2017年02月13日

ダウン!

 先日まで妻が風邪を引き、2日前にやっと恢復した。

 ところが今度は私に風邪症状が出てきた。多分、彼女から菌を貰ったに違いない。まったくロクでもない。

 今日は無理して仕事に出たが、働いている間、悪寒はする、くしゃみが出る、鼻水だらだらと、苦しかった。昨夜もベッドに入ってから、鼻水が詰まってなかなか寝付けなかった。

 それでも少し楽になってきた。12時前にベッドに入ることなんてまずないけど、これから風呂に入って、すぐに寝ます。

 症状によっては、2,3日、ブログ更新ができないかもしれませんが、悪しからず。

 皆さんも気を付けてください。
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2017年02月10日

ヘッドフォン

 イヤフォンにしろ、ヘッドフォンにしろ、気にいるものを見つけるのはなかなか難しいと思う。

 「良さそう」と思って購入したものの、期待外れだったりすることもある。我慢できる程度ならいいけど、そうでなければ、良くて引き出しの中に放置状態、最悪ゴミ化することも珍しくない。これまで幾つ無駄にしたことだろう(悲)。

 以前紹介したことがあるso製のイヤフォンは今でも使っている数少ない例だ。価格と音の良さのバランスが取れていて、普段使用ならこれで十分だ。コードが絡みにくいことも良かったが、さすがに最近はそうとも言えず、絡むことがある。良く使うので、コードが疲労したのかもしれない。それでも、普通のコードよりはまだマシだ。

 問題はヘッドフォンだ。現在手元には3台ある。

 @は音質重視したこともあって、30,000円近くした。オーディオ・アンプに接続する。Aは楽器の練習用で、ミキサーやレコーダーに接続。BはPCで音源の編集用として使っている。

 @はat製。低音が豊かで、音の拡がりも良い。贅沢な気分になる。しかし本体が重いこと、気密性が高いため耳が蒸れやすい。夏など、汗びっしょりになるから、長時間は使えない。惜しい点だ。

 Aはpi製。これはお買い得だった。確か3,000円未満だった。練習用だから、あまり高音質にはこだわらなかった。気に入った点は、軽いこと。装着感が良く、長時間使い続けても疲れにくい。ドライバーが大きめなので、低音はたっぷりだ。しかし、高音はあまり綺麗ではない。価格を考えると、これ以上は求めない。

 Bはpa製。これが一番の問題児だ(悲)。デザインが気に入り、価格もそこそこ。ちょっと期待したけど、まるで外れた。低音が足りないので、全体痩せた貧弱なサウンド。我慢できないのは、装着感の悪さだ。側圧が強いらしく、耳朶がすぐに痛くなる。本体が軽いにも拘わらずだ。それでもネットでは、「素晴らしい。お買い得」なんていう評価もあるのだから、理解できない。ま、人それぞれか…。

 @とAはともかく、Bはもう我慢出来なくなったので、買い替えることにした。

 前から気になっていたelecom製品。PCパーツ・メーカーとしては有名だけど、音響分野としてはどうなのか…? しかし巷では評価が高い。

 ネットでは9,000円前後(当時)の販売価格。定価は15,100円らしいから、随分安くなっている。9,000円で本当に良い音なら御の字だ。ただ、ネットでは実際に手に取って確かめることができない。本当は音も確かめたいくらいだ。ここがネット購入の弱点だなあ。

 近隣の大型家電店とPCショップをハシゴした。すると一店舗に現物が展示されていて、しかも試聴できる。自前のiPodを取り出し、装着した。本体は大き過ぎず、小さ過ぎず、丁度よい。軽くて、耳パッドはフワッと柔らかい。側圧も適度で、しばらくかけても不快感はない。

 肝心の音は、期待以上。特に抑制の効いた低音が心地良い。低音が不足すると貧弱な音になるけど、逆に効きすぎても不快になる。細かいニュアンスを消してしまう。Wベースのピチカートは弾むようだし、ピアノの音が美しく響く。ドラムのシンバルは切れがあり、透明感もある。

「即、買いだ」と財布を出そうとしたが、慌てる乞食に…なんとやら、抑えた。

 2,3日後、ネットで再チェックした。なんと8,000円以下に値下がりしていた。どうやらこの製品、製造終了したことで、販売店が在庫処分に向かっているらしい。「こりゃいい」と様子見することにした。案の定、間もなく7,000円を切った。

しかもその後、試聴した店に行くと、ビックリ。6,000円の値札に替わっていたのだ。ネット購入よりも安い。やはり在庫処分ということで、二台限りと言う。

 迷わず購入した。しかも在庫の二台全て買い占めてしまった(笑)。外出用にも使えると思った。

 これだけの高性能で6,000円はあり得ない。しかもハイレゾ対応だ。凄く得した気分だ。

elecom.jpg

 つくづく思うのは、ヘッドフォンはまずフィット感を第一にしたほうがよい。音が最も大事だとは思うけど、フィット感が悪かったら、全てが台無しになる。

 面白いことに、最近値上がりしているのだ。評判が良いし、しかも在庫分しかないことで、慌てて購入する方が増えているようだ。
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2017年02月07日

積ん読?

 現在の住まいに建て替えたのは2000年だった。丁度区切りの良い年なので、忘れない。

 建て替え前の住まいには、雑多な本や雑誌が部屋を占有していた。他にも、レコード、カセットテープ、CDなどが溢れかえっていた。全ての部屋がこんな状態では息が詰まる。妻には文句いわれるし…。

 だから、一つ部屋を決め、これらを置く専用にした。書斎と言えば聞こえは良いけど、物置みたいなものだ。その代わり気兼ねすることなく、次から次に新しい本やCDを置いた。
 
 その内、足の踏み場もない状態になった。棚に入り切らなくなった本などを床に置くからだ。色んなものを跨ぐように室内を移動した(悲)。

 なんとなく妻と建替えの話が持ち上がった。まだ築17年しか経ってなかったが、不満が多く、愛情の持てぬ家だった。一気に話が盛り上がり、あっという間に契約まで進んだ。

 工事期間中は仮住まいに移る。こういう機会は不用品大処分には絶好だ。折角新しくなる住まいに再び不用品を持ち込むことはない。一気に片づけるべく、腰を上げた。私は専ら本類の処分に没頭した。

 普通、一度読んだ本はそれでお役目終了だ。二回以上読むような本は稀に違いない。だから読み終わったらすぐに処分すれば、増えることはない。それができないのは、心のどこかに、本を捨てる後ろめたさみたいなものがあるからかもしれない。

 私に自慢できるのは、購入した本はほとんど目を通している事だ。面白くなくても、最後まで読むことにしている。途中までピンと来なくても、後半面白くなることもあるからだ。最後まで面白くなかった本は、躊躇うことなく捨てることができた。単に購入するだけでロクに読まない、所謂「積ん読」状態ではないから、少しは本も救われる(?)。

 整理を開始したものの、何を捨てるか迷う。一冊手に取って、パラパラとページをめくるとつい読み始めてしまう。ちっとも作業が進まない(笑)。

 しかし仮住まいに移る日が迫ってくると、迷ってなどいられない。本のタイトル、作者名から選別するようにした。何しろ一度は読んでいるから、なんとなく中身が想像できる。

 慣れてくると、ほぼ即断のように処分が進んだ。やがて、捨てることに快感を覚えるようになった。「どうしようか?」と迷うものは、躊躇わず、処分行きとなった。

 こうして1/3位にまで減らすことができた。

 新しい住まいには書斎を設け、たっぷりと収納できる本棚を作ってもらった。また階段踊り場の壁をくり抜いて、文庫本専用棚にした。約1,000册近く収納できる。

 新しい住まいに移って初めの2,3年は、スキスキ、ガラガラのゆとりある書斎だった。特に本棚は未使用の棚が目立つた。踊り場の壁も、半分は空いていた。

 最初は空間があることに満足した。だがやがて、その空間、すき間を埋めたくなる。新しい本を買い込み、読み終わると本棚に収める。読み終えてからだから、スローペースだ。でも、すき間が減るということは、それだけの本を読んだ証でもある。少しづつすき間が減ることが励みになり、10年を過ぎたあたりから、すっかりすき間が消えた。文庫本スペースにも入り切らなくなってしまった。フロアの隅に本が 置かれるようになり、部屋の空間を圧迫する。

 これでは昔の状態に逆戻りだ。

 暖かくなったら、2000年当時を思い出し、一気に整理処分しようと計画している。
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2017年02月01日

はや、2月!

 お正月気分も大してないまま1月も過ぎ去り、2月に入りました。

 北陸や東北地方といった日本海側は大変な大雪に見舞われている。半端な積り方ではないようで、「雪国の方は大変だ」と気にかかる。秋田の従兄がまだ元気だったら、逐一雪の情報を知らせてくれたはずだ。

 主のいなくなった家には連れ合い一人が暮らしている。バカ広い家に一人では、益々孤独感が募るだろうなと、田舎も都会と同じように核家族化が進む現実を突き付けられる。周辺には親類が散らばっているけど、かつてのような濃い付き合いではないようだ。従兄のように人一倍マメで義理堅くないと、人も来なくなる。まるで何とかの切れ目みたいだ(悲)。毎日のように従兄と酒を酌み交わした、私と同い年のいとこも「全然行かねえ」と言う。「もっとも、未亡人しかいない家に男が一人ノコノコと行けねえけどよ」と言ったので、電話口で大笑いした。

 東京は昨年11月に初雪が降った。こんなに早い時期の雪は滅多にない。だから、この冬は雪が多いかもと心配した。しかし、その後はお天気続きで、気配もない。その代わり空気が乾燥し、インフルエンザ流行が心配だ。

 我家では、1階と2階に加湿器を置き、フル稼働させている。それでも50%付近を維持するのがやっとだ。電源Offにするとすぐに40%以下に落ちるから、加湿の効果はあるようだけど・・・。庭の土もカラカラに乾き、戸外に置いてある鉢物は水不足になりがちだ。先日タップリと水を与えたが、翌日にはもう表面が乾き始めた。

 2月になると頭の痛い作業が待っている。例の確定申告だ。16日から受付が始まる。ただし、還付金を受け取る方はもっと早くから申請できる。あたごウクレレさんなんか、先月に済ませてしまったそうだから、その素早さには驚いてしまう。

 人間、嫌なことはつい後回しにしがちだ。延ばし延ばし、いよいよ切羽詰まってから火事場のバカ力を発揮、一気に片付ける。これが私の昔からのパターンだ(笑)。学校の試験なんて一夜漬けが得意(?)だった。あたごウクレレさんを見習って、来年は早く取り掛かろうと反省するけど、提出してしまえばそんな反省はすぐに忘れてしまう(笑)。

 今月は久しぶりに昔の職場同僚3人と飲み会だ。おばさん3人組だが、当時はまだ結婚前の若い女性達だった。3年間ほど一緒だったが、いずれも寿退職した。彼女達が辞めて10年ほど過ぎた頃、一人から「久しぶりに集まりましょう」と電話がきた。以来毎年のように集まることになった。

 全員、娘さんという印象だったのに、やがて落ち着いた主婦に変わっていく。彼女達の家庭環境が変わるにつれ、話題も変わる。旦那中心から、子育て、進学、就職へと子供中心に移った。一段落すると再び旦那の話になった。昔はのろけていたものだが、最近は深刻な話が多くなっている。

 早期退職させられたがなかなか再就職できない、会社を辞めて独立したものの、経済的に苦しくなったとかだ。このような心配事がないのは一人だけだ。

 それでもなんとか乗り切り、皆、子供達の結婚まで頑張った。さあこれからはノンビリと夫婦二人の生活だと安心した矢先、一人は親の介護に直面することになる。介護に関しては私が先に体験したから、少しはアドバイスできた。しかし長い介護で、昨年やっと解放されたが、その疲れが出たらしく、今度は自分の体調を崩してしまった。やっと体調が戻ったので参加できるそうだ。

 もう一人はもっと深刻だ。大変仲の良い夫婦で、家族もよくまとまっていた。彼女は働き者で、旦那の失業中は一人朝から晩まで仕事を掛け持ちして家計を助けた。よく「うちの旦那はアッシーだから」と言って、会が終わり近くになると、「迎えにきて」と電話をかけた。車で1時間もかかるから、私だったら「ふざけるな」と無視する(笑)。しかし旦那はニコニコしながら迎えに来た。まんざら嫌ではなかったのかも知れない。だが最近、旦那の浮気が発覚し、離婚の危機に直面している。「あんなに仲良かったのに」と、私には信じられない。現在、裁判で係争中だ。

 何十年もの夫婦生活を送っても、壊れる時は簡単に壊れるのだなあと、いささか複雑な気持ちになっている。

 いつ壊れてもおかしくないはずの、たぬきさんや阿羅漢さんが壊れないのは不思議だ。となると逆に、絶対壊れっこない、ゆるぎないはずのあたごさんご夫婦がもしかすると危ないのかも・・・おいおい!

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2017年01月26日

WiFi中継器

 タブレットを使い出してから1年になった。当時、ガラケーからスマホに変えるか、迷っていた。メールと通話ができれば十分なので、ガラケーでなんの不都合もなかったからだ。ネットを観たければPCがある。またスマホの小さな画面でネットや映像を観ても目が疲れるからちょっと抵抗があった。

 それでもたまに、外出先でもネット検索したいことがある。路線や地図などだ。ノートPCを持ち運ぶのでは重いし…。

 そこでガラケーはそのままに、タブレットを購入した。見やすい8インチサイズにした。自宅で使うだけなら、WiFi機能があれば十分だ。しかし外出して、どこでも使いたいとなると、WiFiだけでは不満が出る。公衆無料WiFiや民間が提供する無料WiFiがあるけど、しかしスポットが限られる。なにより、セキュリティに不安がある。不特定多数と同じWiFiをシェアするのだから、用心するに越したことはない。私は避けている

 検討した結果、少し価格が上がるけど、SIMロックフリー対応の機種にした。今や多くの通信会社から格安のSIMカードが販売されている。カードの容量によって1ヶ月の利用料金が決まる。各社それほどの差はない。私が契約したのは、3台でシェアできるコースだ。つまり、タブレット2台(妻用もある)とノートPCで使えるように、8GBを3枚で分ける契約にした。合計なので、どのように使い分けても良い。8GBを越えなければいいのだ。しかし毎月余ってしまう。これで2,000円弱だからアホみたいに安い。ガラケー2台の利用料金と、この2,000円合計しても7,000円だ。キャリアのスマホ1台分にしかならない。

 最近すっかり操作になれた妻は料理、辞書、路線検索などに使いまくっている。特に料理は助かるようだ。毎日のことだから、「何を作ろうか?」と悩むことがある。そんな時にネットでレシピを探している。

 時々、素っ頓狂な声を上げる。「あ、ネットにつながらない」「途中で切れた」と文句を言うのだ。

 実は、自宅内で使っていると、時々こんな症状が出る。部屋によって電波状態が変わるからだ。ご存知のように(知らない?)、我豪邸は広い。余りにも広いので、部屋から部屋への移動は自転車を使うほどだ。

 無線ルーターは2階の書斎に設置している。だから2階であればどこの場所でも問題ない。しかし階下に降りると、部屋によっては電波状態が極端に悪くなる。そんな時はタブレットを持ち、電波を求めて部屋をウロウロする(笑)。

 なにか解決方法はあるのか、ネットで調べた。するとWiFi中継器なるものがあると知った。ルーターからの電波を中継器が受け取り、それを離れた場所まで届くようにする仕組みらしい。

 だが種類もあるし、いろいろなメーカーから出ている。価格もピンからキリまでだ。近くのPCショップや大型家電で下調べした。二つほど候補に上がった。我家のルーターはNEC製なので同じメーカーの方が安心感はある。しかし少々高い。

 さり気なく使いたいので、コンセントに差し込むタイプが望ましい。WiFiだけでなく、有線LANも使える二刀流が良い。すると大分絞られてきた。店頭では7,500円くらい、ネット購入で6,000円が相場と分かった。

 問題は、買ってはみたものの期待するほどではなかった場合だ。お金を捨てたと同じことになる。金持ちほど1円も粗末にしないものだ。ここがたぬきさんとは異なる点だ。

 同程度の機能、性能を持ち、もっと手頃なものがないか、探した。

 探せばあるもので、それまで聞いたこともないメーカーから出ている製品の評価が高い。私が知らないだけで、実は世界的なメーカーだそうだ。価格はなんとたったの2,900円。定価は6,000円ほどらしい。私の希望する機能全て備わっている。半値以下で買えるとは魅力的だ。期待外れだったとしても、あきらめがつく価格だ。

 決心し、購入した。

Tplink.jpg

 早速セッティング。といっても難しいことはない。正常であることを示すランプ点灯を確認し、タブレットを立ち上げた。1階で最も電波が届かない部屋のコンセントに中継器を差し込んだ。確かに改善はした。しかしバーが1本増えた程度で今ひとつ。次に、最も電波状態の良い部屋に中継器を移した。すると電波は最強になり、バーもフルマークだ。タブレットを持って先程の電波が届きにくい部屋に移動した。

 なんと、電波が強状態に変わったから驚いた。そして、1階のどの場所でも問題なくWiFiが使えるようになった。こんなに劇的に改善するとは思わなかった。

 マンションのように同じ階で使う場合は必要ないでしょうが、我家のように1,2階といった戸建の場合は重宝するかもしれません。
posted by Boo! at 23:17| 東京 ☀| Comment(2) | 元ラジオ少年のつぶやき | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月21日

当たるも…当たらぬも?

 年賀はがきの当選番号が発表された。皆さんの結果はどうだったでしょうか?

 長年に亘って当選結果に一喜一憂してきた。100枚で3等が2枚当たる確率だ。しかし、なかなか当たらない。我家では妻の分と合わせて毎年300枚以上届く。しかし3,4枚当たるのがやっとだ。今年は少し増えて、6枚だった。1枚しか当たらない年もあった。

 最下位である3等でこんな程度だから、2等以上となったら当たるのが不思議なくらいだ。それでも一度だけ2等に当たった年があった。景品が何だったか忘れたけど、狂喜した(笑)。

 何等であれ、「当たる」というのは嬉しいものだ。幸運を独り占めした感がある。

 以前、宝クジを毎年のように買った時期があった。有り余るほどの金を持っている私だから、一攫千金を狙う必要などない。単に運試しだった…はずだ。しかし、3,000円が一度当たったのが最高で、「こんなものに金を使うのはバカげてる」と悟り、以来パタッとやめた。

 「宝クジ」と言えば義母を思い出す。30年以上も前のことだ。義母が友人と巣鴨のとげぬき地蔵に行った。お年寄りに人気のあるスポットだ。お地蔵さんをタワシで水洗いすると病が治るという御利益があるそうだ。しかし沢山の方がゴシゴシ洗うので磨り減ってしまい、新しく作り直したとか。新しい地蔵ができるまで、地元に住むたぬきさんが地蔵代りに立った。つまり、バンド用語で言うと、トラだ。

 でも、御利益ゼロどころか、却って病が重くなる人が続出し、無残にも捨て置かれた。現在のたぬきさんを彷彿させる出来事だった。

 さて義母たちが商店街を歩いていると、ある場所で列を作っていた。宝クジ売り場だった。それまで買ったこともなかったのに、なんとなく勢いで買ったらしい。しかし、たったの2枚だ(笑)。

 後日興奮した電話がきた。「当たった、当たった!」と喚いていた。宝クジを買ったことなど知らないから、「何が?」と問うた。「宝クジだよ」と叫ぶ。「あ、そう」と余り関心なく反応した。3,000円しか当たったことがない私だ。せいぜい同程度か、良くて10,000円だろうと舐めた。

 「違うよ。もっとだよ」と言う。どうもあり得ないことが起こりつつあった。そして、「百万円当たった」の言葉に、「ヒョエー!」と、今度は私が興奮した。たった2枚で百万円とは…。

 即、私の皮算用が働いた。「百万円の分け前をどうするかだな」と、私が当たった訳でもないのに配分を考えた(笑)。「義母が一番権利があるから、6割の60万円を渡す。残りの40万円は、妻と義妹、それに私と義弟の4人で10万円づつ分ければ、バッチリだ」と、我ながらの高い計算力に感銘した。

 だがいつまで待っても、義母から連絡が来ない。「野郎、逃げやがったな」

 その年は、義父の13回忌法要の予定があった。打合せに行くと、「いつも済まないねえ」と言いながら、白い封筒を差し出した。「この間の宝クジのおすそ分け」と言う。「とうとう10万円だ」とニヤニヤしながら、封筒をさすった。だが、なんか薄い。10万円ならもっと厚いはずだ。

「お父さんの法要でなにかとお金が出て行くから、少しだけど」「イヤイヤ申し訳ないです」と、一応感謝の気持ちを現した。

 後で封筒を開けると、1万円札一枚だった(悲)。妻も当てが外れたのか、「チェ!」と不満顔だった。

「ま、良いんじゃないの」と、むしろ大金に浮かれないしっかりした義母に感心した。でも、せめて3万円は欲しかったなあ(笑)。
posted by Boo! at 22:12| 東京 ☀| Comment(4) | 雑記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする