブが赤々と燃えていて、しかもその前に座り込んで暖を取っていた。「気持ちよい」のだそうだ。こっちは、もう大変だ。汗びっしょりになった。

 その人の立場になってみないと分からないことだけど、そこまで寒がりだと、気の毒になる。

 そういえば妻も最近は寒がりになった。かつては私以上に暑がりで、寒さにも強かった。手術して体質が変わったのかもしれない。ここ数日、「寒いねえ」を連発するようになったので、まだ私には必要を感じないものの、昨日それとなく「コタツを出してやろうか?」と言うと、即座に「うん」と喜んでいた。以前だったら、「まだまだいらないよ」と、私を小ばかにしたものだ。

 それはいいのだけど、コタツをだすと妻は一日入り浸りになるからなあ。


 とはいえ、高齢者の多い皆さんです(笑)。無理せず、快適に送れるよう暖かくしてください。
posted by Boo! at 12:50| 東京 ☀| Comment(0) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月29日

「ご不在連絡票」

 今日は早めに帰宅した。ポストを覗き、郵便物が入ってないか確かめた。数通の封書とハガキを取り出すと、まだ一枚が上部に引っかかっていた。それは不在連絡票だった。宅配便が来たようだ。

 「女房め、今日も遊びにうつつをぬかしおって、留守にしやがったな!」と、ハッシとばかり、その紙切れを一刀両断の元に切り捨てた・・・て、時代小説の読みすぎ?

 「誰からの荷物だ?」と、送り主名を確かめると、なんと秋田の従兄からだ。「噂をすればなんとやら」で、つい先日の記事に書いたばかりだ。

 「間違いなく、新米だ」と喜び勇んで、業者に再配達を依頼した。まだ近くを周っていたらしく、15分もしないうちにチャイムが鳴った。

 「新米だ、新米だ」とお経を唱えるように玄関を開けた。すると業者が抱えているのはダンボール箱だ。「ん?箱?袋じゃないぞ」

 例年、米を運んでくれる業者は重い袋を抱え、ドッコイショとばかり玄関内に置いていく。なにしろ30kgもあるから相当な重さだ。いつだったか、印鑑が見つからずいつまでも玄関前に待たせたことがあった。重さに耐えられなくなったのだろう、「早く開けてください!」と悲鳴のような声を出していた(笑)。

 箱を受け取ると、お米とは思えない軽さだ。非力な私でさえ、楽勝だ。「変だなあ」と思いながら、伝票を確かめると、「内容物:野菜」とあった。「えー、野菜かい。新米じゃないのか」と、なんだか肩透かしを食った気分だ。

 それでも大きな箱を開けると、中にはぎっしりといろんな野菜が詰め込まれていた。野菜だけでなく、村の特産品もいくつか入っていた。田舎の野菜は新鮮で美味しいから、「新米じゃないのか」などと文句は言えない。云えないどころか、感謝感謝だ。

 箱から出してはテーブルに並べた。すると一番下にお米の入った小さなビニール袋が目に入った。「私たち生産農家が作った今年の新米です。ご賞味ください」と書かれた紙が貼ってあった。発送を頼まれた業者がサービスで入れたようだ。2合ばかりだ。

 いつもの30kg入りに比べると、あまりにも少量だけど、新米を味わえることには違いがない。「たまには野菜を送ろう」と、従兄の考えが変わったのかもしれない。

 夕食後、従兄にお礼の電話をした。実は今年、従兄は「白血病」と診断され、治療を続けている。お米がなかなか届かないのも仕方ないと思っていた。だが電話口に出た従兄の声は元気そうで、まずはホッとした。

 「野菜と一緒に、お米も入っていたか?」と言うので、「はい、入ってました。有難くいただきます」

 「2合ばかりじゃ、一口で終わるだろう。新米は後で送るから、もう少し待ってくれ」と、思いがけない言葉。びっくりして、「いやいや、野菜で充分ですから、もうお気遣いなく」と、心にもない遠慮の態度を示した(笑)。すると、「野菜は野菜。米は米だ」と強調する。

 「これでまた一年間、米を買わなくていい」と思わずニンマリした。

 妻に伝えると、「ヤッター!嬉しいね」と大喜びだ。
 
posted by Boo! at 22:31| 東京 ☁| Comment(2) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月26日

仕方なく・・・?

 毎年この時期になると、秋田から新米が送られてくる・・・はずだが、どういう訳かまだ届かない。「今年も・・・」と、心待ちにしているのに。

 そのうち届くだろうと、残り少なくなった米をながめていたら、ついに容器がカラになり、仕方なく近くの農協で少しばかり購入した。自慢ではないけど、お米を買うのは実に30年以上ぶりのことだ。そのため、買い方を忘れた(笑)。従兄が送ってくれる量だけで1年間持ってしまうので、買う必要がなかった。

 最初の頃は、精米された米を送ってくれた。しかし少食である我が家では1年がかりで食べるから、2,3か月もすると味が落ちるし、場合によっては虫が入ったり、カビが発生する。折角の新米なのに、実にもったいない。そこでいつの頃からか、玄米を送ってくれるように頼んだ。精米機を買い、少しづつ精米しては炊飯する。これは実に贅沢な食べ方で、いつも美味しくいただける。半年過ぎても充分新米の味だ。従兄も、「精米する手間が省ける」と喜んでいたから、双方にとって良かった。

 これまで当たり前のように新米が届いた。だが、突然届かなくなると、「どうしたのだろう?」と、心配になる。あくまで好意で送ってくれるのだから、こちらからは催促できない。例え、中止されても文句など云えない。

 別の心配も出てきた。もしかしたら体調でも崩したか、入院したかといった心配だ。でも下手に電話などすると、「催促」とも受け取られる恐れがあるから、なかなか連絡しにくい。

 来月中旬くらいまでは、まだ希望を捨てず、待ちたい。それとも、同じ秋田県人の阿羅漢さんが、「いつも迷惑ばかりかけているので、どうぞ」と、送ってくれるかもしれないなあ・・・あり得ない?

 
posted by Boo! at 22:10| 東京 ☀| Comment(8) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年10月01日

はや、10月!

 いよいよ秋が深まっていきますね。春も良いけど、気候的には最も快適なシ−ズンでしょう。

この冬は「暖冬」の予報が出ている。もしそうなら、助かるし有難い。しかし、明日の天気すら外れることがあるのに、何か月も先の予報など、できるのか・・・と思ってしまう。

 「食欲の秋」だ。これから美味しいものがいろいろ出てくる。先日は「二十世紀梨」が送られてきたけど、今度は、「栗」を頂いた。近所の農家の方が栗林を所有しているので、「よかったらどうぞ」とス−パーの袋に一杯入れて持参してきた。こういう季節ものを頂くと嬉しい。早速、茹でて食味した。甘くておいしかった。

 近いうちには、秋田から新米が送られてくるだろうと期待している。「サンマ」も楽しみだなあ。


 今月はちょこちょこと予定が入っている。早々には小旅行がある。これは当自治会主催によるバス・ツアーで、世界遺産に登録された「富岡製糸場」見学だ。確か、あたごウクレレさんが既に行かれたはずだ。

 以前、「住民同士の親睦を図れる企画、なにか良いアドバイスがありましたら・・・」と、相談されたことがあった。

 自治会後援による集まりはすでにいくつかあって、「囲碁」「将棋」「カラオケ」などだ。しかしこれらは、好きな方、得意な方にとっては楽しみだろうけど、その他の方にとっては関心外だ。私も参加したことがない。多少ではあるけど、自治会から経費としてなにがしかの補助金を出すが、「一部の者だけに恩恵があるのは不公平だ」という意見もある。

 前回役員をした時にも話題に上り、中には「そんな無駄な出費はやめるべきだ」と、強硬な意見が出た。私は「いきなりゼロにするのではなく、むしろ、多くの方が参加できるような企画を考えたらいかが?」と唱えた。

 そんな私の考えを誰かに聞いたのか、現在の役員から相談を持ち掛けられたのだ。まだ40代半ばくらいの若い役員だった。

 特にアイディアを持っていたわけではないけど、とっさの思い付きで、「例えば、バスを借り切って、日帰り観光する、なんてどうでしょうか?」と言った。これなら、お年寄り、こどもは勿論、家族で参加できるから、親睦にはもってこいと考えた。

 「バス旅行ですか・・・。検討してみます」と、お礼を言いながら帰って行った。具体化するとは期待していなかった。所がそれからしばらくして、回覧板が回ってきた。開くと、「自治会バス・ツアー参加者募集」「富岡製糸場見学」「バス代、お弁当込み一人2000円」と、文字が躍っていた。

 「2000円とは随分安いな」と思いながら、妻と二人分を申込み欄に記入した。

 そしてつい先日、若い役員がやってきて、集金がてら「予想以上に沢山の申し込みでした。ありがとうございました」とお礼を言ってくれた。

 私は口だけで、なにも動いてない。でもこのように丁寧に感謝されると嬉しい。「何名集まりましたか?」と訊くと、50名以上だと言った。これには驚いた。バス一台では厳しいので、二台で行くことになるとも言った。申込者の名前を見せてもらうと、普段挨拶を交わす方が何人も入っていた。

 カラオケや将棋では、せいぜい数人止まりだが、これだけ集まれば本当の親睦会になる。現在注目の「富岡製糸場」を選んだことも、強い関心をよんだのだろう。

 バス・ツアーの後は、例のウクレレ教室の発表会だ。「いかに誤魔化すか」に気持ちを集中させているところだ(笑)。

 友人の美術展もある。かれは本物の芸術家であって、素人の出展ではない。元々ブロンズ制作者で、「ブロンズ彫刻・銅像・胸像・モニュメント」などを手掛けてきた。某有名な橋の入り口にモニュメントが設置してあるが、それが縁でその県の名誉市民だか名誉観光大使に任命された。しかし非常に体力のいる仕事だそうで、10年位まえから木工による立体芸術分野に転向した。こちらは素人の私には理解できない世界だ(悲)。

 また、高校時代の友人と一年ぶりの再会、食事することになっている。

 こうして何だかんだと休みの日曜日が全て埋まってしまい、どこか平日に休みを取りたい。最近はしっかり休みを取らないと、疲れが抜けないからだ。

 我が奥様は奥様で、テニス仲間と合宿だそうだ。「なにが合宿だ!」と思わないでもないけど、お互い、相手の好きな世界には干渉しないことが暗黙の了解になっているから、「はい、はい、どうぞ、行ってらっしゃい」てなもんだ(笑)。

 鬼の居ぬ間、こっそりとモニターSPを買い替えてしまおうという野望を持っている(笑)。


追記:私の好きなアルト・プレーヤー、フィル・ウッズが亡くなったそうだ。残念だ。年齢を確認したら83歳、もっと若いと思っていた。どちらかと言えば地味なプレーヤーだったけど、上手さは別格だった。玄人好みのプレーヤーでしょう。あのビリー・ジョエルの大ヒット曲「素顔のままで」における短いソロは秀逸だった。私のお気に入りアルバムは「Warm Woods」かな・・・?
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2015年09月26日

最後の梨?

 信州の従兄が動けなくなり、入院した。

 私より10才ほど年上だが、見るからに頑健で、病(やまい)とは無縁の人と思っていた。しかし数年前に、「最近、ちょっと体の動きが悪くなってね・・・」と、珍しく弱音を吐いたことがあった。

 従兄は母の姉の長男で、農業を継いだ。野菜や果物作りが主で、出荷に精をだした。しかしそれだけでは中々苦しいらしく、元々好きだったオーディオ機器を扱うお店を開いた。駅近くの繁華街だったこともあり、結構繁盛したようだ。兼業農家というわけだ。

 息子二人と娘一人をもうけた。息子の長男の方はすこぶる優秀で、子供の頃から「村始まって以来の神童」とまで言われた。それを裏付けるように、京大の医学部に現役合格した。村中、大騒ぎになったそうだ。

 いよいよ京都へ向かう日は、駅のホームで村長を始め村人総出で送り出したという逸話が残っている。村長は勿論、村人たちは、彼がいづれ村に戻ってきて、地域医療に携わることを期待していたに違いない。

 順調にそのまま進むと思われたが、まだ在学中、道路上に倒れている彼が見つかった。すぐに病院に運び込まれたが、すでに手遅れで死亡が確認された。死因は、心臓マヒ(急性心不全か?)ということだった。

 毎日、早朝にジョギングする習慣があった。何事にも一生懸命で、とことんやり切る性格だったので、勉強のし過ぎで多少寝不足になっても、決して欠かさなかったそうだ。そんな頑張りが体に負担をかけていたのでは、と想像できる。

 家族は当然のこと、村中が落胆したことは言うまでもない。我々親類一同も、期待が大きかっただけに、信じられない思いだった。

 従兄の体の不調は長いこと原因が分からなかった。徐々に進行していたようで、やがて、お店との二足草鞋では体がきつくなり、店は次男に任せるようになった。

 「体を騙しだまししながら、動いているよ」と言いながら、農業に精をだした。多分、農作業しているときは、体の不調を忘れることができたのではないか。

 毎年欠かさず、自慢の「二十世紀梨」を送ってくれる。丹精込めて作った梨だ。従兄の作るこの梨は最高の味で、「日本一の二十世紀梨」ではないかと、思うほどだ。

 今年も先日送られてきた。梨を送ってくれるということは、従兄もまだ元気だということだから、安心して、お礼の電話をした。が、出てきたのは奥さんだった。しかし珍しいことではない。

 お互いの近況などを話したあと、「**さんのその後はいかがですか?」と訊ねた。すると声を落し、「実は、ほとんど体を動かせなくなったの」と言う。「えー!」と驚くと、「**ちゃん(私のこと)だから正直に言うけど、1か月前から動けなくなった。だから今年の梨の収穫は、息子と二人でやった。主人の梨つくりはもう無理でしょうから、今回が最後の梨になる。申し訳ないけど今年限りにしてね」と言われた。

 「どうしてそうなったの?」と問うと、「ずっと原因が分からなかったけど、今回大きな病院に入院して、細かく検査してもらったら、難病の一つと言われた」そうだ。治療法が見つからないから、どうにもならないらしい。筋肉が段々萎縮して、いずれ体の筋肉すべてが動かなくなる厄介な病気だ。

 頭はちゃんとしているから、話をすることは問題ない。しかし動けないので、寝たきり状態のようだ。「私が看るしかないから、頑張って介護します」と言っていたけど、彼女一人だけで頑張り通せるものなのか・・・? 従兄にも奥さんにも、気の毒としか言いようがない。

 心こめて作った従兄の最後の梨、宝物のように見えてきた。大切に味わっている。
posted by Boo! at 22:31| 東京 ☁| Comment(2) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする